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highlightの7人目の中の人のこと

初めまして。
highlightのスタッフAです。名前はまだない。
よろしくお願いします。



私とライブ(音楽も)

highlightスタッフのnoteもこれで7人目ということになりますが、他のスタッフ陣が音楽を愛する素敵な記事を書いている中、見栄をはっても仕方がないのではっきり言うと、私は音楽にたいして詳しくありません。
音楽一家で育ったわけでもなければ学生時代CD屋さんに通い詰めて聴き漁っていたわけでもなく、バンドマンだったわけでもなく、、、、そんな私が熱を注いだのはライブ、コンサートという”場所”でした。

昔から今まで↓

・3歳〜小学4年生
祖父が突然買ってくれたことがきっかけで、半強制的にピアノを習い始めたのが音楽との最初の関わりでした。全く興味がわかず、7年習ったにも関わらず猫ふんじゃったしか弾けずに辞める。

・小学校〜高校生
テレビの音楽番組から流れてくる音楽を聴き始める。
中学では吹奏楽部に入部。3年間部活に明け暮れる。今思えば、ピアノのように1人で音楽やることに、私は興味がなかったようです。

日々ひたすら様々なコンサートの現場に通い、会場案内、グッズ販売、ケータリング、クロークなど職種問わず働きまくる生活を送る。高校生になってからは軽音楽部に入ったもののバンドは組まずにライブハウスに通う。そして『音楽って素敵!』と音源を漁る、のではなくライブって楽しい!という方向にハマっていく。

・大学生
ライブの現場で働きたいという思いのもと音響スタッフになろうと思い、音響技術専攻のある大学に入学。ライブの現場に少しでも出たくてコンサートスタッフのバイトを始める。

音響スタッフを目指していたはずが、イベント運営全体に関わる仕事が楽しくなってしまう。日々ひたすら様々なコンサートの現場に通い、会場案内、グッズ販売、ケータリング、クロークなど職種問わず働きまくる生活を送る。
大学のゼミの先生に『私は音楽業界に就職するので今のバイトを続けます!なので学校に来なくても良いですか!』と直談判し『いいよ』と言ってもらう。どんな先生だ。
卒論のテーマは
『コンサートはなぜ人を惹きつけるのか。その魅力に迫る。』
音楽が好きということだけではなく、『たくさんの他人と同じ空間を共有する』ことで脳内にホルモンが出て。。。とかなんとかいう卒論を本気で書いて卒業。

・入社のきっかけ
コンサートスタッフのアルバイトとしてUK.PROJECT、特にRX-RECORDSの現場で仕事をすることが多々あった大学時代。
コンサートの仕事にやりがいを感じまくり、卒業後もフリーターになって続けていこうと思っていた矢先にたまたまUK.PROJECTの求人が出て声をかけていただき、とんとん拍子に就職が決まりました。

ライブの現場にばかり心血を注いでいた私ですが、ライブのもっと前、音楽そのものの生まれるところに近づこうと思ったわけでした。
実際、それまでライブが音楽の生まれるところだ!とばかり思っていたのですが、そのもっともっと前、アーティストが生まれて曲が産声をあげるところはここなんだなあと知りました。
そしてレコード会社で面白い人と出会えるかどうか、その人をうまく使っていけるかどうかは、アーティストのその後に大きく影響するんだなと同時に思ったのでした。

それから数年働いた後『そうだ海外暮らししよう』と思い立って離職~渡航。オーストラリアで1年間過ごす。
帆船で船乗りをして、砂漠でバリスタをして、ちょっとだけ旅をして帰国、RX-RECORDSのスタッフとして会社に戻ることになり、今に至る。
今はRX-RECORDS所属バンドの仕事を中心にデザイン、グッズ企画製作、SNS発信、さらにこのhighlight担当と、色々やっています。
ものづくりが好き。最近はAdobe Frescoが楽しい。

好きなもの


◉音楽
昔から今まで


漫画
ウルトラヘヴン
絵でトリップする体験はこの本くらいでしかできないと思います。

にこたま
10年来の付き合いの彼氏が会社の先輩を妊娠させてしまったと言う…そんなところから始まるお話。これだけ聞くと非常にドロドロしていそうですが、大丈夫です。生々しいだけでなく爽やかに、懐かしく、心に刺さるセリフがたくさん詰まった物語です。『あーわかるなあ』って何度もなること請け合いです。

◉映画

フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛をこめて
伝統的な船乗りの歌をロンドンの大手レコード会社からCDリリースするために奔走するレコード会社スタッフと、船乗りたちの物語。
船好きにも音楽好きにも観て欲しい心温まるお話でした。


湯を沸かすほどの熱い愛
『母親』というものを全編通して描く作品。どこまでも強く優しい、でも実は、どこまで行っても『1人の小さな人間』である母親。
誰もが何かしら自分のことを重ね合わせてしまうお話だと思います。きのこ帝国が歌う主題歌も秀逸ですね。


◉旅行

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旅行はいいですね〜。世界を知れば知るほど自分は小さいと思い、でも知れば知るほど今いる場所が大きく感じられることもあります。
知る、できるようになる、行ってみる。その分だけ知らないことできないこと行ったことないことの多さに気づかされます。何も知らなかった頃のほうがある意味では大きくて自由だったのかも。
まちがいなく器は大きくなってるんですけどね。

自由にどこにでもいける日が早く戻ってくることを祈っております。

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◉カフェ
コーヒーが好き。
コーヒーはコミュニケーションを生み出す飲み物ですよね。
1人より2人、2人より3人。誰かに淹れてあげたり淹れてもらったり。
事務所にいらした際には一緒にコーヒー飲みましょう。あ、紅茶もあります。

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まとめると


私と音楽業界との関わりは最初からずっと『何でも屋さん』だなあという気がしています。そしてこのことは私にとって強みでもあり『私は○○です』と言えることがないというコンプレックスでもありました。

まあでも私には肩書きがないけど、目の前にいるバンドに、これから出会うアーティストに楽しく、生きたいように生きてほしいと思うし、その音楽を広げていきたいと思うのです。

ミュージシャンを相手にする人たちって割とそういう人多いのかもしれませんよね。highlightスタッフもしかり。
目の前の音楽のために、ライブのためにやらなきゃいけないこと、必要なことは全て、なんでもかんでもやります。足りないスキルがあれば勉強するし、面白そうなことがあれば全く知らない業界の人に連絡をとって一緒に仕事をしたり。いつもそんな感じです。
みんなが何かしら自分の好きなものを持っていて、紆余曲折いろんな人生を歩んでいて、でも大体の人がその人生の真ん中らへんにドーンと『音楽=仕事』を配置していて。そんな人が集まっているみたいです。

もし少しでも面白いなと思っていただけたら。
あなたの大事な作品を見せてやってもいいかなと思ってもらえたら。
是非ご連絡ください。
…そしてラブコールを送らせてもらったときには、是非優しくしてやってください。寂しがり屋なので。

あなたをお待ちしております。

読んでくれてありがとうございました。


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