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【RIZIN LANDMARK 4感想戦】平本蓮体重超過で値千金大金星!些事も不祥事も勝ち星で塗り替えろ!

*この記事は執筆者の個人的な考えや推測が多く含んでおり、また格闘技関係者から直接話を聞いて執筆したというものではなくただの一格闘技オタクが書いたものであるため間違った情報が書かれている可能性があります。もし間違いやご指摘、誤字脱字があった場合はコメントなどで教えていただけると嬉しいです。
 またこの記事内で選手や格闘技関係者の敬称を省略している場合があります。予めご了承ください。


・はじめに

この記事は11月6日に行われた「RIZIN LANDMARK 4」の感想を書いたものです。
まだ試合を見ていない方は現在販売されているアーカイブが残っているPPVを買ってみて下さい!

また筆者がこの大会について書いた解説記事もありますのでまだご覧になっていない方はそちらも読んでいただけると嬉しいです!


・ナンバーシリーズをここでやらなくても良いRIZINの地力

多分今までのRIZINでしたら大会はやれていないですしコロナ禍以前だとやるにしてもナンバーシリーズだと思うんですよね。
LANDMARKというUFCでいうファイトナイトみたいな大会をこのタイミングで開けることに団体としての実力がついたなと思います。

大会のメンツもナンバーシリーズだとちょっと違和感を覚える感じなのがいい感じに初出場の選手が出やすい環境が整えられたり、ナンバーシリーズで負けた選手の復帰戦をストーリーに絡めてできるので地味に今回の大会でLANDMARKというコンテンツが成立したなと思いました。

こういう別角度の大会があるといいですね。
多分格闘技に明るくない普通のお客さんはRIZINが地元に来た!で盛り上がれますし出る選手もRIZINの名前を借りてチケットを売りさばけますし、ケージで行われるMMAしか認めない!みたいな偏屈な格オタも気にしないで見れますしね。どこぞの惑星さんも喜々としてサイトを動かしていました。

今は亡きTRIGGERの筋であった再生・回帰、発掘・育成、地域活性からくる地方での行いやすいRIZINというスタイルはLANDMARKの名前を使ってコンテンツとして根付きました。今後も定期的に行ってくれると嬉しいです。


・平本蓮大勝利!試合前の些事を吹き飛ばす塩漬け!

今大会は好カードと凡戦が交互になった感じがしますね。
無料公開分の試合が全部完全決着したのが良かったですね。あれで雰囲気に火が付いたと思います。筆者も未完成でも記事を挙げればいつも以上に見てもらえるのでは⁉と思ってやってみましたが試合中にnote開くやつはいませんでしたね。
中村優作vs征矢貴は期待値100点試合100万点みたいなめちゃくちゃ良い試合になりました。個人的今日のファイトボーナス試合です。またアラン”ヒロ”ヤマニハ選手、元谷友貴選手は盤石の強さでしたね。いい感じに下からくる選手の突き上げを跳ね返していっている門番的な立ち位置を確立していますが、やはり元谷選手はそろそろタイトルマッチに絡めてほしいですね。

意外だったのは青井人vs鈴木博昭ですね。正直ここまで動きがある試合になるとは思ってはいませんでした。やはり鈴木選手はレスリングのエッセンスを入れるのが良いと思うんですけどね。ボンサイ柔術を習ってるおかげで組まれても下から身を守ることはできているのですが、組む前に対処が出来たり攻め手を増やすという意味でもMMAでのレスリングの重要性を再確認させられた試合です。

そしてメインですよ。正直ドミネーター選手があそこまで圧倒されて負けるとは考えていた人はほとんどいなかったと思います。
平本選手のあのスタイルはおそらくコナー・マクレガー+イズラエル・アデサニヤのスタイルを自分用にチューンアップした感じでしょう。マクレガー選手はUFC元2階級王者で言わずと知れたUFCの大スターです。平本選手もマイクパフォーマンスをパクったり腕に同じタトゥーを入れたりと信者ぶりを隠していません。

イズラエル・アデサニヤ選手は現UFCミドル級王者でもともとキックボクシングで大活躍していてMMAにチャレンジした選手です。手足も長くうまく自分のキックボクシングスタイルをMMAに落とし込んで頂点へと昇り詰めました。

平本選手のスタイルは基本的にはカウンターですね。前の手を伸ばして距離感や相手の出先をけん制して相手のアクションに対して鋭いカウンターを合わせてプレッシャーをかけていき、徐々に空間全体を支配する感じです。
アデサニヤ選手のスタイルを見てみると共通点がかなりありますので興味のある方は試合をご覧ください!

もうここまで良い勝ちっぷりを見せたら期待されるのは最近いろんな意味で頭痛が治らない頭痛ニキこと朝倉未来選手との大晦日決戦ですね。
朝倉未来選手もこの流れに乗れば大晦日は頭痛がひどくて出ないといっただけで炎上した例の件はうやむやに出来ると思います。約2年ほど平本選手に好き勝手言われていましたのでまさに怪我の功名でしょう。実際勝負論があるのがこの試合が面白くなるポイントです。

そして今大会の何よりの功労者は弥益ドミネーター聡志選手です。
体重超過の件を受け入れてキャリア的にも勝ってもメリット0の相手との試合を受けたことが無ければこの盛り上がりはなかったです。
そしておそらく平本選手の体重超過も2,3か月後には風化するんだと思いますね。格闘技というものがまさに勝ったやつが正しい、勝てば官軍負ければ賊軍の方の元に成り立っていることがよくわかります。
ただそれが格闘技の本質の1つですので見ているこっち側もそれなりの覚悟を持った方がより面白くなるとは思います。具体的には感情移入をしている選手が多ければ多いほど試合前にざわつきは激しいですが試合後の満足感はダンチですので是非お試しください。


・おわりに

おそらく今年のRIZINは残すところ大晦日興行だけとなりました。
こういう話を書くと年の瀬を感じて色々と考えてしまいますが正直今年の大みそか格闘技はヤバさしかないです。行うこと自体が未だ信じられないマッチメイクばっかですので何としても今年の大みそかは予定を開けようと現在からスケジュール調整をするのが吉だと思います。

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