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エリザベス2世(資料3)

1993年夏、私は米国のニューヨーク大学へ入学。1年後の1994年夏、私は親からお金を借りて思い切って世界一周の旅に出る。飛行機でイギリスへ飛び、そこからは飛行機を使わずに日本へ一時帰国するというものだ。

旅の工程は、米国→イギリス→フランス→ベルギー→オランダ→ドイツ→チェコ→オーストリア→ハンガリー→ルーマニア→ブルガリア(トランジット)→トルコ→ギリシャ→トルコ→ブルガリア(トランジット)→ルーマニア→ユーゴスラビア→ブルガリア(トランジット)→トルコ→イラン→日本となった。

なぜトルコで行ったり来たりを繰り返しているかと言うと、イランのビザ取得が思ったより時間がかかってしまったからだ。それは、また後で述べるとして、ここでは、イギリスで手に入れたエリザベス女王と王室関連の元首モノを紹介する。この時以外に購入、あるいは贈答されたイギリスの元首モノも一部、ここに登録する。基本は、絵葉書の類のものが多い。

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GM0012:エリザベス女王(絵葉書、1994年)
とりあえず、国家元首である女王の絵葉書はしっかり買っておこうと、適当な土産店で購入したもの。この先、多くの国をめぐるので、肖像画は最小限に抑えようと、英国では絵葉書しか買わなかった。とはいえ、共産主義国家に比べ、先進国の王国はそんなに大きな肖像画をおおっぴらには、売っていない。スペインでは売っていたが、それは今後の話にとっておく。絵葉書は、色々貼り付ける場所を変えたりするので、傷みやすい。この絵葉書は、その第1号とも言えるので、画鋲の跡や傷が30年の年月を物語っている。

GM0013

GM0013:英国王室絵葉書(絵葉書、1994年)
上と同じ理由で購入。英国は、この2枚にしておいた。こうした絵葉書も購入した年代の様子を伝えるので、今見ると中々感慨深い。ダイアナ妃の笑顔が印象的だ。

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GM0014:チャールズ皇太子・ダイアナ妃(記念切手付き封筒、1982年)
私が旅行好きなのは、実は私が帰国子女で、その時、海外旅行や米国内各地を親に連れられ旅行しているからだ。この封筒もその時購入したもの。この”ゼロ”プロパガンダン展において価値のある肖像画が「参加国」に選ばれるには、すべて国家元首または、政治を司る首相でなければならない。これは、私の中の脳内観念的絶対的ルールだ。そういう意味で、この封筒は、2022年までは価値のないものだった。しかし、現在皇太子から王になったことで、この価値は観念的に爆上がりした。しかもダイアナ妃入り💖

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GM0015:チャールズ皇太子・ダイアナ妃(マグカップ、2016年)
この年から、友人のNさんが参加し始め、後に2020年からのオンライントークの担当を毎年していただいている。そのNさんが、初参加の手土産にくださったのが、このマグカップ。マグカップもまた、プロパガンダグッズとして定番の元首モノになる。これはプリントされており、しかもGM0014と同じ理由で、とても価値のあるものとなった。Nさん、ありがとうございます!

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GM0016:エディンバラ公爵フィリップ王配(写真、1995年?)
このコレクションを一番喜んで楽しんでくれていたのは、当時ルームメイトだったOさん。私の元首モノの理解者第1号と言えるのではないか?そんなOさんが、どっから持ってきたのか知らないが、英国の領事館からもらったものとして、これを私に寄贈してくれた。なので、Oさんは、寄贈者第1号でもある。他にもオーストリア皇后や、この”ゼロ”プロパガンダン展が始まってからもルクセンブルク王室マグカップなどを寄贈してくれている。今、気づいたので、これは10周年のどこかで、表彰しなければなるまい。まあエディンバラ公爵は、元首ではないので、元首モノとしては、格は落ちるが初めて手に入れた国のオフィシャルモノと言える。写真が日焼けしている部分とそうでない部分があるのは、その日焼けしていない部分におそらくGM0012が貼られていたからと思われる。

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GM0017:王室カード(カード、1997年くらい)
世界一周の旅から数年後、元首モノをそれなりに一所懸命集めていた頃に購入したものと思われる。1993年版とあるが、購入したのはニュージャージー州の田舎のアンティークショップだったと思う。そこで、売れ残りのこうしたコレクションカードを販売しており、それを購入。同じように湾岸戦争カードというのも同じ店で購入したと思われる。これは、(資料)アサド大統領の項目で改めて紹介する。まだ封を開けていないので、10周年のイベント中に開封しようとたくらんでいる。

その他にも、英国王室グッズは、手に入れているが、それは21世紀に入ってからのものが多いので、また別の資料として書かせていただく。


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