「ミルク=牛乳」って概念は間違いだったのかもしれない?
ロサンゼルスを拠点に活動する映像制作会社、
ハイボル.でインターンをしているERIです。こんにちは!
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アメリカのスーパーに行くと、何だこれはー!と思うことがあります。
それはミルクの種類の多さ。
カフェに行った時にも感じます。
日本だと、牛乳か豆乳くらいしか選べなかった気がします。
アメリカには、日本の倍以上にチョイスがあります。
というか、ミルクのことを牛乳と言うと間違いかもですね。
まず「牛」って入っている時点で。笑
日本にいた時の私は、ミルクと言えば牛乳!という考えでした。
アーモンドミルクというものも少しづつ出回っていましたが、
なんだろーって感じで、気にも留めていませんでした。笑
コーヒーや紅茶に合うのはやっぱり牛乳!そんな感じ。
日本人って牛乳を飲んで育ってますからね。
「いっぱい牛乳を飲めば背が伸びるよ」って言われてきました。
給食にだって牛乳が出るので、毎日飲んでいました。
(和食のおかず、ご飯、麺に牛乳って…ちょっと気持ち悪いですね…。
今ではちょっと考えられません!何で子供の頃はそれが平気だったのか不思議でなりません!笑 ただ牛乳に入れるコーヒー?チョコレートシロップ?みたいなのが出た日には、ラッキーな1日って感じで最高に嬉しかったですね!(単純!笑))
それはさておき、アメリカのスーパーのミルクコーナーは広い!
牛乳だけでも、普通の牛乳・低脂肪・無脂肪・ハーフアンドハーフ・クリーマーなんてありますが、それに加えて、ソイミルク・アーモンドミルク・オーツミルク ・ヘンプミルクココナッツミルク・ライスミルク・ピーミルク…まだまだあります。
本当にチョイスがありすぎる!!
何からでもミルクって出来ちゃうのかな?なんて思っちゃう。
そんなに普段からミルクを飲まないくせに、
ちょっと味が気になって、スーパーで買ったり、カフェで牛乳を変更してみたりと、ちょこちょこ新しいミルクに挑戦しています!笑
ちなみに、牛かヤギのミルク以外は、だいたい植物性。
健康志向の高く、ヴィーガンも多いので、アメリカだなーって感じ。
オーツミルク ?ヘンプミルク?ってちょっと馴染みないですよね。
ちょこちょこ飲んでいるくせに、何がどう違うのか、
そしてそれを飲むことによって何が良いのか悪いのか…
なーんにも知らなかったので、ちょっと調べてみました!
でもあまりにも種類が多すぎるので…
日本では聞いたことも見たこともなかった「オーツミルク」、「ヘンプミルク」、「ピーミルク」の3種類をご紹介しますね!
1. オーツミルク
こちらは、オーツ麦から出来たミルク。
そうです!オーツミールのあの粒です!そして、オートミールと同様にオートミルク にもこんな良いことがあるそう。
1. 脂質が少ない
2. 食物繊維がたっぷり
これを聞いただけで、飛びつきたくなるくらい「女性に優しいミルク」ですね!個人的な感想としては、牛乳に引けを取らない程こってり&クリーミーなので、物足りない感じもないです。
更に最近オーツミルクが注目されているのには、別の理由もあります。
それは、「環境に優しい」ということ。
なんと、牛乳に比べると、ミルクを作る過程で、80%も温室効果ガスを減らせるらしいのです。確かに、牛さんたちはメタンガスをたくさん出すと聞いたことはあります。(でも、牛は何も悪くないですよ!)
環境に優しい上に、美味しくて良いこといっぱいなら、
別に牛乳を飲まなくてもいいなぁなんて思ってしまいます。
ただ一つ懸念点が。それは炭水化物が多いこと!!
そりゃそうですよね。麦ですから。
ビールだって飲みすぎたら、ビール腹になっちゃいますからね。
ヘルシーなイメージのオーツミルクで
お腹出しちゃったら元も子もないです。それと飲み方にコツあり!!
美味しい部分は沈殿しているので、
飲む前にシャカシャカ振らないとダメです。
上澄みだけ飲むことになってしまいます…。要注意です!
2. ヘンプミルク
こちらは麻の実から出来たミルク。
ヘンプって聞くと馴染みがないと思いますが、
麻の実って実は日本でも身近な食品です。
七味に入っている黒いちっちゃいツブツブです。
あれだけって食べたことがないので、味あるのかなって感じですよね。
ということで、よく分からないヘンプさんですが、
調べてみるとやっぱり良い栄養素を含んでおりました。
1. 鉄分や亜鉛などのミネラル分が豊富
2. 良質な脂質も豊富
3. 完全なタンパク質
いいじゃないですかー。鉄分って摂りにくいイメージなので、
飲むだけで補充されれば最高ですね。
でも、やっぱりこちらも注意点があります。
脂質とタンパク質が多めなので、こちらも飲み過ぎ注意です。
なんでも、腹八分目がいいんですね!
まだヘンプミルクは飲んだことがないので、
身体に良いのであれば試してみたいと思います!
昔、一人暮らしを始めるって時に、親戚のおじさんに「体は食べたもので作られるんだから、ちゃんと良いものを食べないとダメだよ」と言われたことがあります。自分の食生活、見直さないとダメだなーっと
ふとそのおじさんの言葉を今思い出してしまいました。笑
3. ピーミルク
こちらは、豆から出来ているミルク。
豆乳も豆ですが、こちらはえんどう豆。
このミルクにも良い点がいっぱい。
1. 完全にアレルギーフリー
2. カルシウムを摂取出来る(牛乳の約1.5倍)
3. 良い脂質がたくさん
素晴らしいではないですか。
そして、味は結構スッキリしています。
私の個人的な感想としては、豆乳よりもさっぱりしていて、こっちのが好み。あと、何に混ぜても「ピーミルクここだよー」って主張してこないのが良いなぁと。
きっと好きだったのでしょう。何本かリピートしました。
でも、そのあと買っていないなぁ。なんでだろう?笑
飽きっぽい私は、おそらく別のミルクに目移りしたのでしょう。笑
余談になりますが、このピーミルクのパイオニア的な会社が、
実はここカリフォルニアにあるんです。
その名も「Ripple Foods(リップル社)」。
私が買ったのもここの会社のものでした。
デザインも可愛らしい。
どんな人が作ったのか?
「世界を助けること、地球をヘルシーに保つこと」を信念に会社を立ち上げたのは2人の男性。創設者は、スタンフォード大学出身のAdamさんとMIT出身のNeilさん。
Adamさんは、Methodというクリーニング製品を作っている会社を最初に立ち上げたそう。アメリカでは、スーパーでもドラッグストアでもここの商品を見かけます。
Neilさんは、製薬会社に勤めてマラリアに効く薬の製造の研究をしていたそう。あの、Google CEOのビルゲイツが資金を出資していたとか。
その後、サステイナブルの食品を作る会社へ転職。
サステイナブルな食品への興味が高まり、このミルクを作ることに。
お友達だったAdamさんに声をかけたことでこの「ripple」が完成!
全く違うバックグラウンドを持つ高学歴の2人が、力を合わせて作ったモノが「ミルク」というのが、何だか面白い。
ヨガとかをやって「自然が一番」みたいな女性が作ったのかな、と思っていた私の勝手な予想は見事に裏切られた。
Rippleとは「細波(さざなみ)」という意味。波のように、小さなステップから大きなステップへとサステイナブルが広まって欲しいという願いが込められているそう。
商品ボトルも100%再生リサイクルボトルを使用しているらしい。
モノには一つ一つ違うストーリーがあるのだなーっと、興味深い。気づいてないだけで、私たちの周りにはたくさんの「へー、面白いな」で溢れかえっているのかもしれない。そして、人生はただの一本道ではないのですね、科学者の人が「食品」の分野に転向することもある…それが次の人生の展開へ繋がってく…なるほど。
と、話が脱線してしまいましたが。
他のミルクも飲んでみたら、是非ご紹介したいなぁと思っています。
オフィスでもミルクの飲み比べがしたいねと話しています。
「お!このミルク美味しいから、次からこれにしよう!」となるのか、
はたまた「やっぱりなんだかんだ牛乳が一番!」となるのか。
飲み比べをしたら、感想をお知らせしますね♪
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