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「人を動かす」主体的な人材を育成するために 後編

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

「人を動かす」を読み進めていくうちに、
私は、「私の指示通りに動く人材を育成したいわけではなく、
自主的に考え、自ら動く人材を育成していきたいのだ」
と、
自分の思いが変わっていくのに気が付きました。

監督と選手間の信頼関係という、言葉だけの建前ではなく、
やはり本音は選手に慕われたいですし、信頼もされたいです。
私も選手を信頼して、より良い関係を築いていきたいです。

自主的に動く人材を育成していくためには、
まずは自分が変わらなければならない、そんな思いから、
「人に好かれる六原則」として紹介されている項目を
実施していくことにしました。

①誠実な感心を寄せる
②笑顔を忘れない
③名前を覚える
④聞き手にまわる
⑤関心のありかを見抜く
⑥心からほめる

恐らく、誰が聞いても「そりゃそうだ」となるような項目です。
しかし紹介されている具体的な事例を、
自分が直面している課題にどう応用できるのかと
考えながら読み進めると、自分がいかに
当たり前のことができていなかったのを思い知らされました。
私と選手との距離感に問題があったのだと、はっきりと認識できたのです。

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問題がわかれば、後はそれを解決する方法を実践していくだけです。
対話を繰り返し、選手の話に耳を傾けます。
傾聴し、承認し、選手のやりたい方向性、方法論を共有します。

少しづつではありましたが、
チームの目的、目標の歯車の調和が取れ始めました。
同じ目標に向かって動く、強いチームになる基礎ができ始めたのです。

「主体的に取り組む人材を育てる」ことは、今でも私の大きなテーマです。


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