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消費者論理と供給者論理と【ふしぎなダブスタ】

久々にびっくりした記事を読んだので共有します。

いまどき転載・引用を禁止しているので引用はしません(なぜかTwitterボタンとかを設置しているけど)。ざっくりいえば、規制改革で地方の商店街とか交通機関とかが疲労しているので規制改革は失敗だった。んで、規制緩和に反対する人間を既得権益者と批判するのはいかがなものかということです。

というか、完全に既得権益ですよね。

大型店舗ができて地方の商店街が寂れたのは、消費者が大型店舗のほうに利便性を感じたからです。高速バスに新規参入が増えて路線バスが廃れたのは、消費者には高速バスのほうに利便性を感じたからです。より顧客中心に考え抜いて、より利便性の高いサービスを提供している企業が生き残るというただそれだけのことです。規制を維持し、むりやり市場を歪めて、商店街や路線バスを残す必要はどこにあるのでしょうか。

商店街や路線バスで生計を立てている人はどうなるのか?とかでしょうか。いや、そんなの知らんし。別に日本はカースト制が敷かれているわけでもなく職業選択の自由を保証されているのだから、売れなければ他の商売をすればいいだけです。売れない商売に固辞している人たちを守るのを既得権益と言わずに何というのでしょうか。

あとは商店街に依存している住民にはサービスが低下している!とかでしょうか。それこそ郊外のショッピングセンターに行けばいいし、出かけるのが面倒くさいならオンラインで買えばいい。オンラインが使えないなら引っ越せばいい。変わりたくない人間のために時代を止める必要はありません。

僕は割と不思議なのですが、地方商店街とか農業とか介護とかには儲からないのが悪だといい、携帯事業者には儲かるのが悪だといいます。業界によって、供給者に同情するのか消費者に同情するのかが異なります。どういう考えからこのダブスタは生まれるのでしょうか。業界というより大企業が嫌いなだけかな。

なあなんにしろ、グローバル競争が加速していく中では、デジタルトランスフォーメーション(DX)が待ったなしの状況です。そんななかでは供給者論理は通用しません。

消費者論理 > 供給者論理

を意識して、消費者を優先する仕事をしていきましょう。

神戸国際大学経済学部だと、こんな文章を書くだけで教授になってお金がもらえるのかとちょっとびっくりです。この教授のような消費者を優先する仕事がしたいですね。

おわり。

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