はじめてお金払うタイプのヒーローショーを見てきた話(ウルサマ編) 後編

 長くなりすぎて前後編になったアレの後編です。

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※この記事はNEW GENERATION THE LIVE ウルトラマントリガー編 前期/STAGE1「今を生きる君たちへ超古代の伝説」のネタバレを多分に含みます。観に行こうか迷っている方はこんな駄文読む時間でチケット買ってください本当。ハンパないからマジで。


復活

 ウルトラ反省会の結果、天才科学者でもあるガイアが「会場にいる全員の光を合わせればティガは甦るはずだ!」と宣言しガイアとアグルはその調査のために離脱。

 場面が変わりガイアに変身する高山我夢が登場。調査が終わったらしい。はやくない?????。計算したら会場の全員がウルトラチャージで10秒手を挙げれば生き返るから手を下げるなよとのお達し、分かりやすくて非常に良い。アグルは仲間を呼びに行ったとのこと。

 ここで唐突なタルタル(アブソリュートタルタロス)と楽しい仲間たち。だがすかさず駆けつけたマルゥルのあおりでウルトラチャージを行うと、トリガーのOPが流れティガが復活する!そしてダイナ、ガイア、アグル、グリージョに加えウルトラマンオーブ・スペシウムゼペリオンウルトラマンゼット・アルファエッジも登場し大立ち回りがスタート!

 盛り上がりが最高潮に達したところでマルゥルがみんなも手を叩いて応援しよう!と客席をあおる!そしてマルゥルが手を叩くリズムに合わせてスクリーンで音ゲーが始まってしまったのだ!

 比喩でもなんでもなくタッチ判定と左から右に流れるノートみたいなのが出てきてビビったし、太鼓の達人か龍が如くのカラオケみたいで俺は困惑した。

オーブ「いきますよダイナさん!』

ゼット「ゼロ師匠!観ていてください俺の宇宙拳法!」


 マルゥルくんがずっと手を叩いている中でグリージョのハグでグリージョダークネスが消えたり、全員の光線一斉射でアブソリュートタルタロスが引き連れてきた怪獣たちは一掃されたりしたが、その陰では一人で戦っているウルトラマンの姿があった。


俺はまだ、戦いたい!!

 怪獣に苦戦し劣勢に陥っていたそのウルトラマンの名前はアグル。苦戦するもあきらめないアグルのもとへ相方のガイア、もとい高山我夢から連絡が入る。

我夢「そうだ藤宮、君はまだ戦える。光をつかめ藤宮」

 アグルにエスプレンダーを差し出すガイア。「俺はまだ、戦いたい!!」と吠えるアグル。ガイアから力を受け取り、赤いラインが加わった新しい姿にアグルは変身した。ウルトラマンガイアのエンディングテーマ「Beat on Dream on」が場面を盛り上げる。


マルゥル「アレは!ウルトラマンアグル・スプリームヴァージョン!」

 ウルトラマンアグルに強化形態が用意されるのは22年ぶりのこと、あとスプリームヴァージョンって相方の、ガイアの最強形態なんすよ......(行間に感情を詰め込むオタク)。そんなガイアSVを彷彿とさせるような投げ主体の戦闘スタイルで怪獣を追い詰め、フォトンストリームでトドメを刺す姿に語彙力は死んだ。チケ代もっかい払わせてほしかった。

 

闇と闇

 場面は変わってトリガーとイーヴィルの一騎打ち。だがウルトラ反省会の末に覚悟がキマりまくったトリガーはもはや後れを取らない。それどころかワザと攻撃を食らう余裕をみせイーヴィルを圧倒する。

トリガー「みんなの思いを受け取ったから!ウルトラの光は決して消えはしない!!」

 圧倒され膝をつくイーヴィルのもとにやってくるタルタル、ティガの光への執着を捨てきれないイーヴィルを見限りティガの内からティガの闇、ティガダークを顕現させる。

 もはやこの星に用はない、とタルタルは地球を破壊しに向かう。ティガはトリガーを追わせ自身はティガダークと戦おうとするが、イーヴィルがその間に割って入る。

イーヴィル「勘違いするな、お前を倒すのはこの俺だ。自分の闇に負けるお前など何の価値もない。行け、ここにいても邪魔なだけだ。」

 強火すぎる。「お前と俺、闇が濃いのはどっちかな?」とか「貴様など本当のティガの足元にも及ばん」とか言いながらティガダークを打倒したイーヴィルは「光、か」といって去っていく。いや強火すぎる......。

 場面は変わり、タルタルにティガとトリガーが追いつく。


再びティガになる。

タルタル「思ったより早かったな」

 タルタルの呼びかけでカミーラ、ダーラム、ヒュドラの3巨人の姿がスクリーンに映し出される。復活かと思いきや3巨人は混ざり合わさっていきひときわ大きなバルーン製の着ぐるみが顕現した。

 その名は"ファイブキング"。ティガに登場したゴルザとメルバ、ダイナに登場したレイキュバス、ガイアに登場した超コッヴとガンQが合体した怪獣であり。余談でしかないんだけど筆者が一番好きなウルトラマンギンガSが初出の怪獣である。故に俺のテンションは壊れた。

 ウルトラマン達が一堂に会して立ち向かうが、超でかいファイブキングを前に苦戦を強いられる。そんななか再びマルゥルくんが登場しウルトラチャージするよう会場を煽る。

 俺たちがウルトラチャージする中ティガがゆっくりとステージ中央に歩み寄っていく、満を持してウルトラマンティガのEDテーマ「Brave Love,Tiga」が流れ出し再びグリッターティガが登場した。だが照明でグリッター化を表現した先ほどとは異なり金色のスーツで登場したのだ。え!!!!今日はもう一回ティガになっていいのか!!!!!!!!いっぱいなれ......、おかわりもいいぞ......って感じだった。

 一度のステージでグリッターティガを、それも2通りのグリッターティガを観れてめちゃくちゃ感極まっちゃった.....。ファイブキング相手でさえ互角以上に渡り合って見せるティガ。そして最後に全員で必殺光線を放ち、とうとうファイブキングをも倒す。
 戦いが終わり、グリッター化を説く演出。細かい演出まことに痛み入る。


俺たちの戦いはこれからも続く

 アブソリュートタルタロスとの決着こそついていないが、地球の平和はひとまず守られた。めちゃくちゃいい声の初代ウルトラマンとウルトラマンガイアがめっちゃ高いところに登場した。

  まだ戦いは終わらない。敵が迫っている。ロッソとブルも大変みたい。もしかしてウルサマ2部のこと?来なきゃいけねぇな???

 先輩たちから激励され思いを託されるトリガー。どんな困難が訪れ、闇が心を支配したとしても、人は何度でも、光になれる。トリガーOPをバックに全員でポーズをきめて終了。

 順番に去っていくウルトラマン達の中、ひとり最後まで残されるトリガーに感慨深くなる。これからトリガーが地球を守っていくんやなって感じだ......。
 最後にマルゥルくんが締めの挨拶に現れ、バトルステージは完全に終了。退場するときに出口でマルゥルくんが手を振ってくれてほっこりした。


まとめ

 ヤバ杉田玄白のまた行きたい新書だった。午前中にGロッソ、午後一でウルサマはキャパシティを超えます。

 しかしウルサマ、やばいやばいとは聞いていたけど単純にショーとしての完成度、そしてアクションのレベルの高さに圧倒されました。ウルトラマンが好きな人はもちろん、昔ウルトラマンを観ていたお父さんたちももう一度少年に戻れるような、そんな時間だった......。

 あと帰ってからウルサマ2部の来場者特典みたらウルトラマンビクトリーあってキレたので2部も行きます。

 長くなったけどお付き合いいただきありがとうございましたん!次はWヒーロー夏祭りあたり書くかもしれないです!ではバイバーイ!!

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