画詩#10 暗い道
ここまできた
暗い道を通って ここまできた
どうなってしまうんだろう
これでいいのかな
そんな気持ちで 過ごしてきた
分からないことばかりで
右往左往して
泣きながら 過ごしてきた
暗い道を通ると決めた時、
正しさを探すのをやめ 怖さを受け入れた時、
僕はただ僕になっていた
そこには 分かりやすい理屈はなくて
そこには 従うべきルールもない
ただひとり 僕がいるだけだ
それでも 太陽は僕を温めてくれて
風は僕の話を聞いてくれた
それでも 雨は僕を潤わせ
大地は僕を支えてくれた
今 暗い道を思い出しながら 僕はここにいる
あの時を思い出しながら ここにいる
2020年4月21日
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