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アメリカ最高裁、ロー対ウェイド判決を49年ぶりに覆し中絶の是非を州毎の自治権に差し戻す英断!〜日本のリバタリアンからお祝い。

おめでとうアメリカ🇺🇸🎉

最初の方の過去記事に何度か書いた事があるけれどもリバタリアンの大半は中絶反対&非合法・厳罰化も反対という立場なのでアメリカのリバタリアン達も喜んでいるでしょう👏

中絶反対で非合法・厳罰化にも反対という立場は昔はプロライフ派からも中絶容認派と誤解されて批判を招く立場だったんですが、ここ数年でプロライフ派の認識も大きく変化して理解が広がっていたので内心、すごい変化だと喜んでいました。

でもロー対ウェイド判決が覆って喜ぶのは何故?それはアメリカには中絶云々の問題だけがこの判決の問題ではないからですよ。
国民1人1人の主権、州毎の自治権にも関わる問題。

ディベートではプロライフが圧倒的に優勢でプロチョイスは敗北が決まっていた訳ですが、細部に関して保守派内でも異論があったものの、それも「むしろ反対派が女性が中絶を選択しなくて済むようサポートしなきゃ中絶は減らないから命を守れない。法律で解決できる問題じゃないね。愛が大事だね」と理解が広がったので良かったですね。

え!?メディアはこの判決を悲劇のように悪いニュースとして報道しているのに!?またトンデモ!?

いや、俺は現代日本に珍しいくらい常識的でまともな人だからマイノリティなんだなあと自負しています…悲

てかTwitterで女性の権利がーとか言ってる人の多い事。
日本人が中絶云々を心配しなくても、「日本人ら有色人種はこれまで通り中絶して人口を減らすように!」って背景があるので順調に少子化は進んでいるし心配しなくても絶滅するまで中絶推進されていますよ^ ^

正気を取り戻してほしいです。
中絶容認の女性=生まれた後の幼児を虐待して殺害することすら正当化する毒親女性です。
虐待加害者予備軍でもある自覚をした方がいいです。
よく本当にそれが女性の権利だとか正当化できる行為なのか冷静に見直すことをオススメします。

まあまあまず説明しましょう。

【合衆国民の自生的秩序を否定して州の自治権を否定したロー対ウェード判決】

中絶=殺人、殺人=個人の自由、財産、生命の否定、中絶=殺人=律法違反というのは、もともと反権威主義のプロテスタントとしてイギリスの権力に反乱して独立戦争を勝ち抜いたクリスチャンが建国したアメリカ合衆国の伝統的な道徳観な訳です。

自由主義はイデオロギー上、自然法論に立つ最後の唯一のイデオロギーなので自然法的視点から人定法に対峙する論理を持っている訳で、人が頭で考えた制度よりも、人が自然と培った慣習の方を自然に出来た秩序(自生的秩序)といって慎重な態度を持ちます。
自然法論は唯一、宗教哲学とも根が同じなので信仰の自由など、信仰とも相性が良い訳です。

ロー対ウェイド判決の影響を日本人にわかりやすく理解して貰うには、アメリカ合衆国とあるように政府は世界統一政府で、州は小さな国々でもあると想像してみてください。

州には自治権があって、各々に細部の法律を決める権利があります。
その小さな国の主権を統合しているのが合衆国政府で、アメリカという世界にたくさん国がある中でそれを統一している世界統一政府だと思えば良いです。その統一政府が憲法によって州達を大枠のルールでまとめている訳です。

中絶の賛否合否はもともと州毎の自治権に委ねられ州毎に法律で秩序を維持していました。
なので州の人々は自分達の投票によって中絶が合法だと思うなら合法を主張する候補を、中絶が違法だと思うならそれを主張する候補に投票して自分達の意志で決める権利があった訳です。
その上で中絶は違法だという国民の方が多数派だから中絶を違法という州の方が多い国だった訳で、それは政府云々ではなく州ごとに各々の国民が判断することだったんです。
それを統一政府が憲法解釈を歪めて全ての国で一律に合法だと強制して、州毎の自治権を毀損したのがロー対ウェイド判決な訳です。

なのでアメリカ国民にはロー対ウェイド判決の方が悲劇と捉えている国民の方が多数派な訳ですw

支配されている日本のメディアはそういうところを一切報道しないで共産主義側のプロパガンダに沿ってしか報道しないので、事情を知らない日本国民には暗いニュースとして逆に映っているでしょう。日本のメディアはこのニュースのタイトルもネガティブに作っていますからね。

以来、共産主義者達が中絶は女性の権利とあり得ない恐ろしい事を堂々と声高に刷り込んで回っている訳ですから、クリスチャンのアメリカ国民から見ると彼らのことが恐ろしいナチスに見えるんですよ。ユダヤ人を殺せ→子どもを殺せ、命の選別をする権利だ社会正義だ…。または赤ちゃんを生贄に捧げる為に殺す悪魔崇拝者に見える訳です。

こう説明すると一般的なクリスチャンのアメリカ人の目にどう見えているのかわかりやすいでしょうw

年々、クリスチャンのアメリカ国民は不安を募らせていきました。あぁ、私たちの主権が、伝統的な倫理が脅かされている。

普通に考えたらわかるでしょう?
女性だから子どもを殺していい権利など最初からありません。男性にもありません。
自由、財産、生命は神様が平等に1人1人に与えてくれた普遍的権利、それを近代では自由権、現代では人権と呼ばれ、世界一般的に通じる倫理として普通に認められている倫理な訳です。そのクリスチャンのアメリカ国民には中絶を叫ぶ革新派が殺せ殺せと叫びながら練り歩く暴徒の集団に見えて恐ろしい
訳です。

中絶は女性の権利と叫ぶ革新派に対して個人の権利を脅かしているのはそっちだろうと一般的なアメリカンは思う訳ですよ。

中絶は女性の権利というのは左派の造語で、もともとは優生学者達が有色人種の人口抑制の為に捻り出したマインドコントロールが由来です。
日本でも戦後、クラレンス・ギャンブルがどうの日本人の人口抑制がどうのGHQがどうの、婦女子の思想教育(マインドコントロール)がどうの、計画的に少子化、若い男女の社会的去勢を推進して来た事を過去記事で書いてます。

【世界統一政府があなたの自国の一切を決定、統制することを、国民の1人として良しと思えるか?】

突き詰めるとこういう問題なんです。中央集権、全体主義。
日本にロー対ウェイドの話しで1番大事なここを話す人がいないのが残念です。


何回も言っていますがアメリカのメディアはリベラル(共産主義者)が7割牛耳っていて、日本はそのアメリカの植民地でしかなく主権国家ではないので、日本のメディアはアメリカの支配層の意に沿わない報道が出来ないから、ああやってアメリカの左派のプロパガンダしか垂れ流ししません。
ネットもテレビ以上に統制かかってますから。

俺が推しているロン・ポールもThe Revolutionでこの話に触れていますしね。

ロスバードは違うこと言ってる?
ロスバードは過去記事でも書いたけど
リバタリアンじゃないの。リバタリアンからしたらアナキストなんだけど、アインランド推しのアナキスト界隈でもロスバードは嫌われている訳です。
彼はリバタリアニズムを大衆に訴求する上で妨害の影響しかもたらさなかったし。


アインランド推しのアナキスト達がなんでロスバードと対立するかは俺はアナキズム嫌いなんで知りませんww
普通のリバタリアンは金で他人の自由、財産、生命を売り買いしちゃいけない、そんな社会は悪夢だと理解できるんでアナキャピとは違います。

【愛が大事〜結局、女性当事者にはどう影響するの?】

そりゃ当たり前に中絶しづらくなるでしょう!だから単純に良しと言っている訳ではありません。

頑なだった保守派やプロライフ派に「法律で解決できる事じゃない。中絶を選択しなくて済むように当事者女性に寄り添ってサポートすることで女性が中絶を選択する必要をなくしていく事も大事だ。理屈よりもイエス・キリストが説く愛が勝る」というリバタリアン達も訴求してきた認識が広がっています。

過去記事に書きましたが、中絶はどう足掻いても子殺し、間引きなんですよ。
なので中絶をする女性の事はとても同情はしても中絶自体は人殺しだからそれを行うことにはとても応援できない訳です。

まあ子殺し、間引きなんて古からそれをしちゃう女性がいて、人間だけじゃなく自然界の生き物にも見られるんですよ。

本来、メスの個体にとっても自分の遺伝情報を継いでいる子孫を遺す事は、遺伝子のエゴによってメスにも利己的充足感をもたらすものであり、だから物質的欲望、肉の思いとして肉体に性欲がある訳なんですが、一定の条件下ではメスは子殺しをして、その子を捕食する行動をとります。
まあ生物が得意分野な人はよく知っているでしょう。

自身の生存が脅かされた時、子の生存を防衛できないであろう絶望的な状況、自身の水や食糧などの資源を獲得できない状況…

哺乳類でも子の首を噛んで窒息死させた上で頭からバリバリと噛み砕いて捕食します。
昆虫とかにも見られます。

人間のメスにも見られる行動で、聖書にも見目麗しい女性も食糧難では人目を盗んで自分の子を食べる泥々した本性を持っていると書いています。

これをですね、律法違反だ神様の法に背いたと石を投げて裁いたって解決しない訳です。
クリスチャンならそこをイエス・キリストが何を説いたか思い出さないとおかしい訳です。
仏教徒でもブッダが何を説いたか!

愛ですよ愛!(感動🥹
ブッダは慈悲です慈悲!(感動🥺

先ず、中絶した女性の多くも後ろめたい訳です。
一部には本当に何を殺しても罪悪感がない人格の人もいるので全てではないですが。
女性は後ろめたさを自己弁護して正当化することで自分に自己暗示をかけ自責の念の束縛から逃れようとするので、ここに批判をぶつけると頑なになって聞かなくなるし、開き直りをします。

そうすると中絶は女性の権利など無茶苦茶でとても通用しない言葉すら盾に使って自分を自己防衛しようとする訳です。

だから中絶をした女性に対して、ただ石を投げて裁いたって余計に問題が悪い方に流れていくだけ。

本来、中絶に反対なら中絶に反対する責任として、我々が代わりに子どもを育てるから心配しなくていい、我々がサポートするから代わりにその子を殺さないでくれと、反対しているなら反対する側が提示しないといけない訳です。

それをリスクを負いたくないから「神様の法に背いた!」と口で批判するだけに逃げているんじゃ、反対派も命を守る行動じゃなくて、命を守る事から逃げる行動をとっているよねって事です。

で、キリスト教保守派やプロライフ派は前回、バイデンに投票してこれまでの中絶に反対・禁止するだけの立場を裏切っているので彼らにもこの理屈は広がっています。

そういう大きな変化があったばかりなので、このロー対ウェイドの判決が覆る下地が出来たくらいに世論も変化した訳です。

アメリカでは女性が中絶を選択しなくて済むよう、産科に出入りする女性に声をかけて中絶を止める説得をする代わりに養子縁組をサポートしたり、育児をサポートする慈善団体も年々増えてきているのでネガティブに捉える必要はありません。


リバタリアニズムとしては、そういった胎児の人権が尊重され、自主的なボランティアリズムによって中絶しようか悩む女性が育児を支えて貰える事で1人で悩んで孤立せず、禁止しなくても自然と子殺しが減っていく愛ある社会が理想です。

【日本でも子殺し、間引きは尊属殺人なので通常の殺人より重い罪というのが長らくの慣習です】

キリスト教圏だから〜というのは大嘘です。革新派がそれまでの秩序を破壊して新たに作った大日本帝国ですらしばらくはそうです。

そんな慣習をかなぐり捨てたのは敗戦してアメリカが日本人の宗教を解体し、日本人から信仰心を喪失させ、さらに日本人の人口抑制策として家族計画や中絶していい理由に経済的理由を追加した事、そして貧乏人は子どもを作ると負担になるから中絶すること、婦女子に思想教育(マインドコントロール)を施してまで推進してきました。
アメリカのロックフェラー家なども資金提供し、莫大な資金をかけ、日本人の意思や政治家も買収し、行われたことで、優生学者のクラレンス・ギャンブルが頻繁に名前が出てきます。
これは日本の戦後史、歴史的事実です。
さらに1970年代には将来の少子化を指摘されながら2022年の今日まで至ります。
故意に計画的に日本の今の少子化、若者達の社会的去勢、中絶をする事も何とも思わない命を慈しむ心を喪失した国民達があります。

今では女性の4人に1人が子殺し、間引きの経験があるという事です。子どもの虐待死は母親によるものが過半数なのでそれも加わるとさらに子どもを殺めてしまった女性の割合が多くなります。

それをまともな社会だと思いますか?

中絶をしてしまったからと後ろめたいので他の女性も中絶することを安易に判断を誤らせる風潮を広げて正当化しようとするのはやめましょう。
それよりも誤りを繰り返さない事、繰り返させないよう正しい認識を伝えていくことの方が大事です。
左派の性教育はあなた自身の為にもなりません。彼らの性教育は結局はすべて男性のせいにして子どもは殺せです。
そんな性教育は不要です。教育が命の尊厳を踏みにじることを教えるなら学校自体も不要ですよ。

【強姦による妊娠という極めて特殊事例を一般化して中絶を正当化するとかえって不信を煽って不利になる】

まずアメリカの各州法は大半が何週目以降の中絶を禁止する。なんですよ。
強姦で妊娠した女性〜は問題じゃない法律な訳です。
強姦されて妊娠というケース自体が稀なのに、さらに6週気づかないという事までセットで前提にして「アメリカは強姦されて妊娠した女性も中絶できない!」ってプロパガンダするの悪意がみなぎってませんか?

基本的にこの議論で一般の人々がイメージするのは99%の自由意志で合意の下に行われる性交での妊娠、その中絶の是非なんですよ。

そこに強姦された妊娠の場合という1%あるかないかの超特殊事例を、まるで一般的な妊娠の多数派ケースのように訴求すると、多数派には「なんでこの人達そこまでして胎児を殺す事に執着するのだろう…」と不信を買ってしまう訳です。

さらには左派は普通の男女の合意の下の性交まで男性による強姦とまで言い出す過激派が騒ぐせいで、「結局、左派は妊娠をすべて強姦された望まない妊娠として胎児を虐殺したいだけだ。」と言われても、そんな極端な意見にまで説得力を与えてしまうほど自分達の立場を自分達で狭くしている訳です。

まず一般論で説得力を持たないと人々の支持は得られません。しかし、一般論の部分で左派の理屈は悉く弱くて負け続けるので特殊事例に逃げ込むから、今のアメリカで中絶の議論は左派のプロチョイス側からは影響力が弱いです。

一方でプロライフ側も批判して人を裁く事には熱心だけど、さっぱり中絶の問題を解決する行動をとった事がないし、それで中絶が減った試しがないよね。と、今までの情けない実績を指摘されてしまいます。

そこで人々の注目は「中絶を選択しなくてもいいよう、当事者の女性に寄り添ってサポートすることも大切だよね」っていう第三の意見に集まる訳です。


【中絶を正当化する動機と論理は少数民族を迫害・虐殺する事を正当化する動機と論理と同じ】

功利主義や生命の選別の恐ろしさですね。

例えば、中国には数十もの民族がいながら、なぜ多数派の漢民族はチベットやウイグルには厳しい態度で迫害していたと思う?

最大多数の最大幸福を正義とする功利主義によって、多数派に正当化されたからです。

確かにチベットやウイグルは中国に侵略された。けれども辺境に暮らす他の少数民族も同じです。
なんでチベット、ウイグルばかり?

それは多数派の慣習、秩序を受け入れなかったからです。

ダライ・ラマの自伝を読んだ事があるのでチベット側の視点も理解しています。

なので中国側の動機も調べないと原因がわからないんですね。
だって普段は中国人だって殺人はいけない、盗みはいけないと一般人は普通理解しています。
しかし、その一般人が怒りながらその民族を敵視して集団でリンチしたりする事件を起こした訳です。

侵略を受けて主な資源や価値ある財産は収奪され、それまでの秩序も破壊され、少数民族は貧しくなります。しばらくは逆らわないよう権利も制限されるので、やはり反発せざるを得ない。
そして弾圧される。やがて諦めて大人しくなると、今度は飴を与える訳です。
よしよしそうやって俺達に対立せずに同化してくれりゃ、生活を支えてやるぜ!教育も与えてやらないとな!はい偉大なる毛沢東の思想をこれで勉強してね!

しかし、、いつまでも同化しない民族に対しては「コイツら俺達人民の資金や労力を分け与えてあれこれしてやっても恩を仇で返してきやがる!こんな奴らをこれ以上、養ってやるコストを負担するなんて我慢ならない!他の民族は仲良く共存してるのにコイツらは問題だ!」
となる訳です。

多数派にとってはそんな民族を制裁する、減らすことは多数派にとって正義に変わる。

整理すると①養う資源・資金の負担②将来的な関係のリスクの懸念③権限が強い多数派側の一方的な判断が目立ちます。

中絶も同じです。①養う資源・資金の負担に対する懸念②将来的な子との関係性、周囲の人との関係性の懸念③権限が強い多数派側の父母による一方的な判断。

『多数派による多数派の最大多数の最大幸の為、生命の選別として少数民族も胎児も殺されることを正当化され殺される』訳ですね。

この中絶や虐殺の理屈を否定する論理は宗教以外には自然法、個人主義に立って自由、財産、生命の権利を支持する自由主義しか持っていません。

アメリカにはクリスチャンじゃなくても自由原理主義者は大勢いますから、この問題のディベートではやはりリベラル側もナチストも分が悪くあっさりお前ら共産主義じゃんと畳み込まれます。

【ロスバード達アナキストの論理は破綻していて通用しない】

過去記事に書いたけれども、日本にはリバタリアニズムが普及していないのでリベラルの主張やロスバードの主張を並べている人をしょっちゅう見かけるんですね。
放って置いてもいずれ気づくだろうと放置している訳ですが、日本のリバタリアンの為にロスバードの論理がなんで欧米人の価値観にさえ通用しないか再度書いておきますね。

ロスバード達「女性の肉体の所有者は女性本人であり、女性が望まない胎児は女性の自己所有権から不法侵入として強制退去させる権利がある」

リバタリアン「女性が自らの意志で肉体に自身で胎児を招く選択をしている(性交)以上、不法侵入は成立しない。また女性が自らの肉体に招いた胎児を自ら招いたのに不法侵入だから強制退去を主張して殺す事には合理的、論理的な整合性もなく正当化し得ない。また女性にも男性にも自ら招いた子どもを殺す権利などない。」

あっさりロスバードは倒れました。

ロスバード達「胎児は母胎に依存しなければ生存できない、云わば寄生体であり、自身の肉体の所有権を持つ女性当事者は肉体に寄生する寄生虫を排除しても良いように、胎児を排除する権利がある」

リバタリアン「生まれた後の数年間の赤子や幼児はより親に自身の生存を依存している。胎児が母胎に依存して生存するから寄生虫として殺害することを正当化して容認するなら、それはそのまま生まれたばかりの赤子や幼児を親に依存する寄生虫だからと殺害することも親の権利として容認するに等しい。よって個人の自由、財産、生命の権利を否定することに繋がり容認し得ない。」

あっさりロスバード達は倒れました。

ロスバード「男性に扶養義務など不自由を科すのは」
リバタリアン「当然だ。男性も自分の自由意志で性交して、当たり前の結果で妊娠で子を招いている。自由の選択には自由の結果が伴う。自由意志の選択による自由の結果は自分で負うのが自由の責任、個人の責任である。自由原理において個人の責任の範囲は、蓋然的に予測しうる範囲の結果まで。性交したら妊娠という結果が予測しうる事はローティーンですら知っているよ。それがわからずに自分の自由の責任を果たさない男性の代わりに、関係ない他者から強奪した税金で関係ない他人の金で育児をする事が当たり前にまかり通るような社会だよロスバード君。」

ロスバード達「政府がなければ人類は戦争しない。」
リバタリアン「人類が戦争をするのは政府があるからではなく、貪欲で利己的だからである。政府が個人の人権を侵害するのは人間は貪欲で利己的だから権限が強くなれば他人の権利を脅かし、政府に金を集めれば政府の人間は自らの私腹を肥やす不正を働く。こうして権力は腐敗するのである。人間の貪欲や利己的性質がある以上、個人の徳に委ねても徳治政治は成り立たないから法律を定めて個人の権利を守る術を用いるのである。人間の貪欲や利己的性質がある以上、報酬を払わなければ誰も働いてくれないので賃金が支払われるのである。人間の貪欲や利己的性質がある以上、政府が無くても人類は戦争をする。政府が無くても人類は相手の自由、財産、生存を奪うのである。むしろ抑えるものがなければ人類はどこまでも他者の権利を蔑ろにするので自由が脅かされる」

ロスバード達「他者の権利を侵害しないよう教育によって…」
リバタリアン「教育でみんな他者の権利を侵害しない人格にできるなら既に世の中には警官も刑務所も政府もない。人を殺してはいけない、盗みはいけない、強姦はいけない、耳にした事がない人は先ずいないだろうが、何千年経っても人を殺し、盗み、強姦を働く者がいて、牢屋には他者の権利を侵害して逮捕された人で溢れている。むしろ教育がそういう人間をさらに増やしている事すらある」

ロスバード「あ!」
リバタリアン「いい加減にしろ!」

アメリカの大衆「あの人なに?なんかヤバい事ばかり言っているけど」
リベラル「彼はロスバードという人で、リバタリアニズムって思想を主張している人ですよ。世の中のすべて金で解決できる、政府も要らない、弱者に社会的コストをかけては強者が足を引っ張られて国が弱体化するだとか言っている差別主義者ですよ」
アメリカの大衆「えー!ヤバい人じゃん。リバタリアニズムは私たち一般のアメリカ国民の敵なのね!」
リバタリアン「違います!誤解です!彼はリバタリアンじゃ無くてアナキストです!」
ナチス礼賛の白人至上主義者「ロスバードは正しいことを言っているじゃないか!弱者は淘汰して当然だ!貧乏で民主党を支持して社会福祉にたかるのは白人でも薬中か、どうせ黒人やメキシコから侵入してくる違法移民や中国からくる有色人種だ!政府はユダヤ人に支配されている!俺達が合衆国を守るんだ!」
アメリカの大衆「なんかロスバードとかいうリバタリアニズムってヤバい奴らにも支持されているぞ。あぶねー、関わらないどこう」
リバタリアン「違います!誤解です!」

日本のネット民「リバタリアニズムって面白そう。リバタリアンになろう!誰が有名なんだろう?ロスバード?ロスバードの本を読んでみるか。皆さん僕はリバタリアンって言うアメリカの新しい思想を持ってまーす!ロスバードって有名な人を紹介しますね!」
リバタリアン歴が長くて事情通「げっ!やめろ!ロスバードはアナキストだ!それをリバタリアニズムだと宣伝するのは民主党を支持するリベラルのネガキャンの手口で大衆からの支持を失ってしまう!」

こういう事情がある訳です。
で、それを知らずにロスバードをリバタリアニズムだと広めるとアメリカでそうだったように日本でも「リバタリアニズムって単に金持ちが王様って思想じゃん。」て失望を広げるだけでネガキャンにしかならない訳です。

【何にせよアメリカおめでとう!】

自由の道は愛を学ぶ道。
愛が1番!
俺はあなた方が信じる自由主義からそう学んだし、聖書からイエス・キリストの説く神の愛、律法は人が人を裁く為ではなく人を破滅から守る神の愛、律法を守ることは神を愛すること、自身の罪を自覚するなら他の罪人に石を投げるな、色んなことを学んだし共感する。
だからいい加減に中絶した女性に石を投げるのもやめて許し愛する事も大事だと思うよwww
ただ石を投げて裁いても中絶は減らないし、イエス・キリストの言葉がヒントだと思うよ。

俺が結婚相手に選んだのは離婚して3人の子どもがいるシングルマザーだし、入籍前日に「実は風俗で働いてて」なんて、明らかに確信犯だった暴れ馬みたいな女ですよ。
どのみちそういう縁は神様が結びつけるという考えなのでそのまま入籍したし、実際めちゃくちゃだった。

「かの赤兎馬は関羽や呂布のような男しか乗りこなせない暴れ馬でもあったそうだし。前夫達が乗りこなせなかった暴れ馬を乗りこなせば俺が優れた男だと証明にもなるな。よし奴は赤兎馬だ。偉大な哲学者も悪妻を娶れと言っていたし、知恵もつくだろう」という姿勢で粘り強く付き合ってきたけど、なるようになるものですよ。

子どもがいるからイケメンで年収が高めの年下の男性と結婚出来ない訳ではなく、見方、考え方は人それぞれな事、何より愛が1番ですよ。

まあジーザスには敵いませんけどね。








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