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スタッフの気づきを深掘りして気づいたこと

店舗スタッフから提案がありました。
提案内容はさておき、考えたことがないアイディアだったので、時間をとって深掘りしました。
そこで私自身も提案する際に意識した方がよさそうと感じたので記事にします。


「待ち時間の掲示をなくしませんか?」

正直、驚きました。
当薬局では、受付に現在の待ち時間を掲示しています。
掲示している時間を目安に、薬局で待つか一時外出するかを判断しやすくしています。
薬局の利点としては、受付時に待ち時間を聞かれることが多く、待ち時間の確認で時間がかかることがありました。
患者さんにもスタッフの業務効率にも良しの取り組みです。

提案の理由は、掲示している時間と実際の時間がズレることがあって、実際の時間が掲示時間を超えることが気になっているからでした。
このようなことが起きているなら無くしてしまいたい、と考えに至っていました。


スタッフと、一つ一つ整理しました。

起きている問題は何か
導入理由は何か
導入したことで得られたメリットはあるのか
運用していて、デメリットはあるのか
実際、受付に立っている人たちが感じていることはあるのか
メリットとデメリットを考えも、掲示をなくすべきか
その方法以外に解決策はないのか

結論、他の解決策を模索することにしました。
他のスタッフの意見も聞きいて、じっくり考えたいと話してくれました。

取り急ぎ、掲示時間と実際の時間が乖離していることは問題なので、
全スタッフで時間の意識を上げることとしました。


話していて感じたこと

今回、問題と解決策を整理するにあたり、
「掲示時間と実際の時間がズレているから、待ち時間の掲示は無くした方がいい」
という発想になっていることに気づきました。

私自身も、手詰まりになったときは同じ状況になっているとはずです。
そんなときこそ、理想と現状の差は何か、現状の手段をしている理由はあるのか、を考える必要があると感じました。

客観的に状況を把握するためにも、人に相談することも必要ですね。

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