雲海 201224
4時に起きれた。
春葉が寝ているうちに描きたい。
幼い頃に母は僕ら兄弟が寝てから縫い物や家計簿をつけていたけど、そういうことだったみたい。
この季節は早起きして少し車を走らせ山に登ると雲海が広がっている。
大阪にいるときは雲海っていうと特別珍しい現象なんだと思っていたけど、岡山に来てそうでもないことを知った。
面白いからよく見に行くんだけど、
まさに天地創造の光景。
天と地の混沌とした世界がそこにある。
そうか、となると世界は毎日毎朝生まれ変わっていることになる。
描き溜めたスケッチと記憶を紡いで雲海を描いた。
月火は休養と通院につかい、
昨日は午前自然保護センターに行った。
ちょっと見ないうちに、植物は姿を変えている。
昨年、森のシルエットのデザインをするのに冬芽をたくさんスケッチしたから、今年は尚更楽しめそう。
ジョウビタキという渡鳥が縄張りを見張りながら忙しそうに飛んでいた。
帰ると両実家から春葉にクリスマスプレゼントが届いていた。今晩枕元に置いて寝よう。まだわからないだろうけど。
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