- 運営しているクリエイター
#小説イタリアルネサンス
【読書】『小説 イタリア・ルネサンス4―再び、ヴェネツィア―』
ルネサンス期のイタリア・ヴェネツィアが舞台。
主人公マルコ・ダンドロは、公職追放の機会を利用して、フィレンツェとローマの旅に出る。そして、公職復帰。
復帰後、マルコは提案する。
これからのヴェネツィアは、勝つことはできなくても負けないことはできる、を目指すしかありません。その手段の一つが、可能なかぎり中立を保持し、可能なかぎり戦争に訴えないことです。
この政策は、英雄的解決を望む人たち
【読書】『小説 イタリア・ルネサンス3―ローマ―』
ルネサンス期ののイタリアが舞台。主人公マルコ・ダンドロは、ヴェネツィア共和国の元老院議員だったのですが、理由あって、公職追放3年。
この機会に・・・・・ということで、フィレンツェを見終わって、次はローマ。
国際都市ローマ。
ヴェネツィアが外国人にとって魅力があるのは、
・経済上の利益
・宗教が違えど、民族が違えど、差別も迫害もしない公正な社会制度
・専制君主の気まぐれで振り回されること
【読書】『小説 イタリア・ルネサンス2―フィレンツェ―』【ケーキの大きさと切り分け方】
ルネサンス期のイタリアが舞台。主人公はヴェネツィア元老院議員マルコ・ダンドロ。
公職追放3年になってしまったので、これを機にフィレンツェを見に行くことにしました。
ところが、滞在中の宿「半月館」の主人が事件に巻き込まれてしまったので、マルコは一肌脱ぐことに。
その話のネタはバラしません。
同じ時代、そして同じイタリアなんだけど、ヴェネツィアとフィレンツェがどうしてこれほど違うのか?
【読書】『小説 イタリア・ルネサンス1ーヴェネツィアー』【武器を交わさない戦い】
ルネッサンス期のイタリア、ヴェネツィア。
主人公マルコ・ダンドロは元老院議員。
10年ぶりに再会する親友、アルヴィーゼ・グリッティは、なぜか「恥じいる乞食」に身をやつしている。
アルヴィーゼは、私生児と言えども、ヴェネツィアの元首の子ども。しかも、コンスタンティノープルで商売に成功しているはずなのに。
「なぜ?」と疑問に思っていたマルコは、ヴェネツィア共和国の政治の中枢、十人委員会(C・