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世界一流エンジニアの思考法を読んでの感想。

始めに

もう発売されてから結構な時間が経ちますし、
沢山の方がこの本の感想やら色々を書いているので、
二番煎じどころではないんですけど。
それでもこの本読んでとてもよかったな〜と思ったので。
感じたことをつらつらと書いてみたいと思います。

「エキスパートに頼る」を今日速攻で実践して、とてもよかった。

最初の方に、わからないことをエキスパートに聞くのが効率的。
と書いてあって。それって当たり前のことなんですけど、
聞く前にせめてちゃんと自分で調べなきゃ、
とかわからないところをまとめてなきゃ、
とかそういうのをしないといけないと思ってたんですよね。
確かにわからないことを理解するために、
無闇にソースコードを漁ったり、
むっちゃいっぱいあるドキュメントを見るのって大変だな〜
とようやくわかりました。
それで正解に辿り着けるかわからないし。
無駄を省くってこういうことか。
他にも文章は短い方がいいとか書かれてて。
確かに質問を文章で送るより、
速攻でハドルしましょうって言ってくれる方とのやり取りの方が、
すぐに終わってスムーズだったなあとか。
私は質問むっちゃまとめて文章長くなる方なんですけど。
そういうのいらなかったなあって反省しました。

やっぱ技術ブログ書くのって大事なんだな。

つい最近RUNTEQ内でアウトプットLT会というのに参加して、
アウトプットの勧めなんてものをやってきた訳なんですけど。
技術だったり、なんだったりを文章で書くのは、
自分の頭の整理ができるし、記憶力の定着にもなるんだよな、
っていうのがちゃんと書いてあってとても嬉しかったりしました。
後議事録は後からつけるとか、
頭の中で整理する癖をつけるとかはできてないなあって思ったので、
少し意識してみたいなと感じましたね。
後会議はその場で全部決めて終わらせるとか。
あまり準備しないで、その場で理解するとか、
そういうのいいなって思いました。
私は輪読会を年末に企画した時、
その場で読んで貰って発表するスタイルにしたんですけど、
そっちの方が下手に用意して貰うより、
素の意見だったり、感想が貰えそうだなって思いました。
勿論ある程度の準備が必要なこともあるんでしょうけど。
技術ブログと関係ない話になってきている。
取り敢えず今後も続けたいなと感じました。
メモの取り方とかも参考にしたいよね。

自分がなりたいマネージャって、多分アメリカとか外国でのマネージャだ。

最近自分のキャリアを考えてみた記事を書いた際に、
マネジメントがやりたいと書きました。

ただ私は別に人の上に立ちたいとかはあまり思っていませんでした。
むしろリーダーシップとかはないし、
人を引っ張っていける能力は正直微妙で。
どちらかというと、人の悩みや話を聞いたり、
その人を支えていけるような人になりたい。
技術を持って、優秀な人達を支えられるような、
その人達が生き生きと活躍できるようにしたいみたいな。
けどそれマネジメントなのか?
みたいなことを考えていました。
今回この本を読んだ際に、
マネージャの仕事は、
「仕事を楽しいと感じているか?」
「幸せかどうか?」
を確認し、その為に尽力すると記載してあって。
まさに私がやりたいのはこれだ!
と感じました。
別に指示がしたいわけじゃないし、
人を従えたい訳じゃない。
ただその人が困った時や、
何かあった時に支えられるようになりたい。
ただ技術がなさ過ぎると、頼って貰えなさそうだし。
その人の進む道とか示せないので、
ある程度は勉強したい。
きっと技術力はその人達に劣るだろうから、
だからこそ頼りあって仕事していきたいな。
なんて考えていたので、
凄くこれだ!なんて思ってしまいました。
逆にいうと、こういうマネージャが外国では普通なのだったら、
今後こういうマネージャが増えてもおかしくないのかなと思いました。
少し勝手に、私でもなれるかなと思えました。

仕事は楽しくない。そう思い込んでた時期は結局つまらなかったなと思った。だからWebエンジニアになったのか。

新卒で入った会社は、
やっていることは面白く興味があったのですが、
絶望的にブラック企業でした。
残業が当たり前、納期に無理やり終わらせる。
でもかなり遅くまで残業して作成したものが、
結局取引先で使われないで終わったらしいと聞いて。
じゃあ何の為に作ったんだってなって。
仕事はもうお金貰えればいいやってなって、
色々と割り切って転職しました。
次の会社はいい人が多くて、残業も少なくて。
やっていることは最初は楽しかったし、
充実していたけれど。
段々と頭打ちになる技術、
5万超えたら絶対書かされる稟議書、
絶対に印刷される紙の資料とかに効率の悪さを感じてしまって。
この機械のこの液体は、
会社の根幹の生産に関わっているのに、
毎回この書類を通す意味はあるのだろうか。
何より飽きてきたな。
そう思った時に、Webエンジニアのことを知り、
色々あって一年前にWebエンジニアに転職しました。
でもここでもまた自分がやりたいこととかうまくできていない。
仕事が楽しくなくなってしまっている。

文句言っている暇があったら、変わるしかないんだよな。

日本という国は批判が多いし、
何故かソフトに向けられる目は厳しいなと思います。
納期も絶対だし。
バグは許されないし。
少しのミスを皆でこぞって責めるし。
そりゃ確かに良いものが生まれなくなる。
優秀な人も外国に行ってしまう。
でも私は、今後も日本という国から出ないだろうと思います。
日本の文化が好きだから。
1人で暮らしていても、そこまで白い目で見られないから。
外国で働くのは楽しいだろうし、とても良いだろうけれど。
全ての人がそれをできるわけじゃない。
だから、日本で、外国の良いところを真似できる箇所を探すしかない。
自分で何かを変えていくしかない。
まずは自分ができる無駄なことを減らして。
自分だけでは無理なら環境を変えることを考えて。
強い技術を持てば、自分にも裁量が持てるだろうから。
明日からでもできることをやってみたいなと思います。
残業をしないところからかなw

最後に

この本は、
上から目線で一流エンジニアのことを書いているとかじゃなかったので、
とてもすんなり読めました。
本当に上の人にこそ読んで欲しいな〜〜って思ってしまいましたし。
何より今エンジニアとして悩んでる人にも良いのかなって思いました。
本当は本の中に色々な考え方や、勉強になることが書いてあるのですが。
全部書くとネタバレになるので。
気になる方は是非読んでみてください。
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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