御礼135 最後のお弁当
私のnoteでも度々登場する うちの娘ですが、この春 家を出ました。
「御礼116 巣立ちの春」を書いた 3月8日の頃は、文章にも寂しさが漂っています。
近くならまだしも、飛行機でしか行けないような場所なんだもん...
娘が幼稚園から大学を卒業するまでと、社会人になってからも 20年間 私はお弁当を作り続けました。
サンドイッチの日もありました。
焼きそばやオムライスなども好きでした。
家を出ることが決まってからは「こうやってお弁当を作るのもあとわずかかぁ...」と思って 3枚の写真を撮りました。上記がその3枚の写真です。
私は毎朝 娘を コト(猫)と アキ(犬)と見送っていましたので「お見送りするのもあと数回かぁ...」と思って、手を振る娘の様子を写真やムービーに撮っていました。
この頃の朝はまだ寒く、厚着をしていますね。
娘がいなくなってしまうまで あと何日... なんて、指折り数えては悲しくなっていた頃です。
家の外から娘に撮影してもらったりもしました。
まだ パンジーやビオラが咲いている頃ですね。
でも、実際 娘がいなくなった後は、寂しくって、こんな写真やムービーなんて とてもじゃないけど 見れませんでした。
既に子供が巣立ったという友達に 私の気持ちを話してみると「今は ラインで顔を見ながら話せるし、そんなに寂しくないよ。」とか
「すぐに慣れるよ」とかアドバイスしてくれましたが、
その頃の私は、この寂しさに慣れることなど永遠に無いように感じていました。
息子は娘より先に家を出ているし、私 ひとりぽっちじゃん... なんて思って、悲しくなっていたのです。
ところが、その後すぐに『日暮えむ展』が始まり、忙しくしている内に すっかり慣れたのです。
人間、慣れるもんですね! 自分でもびっくりしています^^
今 子供が巣立って寂しいと思っている人や、これから先 もしも子供が家を出てしまったら寂しいだろうな... と不安に感じている人がいるとしたら
「大丈夫、数ヶ月もすれば慣れるよ!今はラインで顔を見ながら話せるし...」と言ってあげたいです。
そう、私が友達から受けたアドバイスと全く同じです(笑)
漫画を描く、というやりがいのある仕事をさせて頂いているお陰もあると思います。
今週は『新ひぐらし日記』 お陰様で また 人気ランキング 1位になれました。
いつも読んで下さっている皆さん、本当にありがとうございます!
温かいコメントも毎回とても励みになっております。
本日 noteさんからは「うれしいお知らせ」2つも頂戴しました。
合わせて御礼申し上げます。
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「せっかく この世に生まれてきたのだから、1冊でもいいから自分の本を残したい」子供の頃から本好きだった自分の夢をかなえるべく、エッセイ漫画を描いています。よろしくお願い致します。