画詩#26 僕の中を通るもの
僕の中を 色々なものが 通っていく
留まること無く 通っていく
焦って気に入ったものを 捕まえようとしたり
価値がありそうなものを 貯めようとしたこともあったけど
それは 全部無駄なことだった
今は ただ通り過ぎていくのを 感じてみてるんだ
それは とても不思議な感じで
通り過ぎていくだけなのに 何かが満たされていくし
何も残らないのに 懐かしく愛おしい
僕の中を何かが通る
何かが通るたびに 僕は少しづつ変わっていく
古くて新しい僕に変わっていく
2020年10月1日
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