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東洋医学講座 240

〇火気の生成について

火気の生成についてまとめますと、以下のようになります。

天にありては熱となし
地にありては火となし
人にありては脈となす
臓にありては心となし
色にありては赤となす
音にありては微音となす
声にありては笑となす
変動にありては憂となす
竅にありては舌となす
味になりては苦となす
志にありては喜となす
南方は熱を生ず
熱は火を生ず
火は苦を生ず
心は血を圧出し
血は脾を生ず
心は舌をつかさどり
心は臭をつかさどる
赤色は心気より生ず
汗の液は心より生ず
焦げくさき臭は心より生ず
心は音をつかさどる
心は火に象り夏に旺す
その脈は洪大
外候は舌
神(生気)を臓して血を養う
手の少陰心経は小腸と合す
小腸は腑にして表を司り、大陽経なり
心は君主の官(相火と相対しての君主、臓は一国一城の君主)
心は人体においては天の陽気、これを腎気に応じて、生理を行う

・君火=恒温をつくっている火熱
・相火=一時的生理・病理温(運動熱・食事・笑い・感激・風・チフスなど)

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