#54 1日に1つのことしかできないほど活力がない

次の日が休日だと(大学院生だからはっきりいえばほとんど休日みたいなものではあるが)、授業の復習や準備などの予定を前日に立てる。一日中自由であるからやろうと思えばいろいろなことができるだろう。私の場合は、やるべきことで予定を立てて余った時間は自由にするというかんじにしている。

朝起きる時間を一応決めて、そこから午前中に宿題などを済ませようと思って予定を立てるが、大体想定した起床時間よりも遅く起きてしまう。遅くというのは主に1時間前後である。目覚ましをかければよいのだが休日にわざわざかけるほどでもないなと思いセットしていないせいだ。自然に目が覚めた時間に起床しようという風にするのだが、予定より早くに目が覚めるとまだ時間があると思いもう少し寝るためにまだ起床しないでいる。そうして再び目を開けると軽く1-2時間経過しているという事態が発生する。

起きるのが遅れるとその分予定がずれて午前中に取り組みたかったことが一部午後に回ることになる。そうすると、昼食も30分くらい遅れるというかんじで全部がずれる。これでは1日全部がずれてしまうことになるが、これは途中に予備の時間を取ることで予定のずれを挽回することができ、夕方以降からは予定のずれを気にしなくなるようにしている。

しかしながら、私は生活するうえで何時に何をするかというのがすごく気になってしまう。同じ3時間なのに、午前9時から昼の12時までと夜の8時から11時まででは心持や集中度、余裕度が異なってくる。前者では、朝きちんと起きれて一日の序盤で集中しやすく、3時間が終了すると予定通りにできた達成感や午前中独特の爽快感を得ることができる。一方で後者は、一日の終盤で脳が疲れてはいるが、十分にエンジンがまわっている状況で暗い中のめり込めることがよい点だ。ただ、昼型に比べて少し(悪いことをしているわけではないが)罪悪感のようなものを抱くことがある。

何時というのを気にしなければ、どちらも同じ3時間である。時間の量だけに注目して時間帯を気にすることが無ければもっと有効に時間を利用できる気がするのだが、なかなかそうはいかないというのが現状である。なにより、人間は日光を浴びることで体内時計が働き周期性が刻まれるため、時間帯を気にしないというのは無理があるし、時間帯に注目することの良さも十分にある。

私の中で問題なのが、午前が終了して夕方あたりになると、まだ寝るまで6時間ほどあるのに、まるでもう1日が終了したかのように感じてしまい活動意欲がなくなってしまうことにある。だから、昼前なんかに起床したら、しっかり活動しようと思える時間が3-4時間ほどしかなくなる。

1日に1つのことにしか取り組めないのはそういったことが原因にあると思う。1日を目一杯活動できるエネルギーとやる気があれば、手が付けられることが増えるし、それを1週間や1か月、1年単位で見ていくとその差はますますはっきりと分かれていく。

1日、特に夜の時間を利用したいと思ってから夕食後にnoteを書くようになった。書き始めてからもうすぐ2か月経過しようとしているが、以前に比べると少しは活発になった気がする。特に習慣化すると効果を発揮すると実感した。

そうすると、1日の中で行う習慣を多く持っていた方が1日が、特に休日が充実してくるのだろうか。他にも習慣的な活動がしたくなってきた。

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