アメリカdeバスケ4〜留学スタート編〜

ワクワク🎶

早くいきたい〜

これが私の留学する時の気持ちだった。

留学に対する怖さも1つもなかった。早く行って生活して、本場でバスケがしたい、それしか考えていなかった。

出発当日、友達が空港に見送りに来てくれた。泣いている友達もいた。が、私は心ウキウキワクワク🎶 

なんというギャップだ。

飛行機は、小6の時とマジックのキャンプに参加した時の2往復しかしたことがない。今回は1人旅。でも全然怖さはなかった。

ロスの空港に着いたら「和田さん」を探すように言われた。高校バスケ顧問が、知り合いを通じてホストファミリーの所まで連れて行ってくれる人を準備してくれていた。

和田さんは私の名前が書いてあるボードを持って待ち構えてくれていた。ロスで仕事をしている方だった。到着したのは土曜日。休みの日に対応してくれた。挨拶をしてそのまま車でホストファミリーの家に向かった。

ホストファミリーはサンディエゴエリア北側に位置するカールズバッドという所に住んでいた。ロサンゼルス空港から車で2時間半くらいかかる場所だ。

途中、ランチにバーガーキングに立ち寄った。ハンバーガーの大きさとドリンクの大きさにビビったのを思い出した。

あと、高速には車に2人以上乗ってると走れる道がある、ということも教えてもらった。特に平日はロスの通勤・通学渋滞が物凄い為、2人以上(カープール)の車だけが使える道があるとのことだった。渋滞を横目にして走り抜けられる道だ。この日は土曜だったが、せっかくだからと途中カープールに乗って向かった。

それ以外にも、和田さんは車内でロスやアメリカのことをいろいろ教えてくれた。

話をしながら、緊張とワクワクといろんな感情で胸が膨らみ、あっという間に目的地に着いてしまった気がした。

ホストファミリーは、マジックジョンソンサマーキャンプで担当コーチだった、コーチオーグデン(スコット)一家だ。奥さんのリサ、そして息子のチェイスの3人家族で、リサとチェイスとはこの日が初対面。

到着後は、和田さんに通訳してもらいながら話した。

和田さんとも、私はこの日が初対面。

和田さんも私のことを知らないわけだが…


この日を迎えるまでの人と人との繋がりが、私のアメリカ生活を可能にした。


スコットとの再会もとてもうれしかった。キャンプの時と変わらぬ笑顔で歓迎してくれた。

そして息子のチェイスともここで出会った。1週間後のバレンタインデーに1歳になるビッグベイビーだった。めちゃくちゃ可愛いかった。

スコットは高校チームのヘッドコーチをしていて、夜に試合があるとのこと。一緒に観に行くことになった。

話もひと段落して和田さんが帰ってから、家の中を案内してもらい、部屋をもらった。

Help yourself 〜自由にしてね〜

初めて教えてもらったフレーズと共に

私の新生活がスタートした。

つづく…

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