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店も客を選ぶ、選ばれる客とは

こんにちは。ひいろです。
ノートの連投記録が私のニート記録です。

腰が痛い。

今日は論文ではなく、
バイト先できいた接客の話について少し書こうと思います。

実は、論文読むのしんどいから
今回、気休め投稿なのは内緒。

私の自由が丘のバイト先は
個人経営の居酒屋なのですが、
魚やニッチな季節食材などを扱っているため、

毎日メニューが変わるし
しかも、名前を聞いてもわからないメニューばかりです。

バイトの私もわからないときが多々あるので
よく大将にきいています。
ごめんなさい。

魚編の漢字とか、フリガナふればわかりやすいのに、、、
とか思っていたので、
一回聞いてみたことがありました。

しかし、そこには大将なりの
理由があったみたいです。

大将曰く
フリガナをふらなかったり
わざと専門用語で書いているのは

お客さんとの
コミュニケーションをつくるため
だそうです。

聞いた時、すごい納得しました。

同時に、私とのコミュニケーションの方が
倍以上に生まれてしまってるけどねと思いながら。

お客さんから
「これなんですか」と聞かれることで
料理に対して深い関心をもってもらえるとか
理由はいろいろあるみたいですが

一番ミソだなと思ったのは

大将自身が
客を選んでるということです。

そうやって、聞いてくれるお客さんは
食材や料理に対して関心があり

どうして、この時期なのか
この調理法なのか
この食べ方なのかなど

料理に対して
ただ腹を満たすだけの行為でなく

ストーリー性を楽しんでくれる客であるということです。

大将自身
食材や調理法などには
結構こだわっているみたいで

お店のコンセプトとして
料理のストーリーを楽しんでもらうってのがあるんだろうなと感じます。


たしかに、

これはアノ魚のこの部位で
今しか出回らない食材なんですよ、

で、この調理法で
最後こうやって食べると
すごくうまいんですよ!

なんて説明されると
すごいわくわくしませんか?

そうやって、
料理をただ食べるのではなく
嗜める人ってすごい魅力的だと思います。

そういった細部にわたるこだわり
小さな居酒屋の強みだなと実感しました。

もちろん他にもいろいろあるとは思いますが。


実際、そういう会話から
お客の好みを判断して

こんなんありますよ。って
他のメニューも勧めたりしてました。

そしてそれが、しっかり注文される

顧客志向ってこういうことか!
ってひとりで納得でしたね。

客層を絞って
それにあうアプローチをかけるって
本当に効果的なんだと。

足を突っ込んだら
とことんのめりこめる
いい店だなと思います。

魚と味がわかるような
乙な大人になりたい。


この、
店も客を選ぶってのは
自分がお客になったとき意識するべきポイントだと思います。

選ばれるお客は
質の高いサービスを提供されやすい。

しかし難しいのは、
お客側は自分が選ばれているかわからないということです。

お金を払えば飯は食わせてもらえます。

もちろん、何回か通って
他のお客と自分を比べたら
なんとなくわかるかもしれません。

ただ、
どうせなら、初回から選ばれたいし
選ぶ側も第一印象は大事にしているはずです。

最初をしくじったがために
その後をダメにはしたくありませんから。

もちろん、ダメというのは
選ばれたかもしれないチャンスを逃したがために
失ってしまった何かと比較してのダメです。

お店によって
選ぶ基準は様々でしょう。

私のバイト先のように
ストーリー性を楽しめる人であったり
シンプルに来店回数が響く店もあるでしょう

ただ、
メニューに対して深堀りしたり
素直においしいですっていう感想は

どの店でもマイナスにはならないんじゃないかと思います。

おいしいですって言った後に
これは何を使っているんですか
とか話を広げていってもいいかもしれません。

結局コミュニケーションが大事

そして、店側がちりばめている
コミュニケーションの種に気が付ける事
それを拾っていくことで
そのコミュニケーションは円滑に進んでいくと思います。

いいお店との出会いがあるといいな。

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