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【RIZIN.37超絶簡単解説】試合に対する読解力とは食材に対する調味料である

*この記事は執筆者の個人的な考えや推測が多く含んでおり、また格闘技関係者から直接話を聞いて執筆したというものではなくただの一格闘技オタクが書いたものであるため間違った情報が書かれている可能性があります。もし間違いやご指摘、誤字脱字があった場合はコメントなどで教えていただけると嬉しいです。
 またこの記事内で選手や格闘技関係者の敬称を省略している場合があります。予めご了承ください。

➀はじめに

この記事は「RIZIN.37」(7月31日14:00開始)の全カードを簡単に解説しようというものです。
女子スーパーアトム級トーナメントを始め下半期のRIZINのストーリーに大きく関わりそうなカード目白押しの大会となっていますので盛り上がっていきましょう!

②YUSHIvs覇留樹

その派手な出で立ちとUFC級の入場で話題になっているYUSHI選手にまさかのライバルが現れました。
こういう色物枠に関しては様々な意見があると思いますがBRAKEING DOWNを見てるとなんかどうでもよくなってきますね。ガチの色物ならAMEBAでアレ見ていたら良い話ですし。

YUSHI選手はもう説明不要ですね。その圧倒的”華”で大会の空気を一気に最高火力まで上げてくれるファイターとしてはある意味超貴重な選手です。
後あまり勝敗というファクターが重要視されないというのもYUSHI選手の特異な一面ですね。

対戦相手である覇留樹選手はYUSHI選手と同じくホスト出身で178㎝とこの階級では大きなリーチと身長が武器です。
ですが如何せん試合映像が見つからないのでどれくらい強いのかという予想は正直できません。この選手をイケると思って連れてきたRIZIN運営の手腕に期待しましょう。

ホストvsホストという新宿歌舞伎町だったら毎夜のごとく行われていそうなこのカードですが、ホストという人を楽しませるプロフェッショナルの魅せ方がとてつもないということはYUSHI選手のあの入場を見れば一目瞭然です。そして今回は相手も同じホストですので、ワンチャンあのレベルの入場が2回見れるというとてつもない事態になりそうですので胸躍らせて待ちましょう。
それでもこの試合に乗れそうにない人は万バズ狙って入場だけでもお手元のスマホで全力で撮ってすぐにTwitterやYouTubeにアップすることをお勧めします。まぁ他人の努力で伸びてく数字を見て自分のみじめさや矮小感を感じない人のみにおススメの楽しみ方ですけどね。


③笠原弘希vs石月祐作

THE MATCHの影響でで一気に盛り上がりを見せているキックボクシング業界ですがその後をけん引するのは意外とSHOOTO BOXING勢かもしれません。

笠原弘希選手はRIZINやTHE MATCHにも参戦している笠原友希選手の兄でありSB史上初の3階級制覇を成し遂げた選手です。
生え抜きのSB戦士らしく通常のキックボクシングのようなパンチでのKOやヒジ打ちでのTKO、さらにジャーマンスープレックスのような多彩な攻撃が最大の魅力です。

対戦相手の石月祐作選手はRISEやKROSS×OVERといった団体を主戦場にしている選手で一歩も引かない激闘スタイルで人気を博しています。

割と両者とも攻めっけのある選手ですのでアグレッシブな試合になりそうですね。石月選手が連敗の状態に対して笠原選手がSBでベルトを獲ったりと上がり調子なのを考えるとマッチメイクの意図が透けて見えると思います。
RISEの60㎏台の選手がTHE MATCHで存在感を示せたことでK-1以外にも一気にここら辺の階級が盛り上がりそうな片鱗を感じています。調子のよいSB勢が勝って勢いを付けられるでしょうか。
でもまぁRIZINのキックボクシングですので大舞台で気合入った両者が結局浮き沈みのない試合をするといういつものオチになるのが想像できて一抹の不安を感じます。


④龍聖vs魁志

今大会もう1つのキックボクシングの試合は注目度が高めというか、龍聖選手ってかなり業界内でも評価されている逸材なんですね。自分はほとんどMMAしか見ない人間なんでカード発表の時の多くの人の驚きでその知名度を知りました。

そんな龍聖選手は現KNOCK OUTフェザー級王者であり破壊力抜群の打撃と図抜けたセンスを感じさせる試合運び、そして大胆不敵なビックマウスが特徴です。

ビックマウス負けしない戦績(10戦10勝7ko)と試合での暴力的な強さから”次世代の那須川天心”とも評されるこれからの栄光が約束されているファイターです。

対戦相手の魁志選手はグローブ空手というボクシンググローブを付けた空手をバックボーンに持っていてそこで培った独特の距離感が最大の武器です。

現在スポーツインストラクターをしながらプロ格闘家活動をしているということですが、今回つかんだ大物喰いのチャンスを生かしてほしいですね。

龍聖選手はここで派手な勝ち方をすれば一気に自分の名前を爆発的に売れそうなんですが相手とのレベルの差が素人ですら透けて見えるので、どう魅せるか龍聖選手の腕が試されますね。
逆に魁志選手はここを喰えば一気にRISEやK-1といったトップ団体とのパイプが作れそうですのでそういう意味でも頑張ってほしいですね。
ただサラリーマンキャラをアピールするなら一般企業に勤めながら活動していると言った方が見栄えが良いと思いますね。格闘家がスポーツ系の会社でインストラクターをしながら試合をする例は公表しないだけで結構多そうだと思ってます。そこが他の兼業ファイターと弥益選手との大きな違いだと思いますね。

現在のRIZINがどこまでキックボクシングに力を入れているかわかりませんが少なくともこの大会のようにさいたまスーパーアリーナでMMAがアツい大会でもキックボクシングの若手を起用するなど、まだまだキックボクシングはRIZINに必要なようです。那須川天心が残した炎の担い手は一体誰になるのでしょうか?


⑤ヴガール・ケラモフvs山本空良

第4試合ですが一気に火力アゲてきましたね。
皆さんもこのめちゃくちゃ熱い試合があまりにも試合順が低めなんじゃないかと感じると思いますが、そこら辺はDropkick運営で有名な試合順評論家でもあるジャン斎藤さんがここら辺についてのnoteを書いていますので興味があったら是非見てみて下さい!

ヴガール・ケラモフ選手はRIZINフェザー級トップ層の1人で強烈なフィジカルとぐんぐん前に出る勢いの良さが特徴の選手です。
前戦の「RIZIN.35」ではPANCRASE暫定バンタム級王者であり外国人選手との試合経験も豊富な中島太一選手と戦い、見事三角締めで一本を獲りその強さが伊達ではないことを証明しました。

対戦相手の山本空良選手は前戦の「RIZIN.36」から中29日というとてつもないショートノーティスでこの試合を受けた若干21歳の俊英です。若さってすごいですね。
元ファイターの山本喧一氏からの英才教育を幼少期から受けていたことで21歳とは思えないほどMMAの完成度が高く、前戦ではレスリングの強いカイル・アグォン選手に組み勝つシーンを見せるなど強さを見せながらも自身ではまだまだこれからの選手と言うなど、ここからの飛躍が楽しみな選手です。

両者ともアグォン選手に勝っているのですがその勝ち方は対照的で、自分から攻撃は仕掛けながらも相手の動きをよく見て対応していき最後には主導権を獲り切る”追い上げ型”の山本選手に対して、好機とみると1ラウンドの序盤から一気呵成に半ば強引に攻撃を叩き込んで主導権を取り切る”先行型”のケラモフ選手と言う風に分けることが出来ます。

こういうマッチメイクでは追い上げ型の日本人選手が先行型の外国人選手に蹂躙されるという昔からの伝統がありますが、山本選手の素質と実力を考えると先行型の究極ともいえるケラモフ選手相手でもワンチャンあると思います。それだけあの若さと資質にはベットする価値があると思います。
ただ経験値や持ってる武器で見ればケラモフ選手が前戦のように圧倒的勝利をする可能性は全然高いと思います。どっちにも勝てる絵が想像できるからこそこのカードが多くの注目を集めているのだと思います。こういうカードが観る側としては結局一番楽しみなんですよねぇ。

RIZIN.37序盤戦で最大の注目カードであろうこの試合ですがこの結果によっては久しく動いていなかったRIZINフェザー級上位層が一気に書き乱れていくと思います。
現在のタイトルマッチ挑戦者は恐らくクレベル・コイケ選手で9月あたりに現チャンピオンの牛久選手とのタイトルマッチが行われ、大晦日に勝った方とメイウェザー終わりの朝倉未来選手とのタイトルマッチという絵をRIZIN運営は描いているでしょうが、そんな絵をぶっ壊すようなとんでもない試合を期待しています。


⑥マルコス・ヨシオ・ソウザvs阿部大治

恐らくRIZINは今年の基軸となるような階級として色々考えていたと思うのですが結局フライ級、ウェルター級、女子アトム級の3つに絞ったんでしょう。しかしフライ級は平良選手のUFC進出とDEEPのGPによって今以上に注力しないと思います。女子アトム級もRIZINでGPをやるためウェルター級はやらないのかなと思ってたら良いカード出すなぁと素直に感嘆です。

マルコス・ヨシオ・ソウザ選手は今をときめくボンサイ柔術の直系の選手であり黒帯を生かした寝技技術はキャリア9勝の内6個の一本勝ちを生み出しています。またマウントキープからのパンチ連打でも勝利があるなどMMAには十分適応していますが、如何せん前戦から約2年半というブランクがあるためそこをどうするかが試合のカギだと思います。

対戦相手の阿部大治選手は現DEEPウェルター級王者で前戦の「RIZIN.34」では国内ウェルター級トップの1人であるストラッサー喜一選手に全局面で勝っての勝利と現在国内ウェルター級では無視できない存在感も持っている選手です。

キックボクシングベースのパンチと柔道の足を刈ってのテイクダウンを織り交ぜたスタイルでUFCまで行っている国内ウェルター級の強者です。

いわゆるストライカーvsグラップラー的な構図のこの一戦ですがリーチとパンチ力に優れた阿部選手がジャブを使って距離感を支配して勝つという個人的予想です。ただマルコス選手は打撃にビビらずに思いっきり接近戦を仕掛けるとができると思います。
その理由は同門のサトシ選手の試合を見ればわかりますが圧倒的な寝技の強さがあるため万が一不利な体勢でグラウンドに行っても組み勝てるため、近距離の打撃の打ち合いにビビらずに勝負できるのだと思います。
1つの要素が強くなると副次的に他の要素も強くなるというMMAらしい方法ですね。

ウェルター級がこれからRIZINでどのような立ち位置になるかはわかりませんが、無差別級を除いての国内で回すことのできる一番重い階級だとおもいますので丁寧に育てていってもらえると観てる側としてはいろいろな階級が観れて嬉しいです。そして欲を言えば中村K太郎選手の試合が観たいです。個人的には国内ウェルター級最強選手だと思っていますので、もしRIZIN関係者さんがこの記事を読んでいたらストラッサー選手との元UFC対決を11月あたりにでもやってもらえたら最高です。


⑦関鉄矢vs中原由喜

この中原選手のようにONEのような他の外国の団体を主戦場にしていた選手が新たな活躍の場所としてRIZINを選ぶようになったことは、良し悪しはともかくIZINが団体として育った結果だと思います。

そんな中原由喜選手は元々アジア最大の格闘技団体であるONE Championshipに所属していた選手であり、バックボーンの柔道を生かした組み力と一発で相手をKO出来るパワーを持っているパンチが強みです。

KOパンチを持ちながらもフルラウンドに行っても試合をあきらめないタフさも持っており正に目を離せない面白い試合をする選手です。

対戦相手の関鉄矢選手は、中原選手の本来の対戦相手である佐々木憂流迦選手が新型コロナウイルスに感染してしまったため代替え選手として参戦しました。なんで関選手かというのはおそらく佐々木選手と関選手のマネージャーが同一人物であるからだと思います。吉本所属の芸人さんがコロナにかかって収録に行けなくなったので代わりの芸人さんを吉本が派遣したイメージです。

RIZINでも2勝1敗と勝ち越しているなど知名度もあり、また殺傷力の高い打撃に前戦の「RIZIN LANDMARK vol.3」では元来の粘り腰に加えて元国体3位の原口選手相手にレスリングの展開でも組み勝つなどその強さを発揮していました。

けっこう直前での対戦相手変更ですが、中原選手としてはどちらかと言えば打ち合ってくれるタイプのストライカーである関選手はむしろやりやすいんじゃないかと思いますね。立ち技もしっかりできながら組みがしつこい佐々木選手は正直倒すのに苦労するタイプだと思いますので、この急な対戦相手変更をむしろ僥倖ととらえて派手な試合が観たいです。
逆に関選手も前戦が不完全燃焼でしたのでRIZIN初参戦の世界レベルの強豪というおあつらえ向きの相手を跳ね返して一気にトップ戦線に食い込めると面白いですね。

フェザー級も今年下半期にかけて一気に動き出しそうな予感がしています。現チャンピオンの牛久選手におそらくタイトルマッチ挑戦を内定しているクレベル選手、メイウェザーとの世紀の一戦を控えている朝倉選手、現在3連敗と少し不調な斎藤選手、今年は試合をコンスタントに行えそうなケラモフ選手と上位層はすでに固まっているのです現状ですがこの下半期で大きく飛躍したファイターがこれに風穴を開けることを期待しています。
現在その筆頭は山本空良選手でしょうね。だからこそ今大会のその一戦が非常に楽しみなわけです。


⑧元谷友貴vs太田忍

プロ戦績だけ見ると40戦vs3戦というミスマッチすぎて普通なら一笑に付すのですが、この試合が互角くらいの見立てになるのはやはりオリンピック銀メダリストという名前のデカさとその強さだからだと改めて感じます。どのオリンピアンにも共通して言えますが一般人より明らかに生物として一段上のステージにいると思うんですよね。

そんな太田忍選手は言わずと知れたリオデジャネイロオリンピックグレコローマンレスリング銀メダリストで特にそのガブリ(相手選手の脇を差したまま膝を付けた状態のこと。)の強さは世界一と称されるほどであり、MMAでも試合を重ねるごとに急速的に適応しているなどその非凡なセンスを感じさせます。

祖根寿麻銭で見せたガブリの攻防。この状態での相手の頭を押さえながらコントロールする技術が卓越している。

現在は名門パラエストラ柏で日々研鑽を積んでいて自身の最大の強みであるガブリからの膝を軸としたファイトスタイルを構築しているはずです。

対戦相手の元谷友貴選手はRIZINでも最初期から現在までコンスタントに出場しているファイターでそれだけでも凄いのですがその強さも健在であり、今日まで日本の軽量級を引っ張ってきたファイターです。
その独創的な極めが代名詞ですが最近では立ち技の強化を行っており、膝蹴りや首相撲といったムエタイ式の打撃をベースに試合開始からアグレッシブに前に出るスタイルへ変化していってます。長く見ているとひとりの選手の変化の瞬間に立ち会えるのが良いですね。

正直試合の相性でいうと太田選手がかなりの不利だと思います。MMA始めたてのレスラーが一番戦ってはいけない相手は下からの極めが強い選手とBRAVEジム代表の宮田和幸氏もおっしゃっていたぐらいにレスラーに下からの極めがあるグラップラーは相性最悪です。自分の安全圏である抑え込んでいる状態から平気で極めてくるため自分の強みを生かせないからです。

ですが現在の太田選手の成長を考えると一筋の光明はないわけではないと思います。だからこそこの試合は太田選手が打撃でどこまで元谷選手にプレッシャーを与えるかという打撃力の有無がカギだと思います。
割と元谷選手は自分から積極的に前に出る選手を苦手傾向に感じていますので元谷選手のテンポを崩すぐらいの打撃ができるかが勝敗に直結しそうです。

現在のバンタム級はGPのおかげで平定してるのですが、2大稼ぎ頭である朝倉海選手と井上直樹選手が両者ともケガをして長期離脱を余儀ない状態ですので実は階級を回すのが結構しんどい状態にあります。
今回の飛び級マッチにはおそらくそんな背景があってだと思いますが、個人的解決策としては扇久保選手と元UFCの強い外国人選手の暫定王座決定戦か堀口選手を大晦日に1回RIZINにあげて扇久保選手とのタイトルマッチをしてほしいですね。


⑨関根”シュレック”秀樹vsスダリオ剛

実は多くのファンがこの試合をかなり求めていたと思います。日本人同士のヘビー級対決でここまで盛り上がるのは、この両者を始めヘビー級に関連する方々の努力あってだと思います。

関根”シュレック”秀樹選手は元警察官で現在はプロレスラーと格闘家の二足の草鞋を履いているファイターです。ボンサイ柔術仕込みの寝技と必殺ジャーマン、そしてどんな劣勢でも最後まであきらめない強い精神力があります。

現在4連勝中と勢いに乗っており今大会では自分の師匠であるマルコス・ヨシオ・ソウザ選手も久しぶりに出場するので気合は十分でしょう。昭和生まれのど根性全開ファイトで会場のボルテージをMAXにしてくれること間違いなしです。

対戦相手のスダリオ剛選手は現在日本のヘビー級を背負って立つ逸材としてデビュー時から多くの注目を浴びてきました。
元相撲取りとは思えないほどのシェイプされた肉体と元来の体の強さから繰り出される殺傷能力の高い打撃が強みです。

打撃の強さもさることながら、組み際の強さや倒されないインナーマッスルの強さなど所々試合中相撲で培った能力を発揮しているのも見どころの1つですね。

このカードは相対的に見るとスダリオ選手に勝っているシビサイ選手に勝っている関根選手という構図から関根選手有利でしょうが、三段論法で語れないのもまた格闘技の魅力です。
関根選手は細かな寝技が最大の強みですが、スダリオ選手がカーフキックなどの蹴りとパンチを混ぜたコンビネーションを行うのだったら正直この試合は一気にスダリオ選手有利に傾くと思います。それくらいスダリオ選手の立ち技と関根選手の立ち技には差があると思うため、この試合は両者がどんなプランで試合に臨むのかが最大の注目ポイントだと思います。

実際どうなのかはわかりませんがスダリオ選手は正直素質だけならUFCレベルだと思います。RIZINで多くの外国人選手と戦って世界での自分の位置を確かめるような試合を見たいです。
まぁ正直こんな御託並べたところで試合中はヘビー級の怪獣同士が行う怪獣大決戦に心躍らせて多少頭バカにして観るくらいがなんだかんだ言って1番良い見方だと個人的には思いますね。


⑩RENAvsアナスタシア・スヴェッキスカ

遂に始まりました女子スーパーアトム級GP。
冗談抜きでこのアトム級という階級はRIZINが世界一だと思いますので今年の大みそかには一つの階級の世界一が決まると思うとワクワクがすごいです。

RENA選手はいまさら説明不要でしょう。というかこのGPに出場する日本人選手はほとんど説明いらずでしょうね。
SHOOTO BOXINGの看板選手として長年戦っておりRIZIN旗揚げとともに電撃MMA移籍を果たしました。SB仕込みの緻密で殺傷力のある打撃は女子選手には珍しいスタンド状態でのKOを量産しています。
その人を引き付ける”華”というものはすさまじく、RIZIN旗揚げ戦でも一番槍を務めド派手な試合で一気に会場のボルテージを上げました。また浜崎選手や伊澤選手といったスターが来るまでこの階級はRENA選手の尽力によってここまで大きくなったといっても過言ではありません。

対戦相手のアナスタシア・スヴェッキスカ選手は現在2戦2勝とまだこれからのファイターですがその経歴はすさまじく2019年IMMAFストロー級優勝者というとてつもない経歴を持っています。
IMMAFというのは世界的なアマチュアMMA団体であり現在UFCで活躍しているムハマッド・モカエフ選手もここを優勝してUFCに挑戦をしています。
その規模は世界120の国と地域が所属しており、その実力もアマチュアと冠しながらも下手なプロファイターより強い選手がしのぎを削っているほどであり、MMAの本場であるUFCでもチェックしているほどです。またアマチュアということで戦績に傷がつかないため多くの実力者がアマチュアファイターとして戦っています。正直5~10年後にはIMMAF出身の選手が世界のMMAを変えるほどの存在感を持つと思います。

そんなIMMAFを優勝したアナスタシア選手はプロ戦績こそ浅いですが優勝に全然食い込むほどの実力は十二分にあると思います。169㎝という高身長とリーチを持ち下からの積極的な寝技が特徴です。

試合展開は両者の間合い設定がどうなるかがカギだと思います。RENA選手もキャリアでここまでリーチ差のある選手とは戦ったことがないでしょうしアナスタシア選手も近距離の打撃の処理が苦手だと思いますので、どれだけ自分の間合いで試合をできるかが勝敗に直結すると思います。RENA選手得意のボディーブローや三日月蹴りといったボディへの攻撃にビビらずにアナスタシア選手が前に出るのなら非常に面白い試合になると思います。

自分のMMAの師匠的存在である浜崎選手が伊澤選手に2度倒されたことでおそらくRENA選手はこのGPに参加を決意したんだと思います。じゃなかったら会見であそこまで口激をしないと思いますが実際筆者はRENA選手が唯一伊澤選手を倒す可能性がある日本人だと考えています。準決勝に伊澤選手と戦って決勝で浜崎選手という同門対決が一ファンとしては観たいです。


⑪浅倉カンナvsパク・シウ

このGPで少なくとも一番ハードな試合をやりそうなのはこのカードだと思います。だからRIZINもこのカードを休憩前というインパクトが必要な場所に置いたんだと思います。
今回の試合順については様々な意見があると思いますが、RIZINは一般的な格闘技団体のように試合順をカードの”格”で選んでるのではなく大会全体の流れを考えて組んでいると考えれば腑に落ちると思いますね。試合順から大会の意図や流れを読み取れるくらい読解力を鍛えれば、より格闘技を楽しめること間違いなしです。

浅倉カンナ選手は2016年からRIZINに参戦している選手で、RIZINの最初の方では入場の際に制服を着ていたのですが現在はもう24歳となり人生の酸いも甘いも経験して精神的に強いファイターへとなりました。
レスリングベースの組み技を最後までアプローチできるスタミナとどんな状況下でもあきらめないメンタルの強さが武器です。ただ強烈な極めやKOパワーがある打撃が無いため追い込まれてからの逆転は難しいファイトスタイルですが、逆に言えば一度つかんだリードは決して話さないタイプと言えます。

対戦相手のパク・シウ選手は元RIZINスーパーアトム級王者で現在ONEアトム級2位のハム・ソヒ選手と同門で現在は日本のKRAZY BEEに拠点を移してます。
バックボーンのテコンドーとキックボクシングを生かした荒々しい打撃と寝かされてもすぐに立ち上がる修正能力の高さが特徴です。また日本のKRAZY BEEに拠点を移して主な練習パートナーがレスリングが強い山本美憂選手になった影響で、以前までの打撃一辺倒のスタイルからタックルを混ぜるよりMMAファイターらしいファイトスタイルになりました。

この試合はお互いの強みがかみ合っていることと両選手しんどいファイトができるスタミナとメンタルを持っているためかなりハードになりそうです。
基本的にMMAでタックルが決まるときは相手が強い打撃を撃ちたくて接近する場合が多いため、ストライカーのパク選手に思ってるより朝倉選手のタックルは決まると思います。しかし朝倉選手のスタンドは前にガンガン出てくるタイプの相手には苦戦する傾向があるのでパク選手の打撃も結構入ると思います。
そして両選手とも立てた作戦を最後まで遂行できるメンタルの強さがあるので、この試合はタックルのアプローチが軸の浅倉選手と打撃を振りながらガンガン出るパク選手という両選手の噛み合いが良くてなおかつ最後まで戦えるスタミナとメンタルがあるハードな試合間違いなしというマッチメイカーなら何が何でも組みたい試合というわけです。

休憩前にこのカードを置くということはRIZIN運営は恐らく「休憩を入れるけどこの2人のカードならどうなっても会場のボルテージは高くなるから、その熱で休憩後の一発目で一気に爆発してほしいなぁ。」という意図があると考えています。
意図通りに行くのか斜め下の決着となって何とも言えない空気になるのかは正に時の運といったところでしょうか。そういう意味ではこの試合は現地で見たほうが面白そうですね。


⑫三浦孝太vsフェリペ”キングハンター”マソーニ

この記事を書いている時に入ってきた情報なのですが三浦選手と日本のK-1で大活躍したレジェンド選手であるブアカーオ選手ともエキシビションマッチがタイで行われるという噂が流れてきました。
三浦選手はどうやらアジア系の女性にモテる顔立ちということは彼のInstagramのフォロワーを見ればわかるのですが、ガセかともかくこういう噂が出るほど人気だとは想像できませんでしたね。

そんな三浦孝太選手は日本の伝説的なサッカー選手である”キングカズ”こと三浦知良選手の次男としてデビュー前から多くの注目を集めました。正直その注目の質はお世辞にも良くはなかったのですが試合でその評価を一変させました。想像以上の動きの良さに観客の心をつかむほどの存在感は何か痺れるモノを感じましたね。

この後彼がどういうファイター人生を歩むのかは現時点では想像できませんが、どの道を行っても主役になるようなそういう星の下に生まれた人間だと筆者はお世辞抜きに思いますね。

対戦相手のフェリペ”キングハンター”マソーニ選手は主にブラジルのローカル団体を拠点に活動しており、オラオラ系のファイターでありながら足関節系の寝技で3つの一本勝利があるなど意外と細やかな寝技も出来るファイターです。

現在最後に試合したのが2019年6月で連敗中と戦績こそ差はありますが三浦選手にも付け入る隙は十分にあると思います。

まぁただこの試合はどこまで行ってもアマチュアを経験していない戦績1戦1勝の選手vsブラジルでもレベルの低いローカル団体でさらにブランクあり連敗中の選手という言語化すると中々どうしてという試合なのは今更でしょう。そりゃあこんな試合が試合順の上の方に来たら扇久保選手も怒号気味の文句をTwitterで言いたくなりますね。

この試合は試合のレベルこそ低いものの先ほど書いた「RIZINは試合順に意図を含ませている」ということを覚えている方ならピンとくると思います。
この試合は休憩明けすぐに行われる試合で前戦にあそこまで会場を沸かせた三浦選手が出場するわけです。つまり休憩で冷静になったお客さんのボルテージをもう一度上げるというある意味メイン級の大役を行わなければいけないわけです。

一度冷めたものにもう一度火をつけることの難しさはある程度人生を生きている方ならその苦労はわかるかと思います。そんな超重要な大役を務める20歳の青年に対して批判ではなく温かいエールを送ってはいかがでしょうか。


⑬ジョニー・ケースvs武田光司

試合がギリギリになくなったり色々な対応がヘンテコなとこがありながら、こういう激熱カードを追加で用意するなどRIZIN運営はDV彼氏並みに浮き沈みが激しいです。付き合っているファンはメンタルがどんどん強くなってそうですね。

ジョニー・ケース選手は元々UFCで4連勝をしていたり参戦はできませんでしたがアメリカでもUFC、Bellatorに次ぐ団体であるPFLからオファーをもらったりと世界的にその実力が高く評価されているファイターです。
KO率の高さやコロナ禍でプロボクシングデビューしていたりと立ち技の印象が強いですが実はバックボーンはレスリングで、相手の組み技アプローチを防ぐディフェンス能力の高さや瞬時にタックルを獲る判断など得意な立ち技以外も非常に強いオールラウンドなファイターです。

対戦相手の武田光司選手は元DEEPのライト級王者で高校時代に5冠を獲ったレスリングがバックボーンです。どんな相手だろうとガンガン前に出るタフネスと打たれ強さが強みですが国際戦での戦績は1勝2敗とあまり良くはありません。おそらく海外の方がジムの方針的にレスリングを強化するスタイルが一般化しているから武田選手の最大の武器であるレスリング力が十全に発揮できないのだと思います。

正直相性は武田選手にとって最悪だと思います。前述しましたが武田選手の最大の強みはレスリングと前に出続けるタフネスなのですが、そこに対してケース選手のテイクダウンディフェンス能力の高さと殺傷力の高い打撃はあまりにも噛み合いが良すぎて一方的にボコボコになる試合になる事すら想像できてしまいます。
特にケース選手の殺傷能力の高さは北岡選手を病院送りにしたりと最早生命が危険なレベルですのでタフさが売りの武田選手ですら心配です。

両者とも復帰戦なのですが武田選手は前戦惜しい試合をして負けたスパイク・カーライル選手よりも実力も相性も悪い相手をぶつけられたわけです。
けどこういう試合が発表されたときに諸手を上げて喜んでいる我々格オタが一番やばいのかもしれませんね。そもそも試合とはいえ殺し合いをしている人間を見て歓声を挙げている時点で救いようはないでしょうがね。


⑭所英男vs神龍誠

44歳と22歳という何なら父と息子くらいの年齢差でもおかしくない2人ですが、こういうカードがハンデが無いフラットな条件で組まれるのは格闘技だけではなくスポーツ全体の良いところと言えると思います。

神龍誠選手は若干22歳ながら現DEEPフライ級王者でありその実力は日本最強クラスです。フィジカルの強さとレスリングテクニックで相手を動かさないで勝ちを獲るというスタイルです。戦績上の強さはありますが決定力不足が引っ掛かっていた選手ではあるものの前戦のDEEPフライ級統一戦である藤田大和戦では変則ニンジャチョークで一本を獲ったり立ち技強化に名門アマチュアボクシング部のある高校で指導を受けるなど弱点補強にもいそしんでいます。

また非常にトラッシュトークが激しく試合前なんてもうバッチバチに相手を煽るのでそういう所にも注目です。

対戦相手の所英男選手はこれが現役67戦目というまさに日本格闘技界のレジェンドの1人です。どのような状態になっても決して止まる事のない寝技と確かなボクシング技術、そして勝率が1%しかないどれだけ分が悪い勝負でもその1%を本番で引き寄せる勝負強さがあります。
またどれだけ有名になってもそれを感じさせないひょうひょうとした佇まいや人当たりの良さなどからファンだけではなくあの那須川天心選手といった多くの業界人からも好かれている人間性の良さも所選手の大きな魅力です。

試合展開は神龍選手がどう所選手の動き回る寝技を自身のレスリングで止められるのかがカギになってくると思います。
ただかなり選手のコンデションに差があるのが試合に影響が出てきそうですね。神龍選手はまだ22歳と若く試合間隔も前戦が約4か月前だったりその実力もUFC目前レベルなどそのコンデションはかなり良いモノであることが予想されます。逆に所選手は現在44歳でハードな試合もキャリアの中で多かったので打たれ強さに関しては一抹の不安があります。
しかし所選手の試合を一回でも見たことある人はわかると思うのですが100回戦っても99回負けるような相手に対してその勝てる1回を最初に持ってくるのが所英男の強さなのです。勝っても負けても魅せる試合が多いため出てくるだけで会場が熱くなるのも所選手の魅力ですね。

正直所選手は引退の2文字がちらついていると思うのですが、階級をフライ級に転向してその初戦でいきなり日本最強クラスを指名して戦うのはファイターという生き物はすごいなぁと改めて思う次第です。
神龍選手も念願のUFCに行くまで余計な黒星がつかずにUFCのスカウトの良いアピールになるような派手な試合が観たいですね。
残りあと少ない所選手の逆境へ挑む姿勢を目に焼き付けましょう。


⑮浜崎朱加vsジェシカ・アギラー

正直この2人がキャリア終盤でこの大舞台で戦うというのは最早大河ドラマなんですよね。女子MMAという競技の一つの歴史の終着点に立ち会えることを純粋に幸せに思います。

浜崎朱加選手は最早説明不要だと思います。培った柔道技によるテイクダウンにボクシング技術、そして師匠の藤井恵さん直伝の極めの強さで長年アトム級世界トップクラスにいる選手です。今回の試合は浜崎選手が培ってきた実績や歴史の重さを理解していた方がより楽しめると思うので予習として井上直樹選手や佐々木憂流迦選手、平本連選手など多くのMMA選手をマネジメントしているシュウ・ヒラタさんの書いた浜崎選手についてのnoteを読んでおくとより楽しめると思うのでおススメです。

対戦相手のジェシカ・アギラー選手は元WSOFストロー級王者でUFCにも参戦したことがあり、過去には現UFCストロー級王者カーラ・エスパルザ選手を倒したこともあるほどの選手です。
メキシコ出身のMMAファイターらしくボクシングとメンタルの強さに極めの強さ、元々1階級上のストロー級の選手ですのでフィジカルの強さも特徴です。

そして当時女子MMA最強の選手であり浜崎選手の師匠でもある藤井恵さんを2回倒している選手でもあります。さらに2011年3月11日に浜崎選手との試合が決まっていたものの東日本大震災で流れてしまったという過去があります。

お互いのやってきたレベルや培ってきた歴史が高いからこそ、こうやってキャリア終盤に大舞台でこの2人が戦うことはちょっとした奇跡のようなめぐり合わせだと思います。ジョシカクを昔から信じ続けていた人には頑張ってきたことが1つの形となるご褒美のようであり自分たちが創ってきた歴史が終わる瞬間という嬉しくも悲しくもある瞬間だと思います。

この格闘大河ドラマがどういう決着を迎えるかはもちろんわかりませんが片やアトム級世界トップのファイター、片やUFCといった世界の頂点を知るファイターなのでつまらん試合にならない事だけは間違いなしでしょう。
個人的には本大会のメインであるこの試合ですがとりあえずティッシュとハンカチの用意だけは忘れないでおこうと思います。


⑯伊澤星花vsラーラ・フォントーラ

今大会を締めくくるのは日本とブラジルの女子MMAの未来を創る若獅子対決です。女性の争いに獅子っていうのは意見があると思いますが両選手とも男子選手顔負けで強いのであまり違和感がないのが現状です。

伊澤星花選手は現RIZINスーパーアトム級王者、現DEEP JEWELSストロー級王者の2冠を保持しており幼少期から行っていた柔道とレスリングがバックボーンです。その強さは現在無敗でいることやキャリアで日本人選手に負けたことが無い浜崎選手に2回も土を付けさせた所からも想像できます。
どこからでもテイクダウンを狙うアグレッシブさにハードなプランをやり切るスタミナが強みです。また非常にフィニッシュに強いこだわりを持っていて前戦ではフィニッシュできなかったという理由で判定時に涙を流していたほどです。このメンタルの強さも伊澤選手のハードな試合をやり切る強みの1つです。

対戦相手のラーラ・フォント-ラ選手はブラジルのローカル団体を拠点に活動しており現在7戦7勝の無敗のファイターです。ブラジリアン柔術創設者のエリオ・グレイシー直系の弟子であるアタイデ・ジュニオール門下でありファイトスタイルもアグレッシブに前に出ながら現代MMAでは珍しい下からの極めを得意にしています。(下の動画の11:55秒からラーラ・フォントーラvsアンディ・ウィンの試合映像です。)

また165㎝というこの階級では大きな身体と相手の打撃を1発もらっても前に出て打ち返す気の強さがあり、これに寝技の強さが噛み合ったことで相手の打撃やテイクダウンを気にせずにどこからでも一本を狙うファイトスタイルになりました。

この試合はどちらがより打撃でプレッシャーをかけられるかがカギだと思います。両選手とも寝技に絶対に自身がありテイクダウンが上手い伊澤選手、リーチが長いラーラ選手のどっちがスタンドでの主導権を握るかが勝敗に直結すると思います。その際に重要なのは打撃の殺傷能力の高さです。

MMAあるあるなのですが寝技のうまいグラップラー同士だとお互いがお互いの寝技にビビって立ち技決着することが多々あります。今回もそういう試合になる可能性は多分にあると思うのですが、あくまでタックルに行くための打撃である伊澤選手とお世辞にも打撃が上手いとは言えないラーラ選手の立ち技だと1発のラッキーパンチで形勢が逆転することも考えられます。
そのために打撃のプレッシャーの掛け合いで押し切った方が自分のリズムで試合を運べるのでこの試合はスタンドの時間をよりうまく使った方がかなり有利だと思いますね。

今回の大会のテーマは個人的には”見る側の読解力”だと思います。試合順やカードに運営やマッチメイカーが込めた意義を多く読み取る読解力さえあれば、少なくとも試合順が出た瞬間に自分で思ったちくちく言葉をすぐにツイートするというSNS社会でのマナーを破る人も少なくなると思います。
まぁ如何せん格オタという生き物の習性を考えるとしょうがない気がしますけどね。格オタという生き物は基本的に非常にピュアな心を持っていて、起こった事象を自身の中で結論づけて拡大解釈するという習性があります。
そりゃあこういうファンが多かったら選手もことあるごとにSNSで匂わせの投稿をしますよね。公園の鳩に餌やった時くらいに注目浴びるので運営に注意されてもやめられないのもしょうがないと思います。

だからこそ多くのファンが”読解力”を持つことで一見非常識なマッチメイクも実は大きな意義があったり、本当に非常識をしているだけだといった様々な事象を適切に読み取りより良い格オタライフを過ごせるんじゃないでしょうか。幸いにも日本の格闘技は”ストーリー”を大事にする文化ですのでこの能力を鍛えるにはうってつけでしょう。
”教養”と”礼節”をも持って試合を観戦することこそが、ファンが選手や関係者にできる最大のリスペクトだと個人的には思います。


⑰おわりに

今回の記事はいかがでしたでしょうか!
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