味気なくて色が薄い

     高校三年生になってからまだ1ヶ月も経ってないのにもう既になんか物足りない。味気ない。目に入るもの 全ての色が褪せている。なんて感じてしまう。

     誘われて入った軽音部だって今年で最後だし、楽しみたいのだけれど、どうしても心の底から楽しめていない気がするのはどうしてなのだろう。部活に情熱が無い訳でもないし進路に困っている訳でも無い。むしろ順調。部活はまぁ多少揉めたりはしたけれども楽しくなくはない。学校生活も何不自由なく過ごせてるし、後ろの席は仲良い奴だし。順風満帆と言っても過言ではない筈だけどなにか、どこか足りていない、欠けている気がする。

     過去に戻りたい。最近そう思うことが多々ある。部活に先輩が居て、それに憧れてた頃とか特に戻りたい。ものすごく戻りたい。あの時は心が喜んで叫びたがってたのに、今は後退りしてしまいそうなほど弱々しい。ネガティブとか病み期とかそういう類のものは自分とは縁がない話だと思ってたのだけれど、意外とそうでも無いらしいということに最近気づいた。ああ、俺って結構弱いんだな。なんて後ろ向きなことを考えたりする時間が増えたから。もちろんそんなこと考えてる時間は無駄だと思ってたし今も思ってる、けれども考えてしまうし悩んでしまう。
なんか解決策とか無いんかコレ、、、

    そういえば、有り難たいことに今年入ってきた新入生が、「先輩、かっこいいです!」とか「好きです」
とか言ってくれる。別に惚気けているわけではないよ?まぁ嬉しいけれども。モテたいからって理由でギターを始めた私にとっては多分ものすごく嬉しいことの筈なのだけれど、実際言われてみるとなんか1歩というか100歩くらい引いてしまう。ギターやってきた8年間かっこいいなんて言われた事なかったのにね。それなのにというかだからこそというか、「好き」って言われても「かっこいい」って言われても「あぁ、はい」としか言えなかった。単に私がコミュ障とか人が苦手とか自己肯定感が低すぎるとかそういうのもあるのかもしれないけれど、、、嬉しい筈なんだよ?喜んでる筈なんだよ?けれども心ぴょんぴょんはしなかったんだよなぁ。なんでだろう。いや、ほんとになんでだよ。

     まぁ、そんなこんなで今の日々に満足出来ていない訳ですよ。味気ないと思うんです。ちゃんと楽しめてる時とか盛り上がってる時とかの通学中とかなんかにふと周りを見たりするとめっちゃ色鮮やかに見えたりするんですよ。一個人の感覚的なものなんですけれどもね。でも最近みたいな退屈とか味気ないとか感じてる時って結構色褪せて見えたりするんです。スマホで撮った加工する前の風景の写真みたいに色が薄いんです。なんか湿ってるんですよね、視界が。高ぶってる時は乾いて見えてめっちゃ綺麗なんですけど、最近そういう景色を見れて無いんです。不満です。パッとしないんです。
はぁ、誰かどうにかしてくれよ、、、
と、他力本願が大好きな私は言ってみます。

余談
     明日高校の校外学習でユニバに行くんですけど、ユニバから帰るために出発する時間が14時半って早すぎません?10時開園だから4時間ちょっとしか遊べないじゃん。まぁ友達とユニバとか行ったことないんでちょっと楽しみなんですけど。
     俺はユニバとディズニーにはターキーレッグを食べるためだけに行くので、というかそれ以外の楽しみ方をあまり知らないので(クソ雑魚三半規管により乗り物大半乗れない)

まぁそれなりに程々に人混みに酔わない程度にターキーレッグを食べて来ます。

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