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コンサルに必要なもの(2020/07/09)

こんばんは、いつも拝読ありがとうございます。
今日は、自分の業務で感じたことをまとめて見ようと思います。

いろいろな情報に基づいて意見を述べるコンサルという職業ですが個人的にコンサルの役割とは、「大量の情報をもとに課題を見つけ最も良い解決策を提案すること」だと思います。そのために必要だと思うことは以下5つです。

①読解力・解釈力
まずは、今置かれている状況や今後の市場の行く末などを様々な情報から読み解く必要があります。「これって結局こういうことだよね。」「これと同じだよね。だからこうだよね。」みたいなイメージで帰納法的に共通点を見つけます。あるいは、事例をたくさん持つ先輩方は成功事例を知っているので自分の中の成功パターンに当てはめ演繹的に考える人もいます。スピードでは後者ですが、結構難易度高めな気がします。

②仮説を立てる力
次に今後事業が次に取るべき解決策はなにかという仮説をたてなければなりません。外部環境、内部環境など要因は様々ですが、マクロ的に見てどういう方針で実行していくか一番良い策を考えます。
しかし、これは経験がものを言う世界でもあり読解力・解釈力と同様に経験値が必要だと思います。

③論理的思考力(=構造化する力)
そして、必要なのは仮説を検証するために何を言わなければならないのか、どの情報が必要なのかを考えます。MECEになるように構成するのですが、人によって専門領域が異なるので、聞き手からどこが突っ込まれそうかを客観的に見ることが必要なのです。しかし、これも結構難易度高めです。経験を積む必要があるなと思います。

④ストーリーを資料化する力
最後に、構造化した検証結果を資料にまとめます。ある程度イメージができるまで時間がかかりますが、先人の知恵を借りると早く作成できます。同様のことを言うために作られた資料は必ずあると思うので、参考資料として外資コンサルのスライドを見てみるといいかもしれないです。ちなみに自分が良くみるのはこちらのサイトです↓↓。
https://gaishishukatsu.com/archives/66633

⑤傾聴力
やはり提案は相手がありきのモノです。相手が何を感じ、思っているのかをしっかり聞くことが必要です。「わかっているつもり」が一番危険です。よく自分もやってしまうのですが、本当にわかったのか構造化して理解できているのか、分からない単語・文脈はなかったのかをきちんと整理することが必要です。バカになることが重要。。。。(自分に言い聞かせる。。)

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