「生き延びるための逃走術 腐男子精神科医の妄想メンタル科」のこと
この本を出せたから、私はもう、いつ死んでもいいのです。
『トーキングヘッズ叢書』にかいた、美少年やらに関する漫文をまとめた本を、あの三一書房から出してもらえて。私はもう言うことがないのです。立川談志が「現代落語論」を、柳家つばめが「創作落語論」を、小沢信男先生が「ドキュメント犯罪の主役たち」を出し、中井英夫作品集や夢野久作全集の、三一書房。そんな夢のようなところから、こんなものをまとめていただけるとは。
大きな書店の、片隅に置いてあるところもあるようなので、見つけたらどうぞよろしくお願い致します。
表紙もすごく、凄く素敵だ。プロローグ「折り合いについて」から、第一章「余は如何にして変態となりしか」から、エピローグ「眠たさについて」まで、この本を出せて本当によかったとおもう。コロナ禍でいつだれがどうなるかわからない世の中。私は、この本を出せたから、もうどうなってもよいのです。
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