見出し画像

気分転換の大学受験日記5

夏期講習の第一タームが終わった。我ながら単純で人生楽しそうだと思うが「基礎に立ち返って数学の授業を受け、授業後に先生に質問し、復習の時に予習の時解けなかったものが解けるようになる」ということを5日間繰り返しただけで数学への病的なまでの苦手意識が吹き飛んですこし楽しくなってきた。
今考えれば去年の自分には本気を出せばこんなの余裕だという驕りがあったが、まぁ苦手すぎて何か数学を始めるためのきっかけを探していたというのもあるのだろう。できない人間がどんどんできなくなっていく負のループに完全に巻き込まれている。とはいえ去年の自分も完全に放置していたわけではない。自分のレベルに合ったことから始めようと白チャートまでレベルを下げたり、中学のテキストに戻ったりと何度もきっかけを掴もうとしてきたのにうまくいかなかった。問題を解いても苦手意識が消えないという負のループにハマった場合足りないのは演習量でも公式でもなく理論理解であり、それが理解できていない場合自分1人で抜け出すことは不可能だということだ。
まだ夏は始まったばかりだ。京大受験に数学は必須であり、数学が足手纏いなのはどうしようもないがこれを機に他の科目に庇われる科目ではなく他の科目を支えられる科目にしたいものだ。
失敗した先人が何か言葉を残すなら、たとえ超名門校が第一志望で、教師やチューターから志望校に適した講座を指示されても、難しい授業を聞いて手に入るのは理解できないことを言っているという事実で、真面目に聞けば聞くほど苦手意識が強くなる。本当に必要な講座は模試の結果や周囲の勧めではなく日々の学習を基準にすべきという当然のことの徹底して欲しいということだ。


普通に生活費に溶けます