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変わったことと、変わらないこと。

息子が小学校を卒業。"あっという間"という言葉以外が見つからない早さで過ぎ去った6年間。

入学当初は、体も弱くて細くて小学校生活やっていけるのかしら……?と毎日帰宅するまで心配で心配でしょうがなくて。転校前の小学校は家から2キロの場所にあったので、入学前の春休みに何度リハーサルをしたことか。それなのに一体どんな帰路で何と戦っているのか、帰ってきたその姿は下半身ドロドロのビショビショだったり、血だらけで泣きながら帰ってきたりとそんなことがしょっちゅう。1年生の間は、急な発熱なんかでお呼び出しもよくあったっけ。

小学校3年生の時に長野県から香川県にお引越し。新しい環境+讃岐弁に馴染めなくて、毎晩「長野に帰りたい」とワンワン泣き続けることもあったな。(結果、オンラインゲームから友達作りをしたイマドキスタイル)

それがなんということでしょう。今や身長も体重も軽く追い抜かれ、声もおっさ……ん……声変わりも始まり、心配どころか頼もしいヤツになりました。誰がどう見たってランドセルがもう限界!(笑)何より食べ盛りも食べ盛りで、1日でお米4合とお肉1キロはペロリな我が家。外食に行く前、「ちょっと食べてからいく……?」なんて聞いちゃうくらい。それでも先輩ママたちから、「食費、ピークは今じゃない」と言われ、恐怖に慄く日々。それも嬉しい悲鳴と思ってカーチャンは稼ぎます!(笑)

写真の距離感は違うけど、でっかくなった

とにもかくにも、転校やお友達問題、新型コロナなどなどあげればキリがないほど色々あったけど、「あ〜卒業したくない!」という言葉に全て集約されているんだろうな。実は「転校して良かったんだろうか」と心のどこかでずっとずっと気になっていたので、ちょっとホッとしたのはここだけの話。

これからは中学校。「バドミントン、全国大会目指して頑張る!勉強もやるよ!」という息子の背中はなんだか逞しい。6年前、心配ばかりしていた日々が嘘のよう。

そんな息子も変わらないことがただひとつ。ちょっとおドジなところ!卒業前に学校でまさかの手足骨折という偉業を達成!治してからバドミントンは頑張ろうな!(笑)

ま、変わったことも、変わらないことも、いとをかし。

そんなこんなで新生活スタートに向け準備も佳境。指定のあれやこれやを買い回る。

本当にジャストサイズになるのか!?

とてつもなくぶっかぶかの制服を試着する姿を写しながら、未来を楽しみにさせてくれる余白だなぁと目を細める母でした。

おしまい。

Written by 梶原


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