『アメリカと日本』意外と知らないフリーランスの違い。
こんにちは。ヒグチです。
さて、今回は
アメリカと日本のフリーランスの違いについて書こうと思います。
・キャリアで悩んでいる(転職、副業)
・副業からフリーランスを目指してる
・フリーランスが漠然としていて不安
・フリーランスになりたい
そう思う方は最後まで読んでいただけると
今以上にイメージが湧いてくるかと
【自己紹介】
フリーランス新法とは
フリーランス新法とは、日本におけるフリーランスの働き方や権利を明確にするための法律を指します。この法律は、特にフリーランスとして働く人々の保護を目的としており、契約関係の透明性を促進し、不当な契約条件や報酬の低下を防ぐことを目指しています。
契約の明確化:フリーランスと依頼者との間の契約内容を明示的にし、双方の権利義務を明確にすること。
報酬の保障:報酬支払いに関するルールを定め、不当な遅延や未払いを防ぐ mechanismsを提供する。
相談窓口の設置:フリーランスが抱える問題や相談に応じるための窓口を設け、必要な支援を提供する。
情報提供の促進:フリーランスとしての働き方に関する情報やリソースを提供し、契約内容の適切な理解を促進する。
といったもの
働きやすくとは言いつつも
インボイス同様に賛否あるのが現状で日本国内のことしか目を向けてないと気付けない側面もあり今回はそこも書いていきます。
日本の制度が海外と比較した時にどのような差が生まれているのか皆さんはどう受け取りますか。
アメリカにはフリーランス新法のような制度はあるのか?
アメリカにはフリーランス向けの法律や制度がいくつかありますが、日本のように統一的な「フリーランス新法」はありません。
(フリーランスや独立契約者に関する法律は州ごとに異なる)
つまり、日本よりも自由度が高く働き方も寛容ということですが
フリーランス新法によって今までのフリーランスが会社員的な働き方になりましたね。
安定収入が得られやすくなったと言ってもいいでしょう。
フリーランスで働く場合アメリカと日本の違いとは?
アメリカと日本でフリーランスとして働く際の主な違いはいくつかあり
契約形態:
アメリカ:フリーランスは独自の契約内容を自由に設定できる。
日本:会社との契約が一般的で、条件に制約があることが多い。
税金制度:
アメリカ:自営業者として税金を自分で計算・納付し、予納税が必要。
日本:確定申告が必要だが、税制は比較的単純。
福利厚生:
アメリカ:健康保険などの福利厚生は自分で手配する必要がある。
日本:国民健康保険など自営業者向けの福利厚生が利用可能。
社会的認識:
アメリカ:フリーランスが多様な職種で評価される傾向がある。
日本:フリーランスに対する古い偏見が残っており、不安定な職業と見なされがち。
ネットワークと支援:
アメリカ:支援団体やプラットフォームが充実している。
日本:支援の流れが増えているが、まだ発展途上。
労働環境:
アメリカ:リモートワークが一般化し、働き方が柔軟。
日本:オフィスでの仕事が多く、出社が求められることもある。
アメリカにはフリーランスの権利を守る団体が存在し、福利厚生や法律相談、ビジネス情報、ネットワーキングの機会を提供しています。
また、法的権利や保障に関する情報も支援しています。
フリーランス向けのプラットフォームがいくつか存在し、これらはフリーランサーとクライアントを結びつける役割もしてますね。
具体的には、フリーランサーはサービスを出品し、クライアントがそれを選ぶ形式や、プロジェクトベースで仕事を探せるプラットフォームがあり、短期的なプロジェクトを必要とする企業とフリーランスを結びつける機能も提供しています。
また、高度な専門性を求めるフリーランス向けのマッチングサービスも存在します。
アメリカではフリーランスがなぜ多様な職種で評価されるのか?
アメリカでフリーランスが多様な職種で評価される理由は
柔軟な働き方:アメリカではワークライフバランスが重視され、フリーランスが一般的な働き方と見なされています。
ここが正直日本と比較した際の大きい差ですよね
今でも親に独立したいといったら大体の家庭が反対されるのでは笑企業文化の変化:スタートアップやテクノロジー企業の増加により、特定のスキルを持ったフリーランスが求められるようになっています。
文化と言ってしまえばそれまでですが、日本企業の変化はなく年功序列やなどの社会的な影響も。専門スキルの需要:デジタルマーケティングやプログラミングなど、高い専門知識を持つフリーランスが多いため、企業はプロジェクトごとに適切な人材を雇います。日本は自己投資に反対意見も多いので知識面でも遅れていますね。
オンラインプラットフォームの普及:UpworkやFiverrなどのプラットフォームが発展し、フリーランスを簡単に探し、契約できる環境が整っています。
クリエイティブな視点の受容:フリーランスは新しいアイデアや視点を提供でき、特にクリエイティブ業界では重視されています。
コスト効率:企業はフリーランスを雇うことで固定費を抑え、必要なときに必要な人材を確保できるため、経済的な選択肢となっています。
経済的支援:フリーランスを促進する政策や税制上の優遇措置も存在し、活動の助けとなっています。
これらの要素が組み合わさり、アメリカではフリーランスが多様な職種で評価される文化が形成されています。
20代のフリーランス人口が5%(2023年)ほど
アメリカでは全体でも36%と圧倒的な差が生まれています。
日本で根付かない理由も、人間の原理や原則といった本質的な部分を読み解くだけで見えてくる背景があります。
日本ではなぜフリーランスが根付かないのか?
労働文化にの違いによって終身雇用や年功序列が重視され、安定した職業が好まれるため、フリーランスの選択肢が少ないことが主な理由にはなりますが『何者かに依存し定期的に入ってくるお金を安定』と捉えるのか、『自分が健康であればお金を生み出すこと』を安定と捉えるのか価値観は人それぞれですね。
社会的偏見も大きな問題で、フリーランスは「安定しない」や「責任感がない」と見なされ、評価が低い傾向がありますね。
むしろそれは全くの逆で、フリーランスは自由です。
ただし自由の意味を履き違える方も多いわけですが、自由とはお金や時間があることが自由ではなく『選択肢があることが自由』なわけで選択肢が増えると優柔不断な日本人はストレスを極度に感じるようになります。
完全な自由にはその分責任が伴います。
福利厚生の問題もありますが、これは会社員もフリーランスも大きな差はないのにも関わらず、健康保険や年金を自分で手配する必要があるためリスクと感じる人が多い。
単純に知らないというだけでの偏見ですね。
官僚的な規制も影響しており税制度や労働法が複雑で、手続きが面倒なため独立が難しくなる傾向にあります。
なぜ複雑なのか鋭い人はわかると思いますが、さすが税金大国日本ですね。
義務教育で税金の勉強や、フリーランスのことも一切学ばないのも意図があってのことですからね。
ネットワークの不足として支援や情報交換の機会が少なく、成功のチャンスが限られることも大きな要因です。
ネットには『副業から独立』『誰でも50万稼げます』『スキル身につければ成功』など具体的な誘導されやすいマーケティングも増え自分なりにやろうとする方も多いので負債を抱える人も多くいます。
教育体系としても課題があり、教育が「会社に就職する」ことを強く推奨しているため、フリーランスの選択肢が狭まっているのが日本です。
日本ではフリーランスの文化が育ちにくく選択肢が狭い若者が多いわけですね。
あくまでも人は環境に依存するので、親や同世代が周りで経験していないことは踏み出すのが怖く行動できず可能性を潰す方が多いわけです。
なぜポータブルスキルが重要になってくるのかもわかるかと思います。
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