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体型のトレンド

無性に洋服が欲しくなって、スマホでネットサーフィンしながら色んな洋服
を見ていた時のこと。ああ、洋服がいっぱいある。溢れかえってる。あれもいいね、これもいい、欲しい、かわいい、買いたい、と思ってもネットサーフィン時の情報収集はとても慎重。ネットサーフィン迷子。しかもインターナショナルに見れちゃうもんだから、ずっと親指をスクロールし続けてしまう。ついに、買おうと決意した洋服でも、違う角度や着用時の写真を丁寧に確認。そうして、ネット上にある大量の洋服を見ていて気がついた。

同じ洋服でも着ているモデルが変われば、洋服の見え方も全然違う。
そして、選ばれるモデルにもさまざまな特徴があるのに気が付く。

極端に違うのは、国内外との比較。
アメリカはセクシーで陽気で、ボンキュッボンの笑顔モデル。
ヨーロッパは気品とシンプルで、程よく細っそりしたモデル。
日本は可愛らしさと体型カバー、顔を出さずに体型も隠したモデル。

そして、面白いなと思ったのが
韓国のクールさと強さを主張したかっこいいモデル。なんで韓国ファッションは肩パッドやパフスリーブが多いのかしら。肩を強調するってことは、強さの表れでもあるから、民族意識として強い女性であれ!という認識があるのかな。

そして、韓国ファッションの洋服を見ていて、とても気になったこと。
肩が張っているモデルが多い。いかり型というやつ。
そんな彼女たちに肩の張った洋服を着せるものだから、さらに強い。
韓国では、そんな女性が人気なのでしょうか?

そういえば、
体型にもトレンドってあるよなあ。

80年代マイケルジャクソンが大流行した頃のモデルといえば、細い身体にしっかり胸があってお尻はキュッと小さい。90年代のハイブランドを追いかけるギャル時代は、ランウェイモデルのようにとにかく細くて華奢なモデルが目立った。そして00年代になりビヨンセがスポットライトを浴びるようになってからは、ふくよかで引き締まったヘルシーモデルが登場。
そして、現代、多様性を求めてインターネットの恩恵を受ける多くの女性は、自分に似たモデルを選べるようになった。

「洋服」とは、体型に沿わせて作られたもの。
本来は一人ひとりがオーダーメイドで作れば完璧なんだけど、現代は違う。大衆向けに作られた一つの洋服を見て「どの体型に沿わせて作られているのか」を見極めることは、自分の服を選ぶ上でとっても大切。

ネットサーフィンで洋服を探すとき、どのモデルさんを起用しているのかを見ると、自分に合うのか合わないのかがすぐ分かる。洋服屋さんに行くなら店員さんがどんな体型をしているのかをまず見てみると、話が早い。

洋服が溢れたネットサーフィン上でも、着用している「モデルの体型」を見るだけで、選択肢を絞れるんだ。自分の服を探しているなら、自分に似た体型のモデルさんを探しながら服を見てみる。これなら、ネットサーフィン迷子になる確率は低くなりそう。

情報に溢れた世界だからこそ、選択肢は多すぎない方が楽だもの。

しかし、世界は洋服に溢れているなあ。

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