生ハム大好き中年 VS 映画「ヴィーガンズハム」
どうもこんにちは、動物性タンパク質も加工肉も大好きなごく一般的な中年ヲタクです。ネトフリで見られる映画でオススメにあった、ヴィーガンズハムって映画を見ました。
ど田舎なんでヴィーガンってベジタリアンと違うんか?位の認知しか無いんですが、海外の方が多い地域なので最近はよく「ウチはイスラム教のハラルの対応してま〜す」って飲食店はよく見ますね。ほんまそれ位の認識しかない。
あとだいぶ前に見た実際のニュースで、ヴィーガン活動家が久しぶりにお肉を食べたら身体にエネルギーが巡って畜産家になったって見て、エネルギーの方向転換がスゲーし極端だなって思いました。
これは私の偏見なんですけど何か特定の思想や団体を支持すれば、特に何の努力もせず所属と認知が貰えるわけじゃないですか。最初は信念ありきだとは思うけど、だんだんエスカレートして今は美術品にペンキかけたり悪目立ちして話題になったり、迷走してるな〜っていうか。
だからヴィーガンの人たちでお金を出しあって土地を買ってアーミッシュみたいに閉鎖的な中で自分達の信条を通せば良いのに、そういうのってあんまり聞かないですよね。
映画中に出てくる活動家もあくまで動物の愛護?が目的なのかわからないんですけど、車に乗ってるしタバコも吸ってるし、マクロな視点からすればそれもまた環境破壊じゃないですか。なんていうかそういう自己矛盾につき当たらないのかな〜って。
作中で一番怖かったのは、何の肉か分からないままハムを求め続ける一般人でしたね。なんかメチャクチャ怖かった。やはり人は美味しいものには抗えない???不思議の国のアリスに出てくる鳥ドードーも、肉が美味しいから絶滅しちゃったんですよね😭
夫婦に限らず、人肉によってナチュラルに禁忌を犯して行くというか静かに静かに狂っていくのが怖かったですね。肉欲しさに閉店した店に無理やり入る警察官とか、ライバル同業者の耳を噛みちぎったり。いや〜でもやっぱり日に日に肉屋に増える行列がゾワワってしましたし、ターゲットを探しに来た野菜祭りでとうとう子どもまで獲物としか見られなくなり、とっくに犯した禁忌と罪悪感の間で揺れ動く様とか…。
真面目に仕事をしてた時はいつも不機嫌で仲悪かったのに、二人してだんだんぶっ壊れてアッチ側に行っちゃって人を辞めてハッピーになっていく様が、なんか皮肉で悲しかったです。あの後娘はどうなったのか…男の趣味が悪かったばかりに可哀想ですね。
やっぱフランス人って失礼だなっていうか、彼氏がヴィーガンなら娘も先にそれ伝えとけよって思いました。両親がもてなす為に頑張って用意した料理やワインやケーキにまで蘊蓄並べてケチつけて、スゲー失礼だしやな奴だなって。ズケズケ意見言うのがかっこいいみたいな、自分に酔いしれてるみたいな…こいつ絶対殺される!!!と思ったけど、死にませんでした。死亡フラグをバキバキに折った。ただただ言動と存在が不快なだけで、君は一体なんだったんやねん。
特にヴィーガンでも無いけど公園で寝っ転がってたら肉臭いからどけって言った人も、なかなか失礼だなって思いました。確かに肉を嫌う権利もある。でも肉を食べる権利もある。いやでも殺人とカニバはダメだ。例えどんなに美味しくても、人間は殺しちゃダメだし食べちゃダメ!!!
なんかこう、同じ人間食べ食べマンでもハンニバル博士に比べると美学が無いというか…博士は失礼な人間や邪魔な人間しか食べないんですよ。たぶん。博士の信条は失礼な人間を食して自分の一部にして支配するみたいなイデオロギーがあるんですよ。肉屋夫婦は傾きかけた店やお金の工面為以上に、殺人とカニバの快楽に囚われて狩りのやり方がだんだん雑になってますよね。いやでも原始的に、動物的に帰ってると見た方が良いんでしょうか。
人類の禁忌とされることって国や法律や宗教が違ってもだいたい一緒で、必ずそれには禁止にする意味と意義があるんですよね。例えば殺人や犯罪を許せば社会は乱れてたち行かなくなります。近親相姦も劣性遺伝子(ここで言う劣性は劣った•障害という意味ではなく、本来であれば発現しにくい遺伝的なものを指す)によって遺伝病が発現しやすくなり、種の保存には向かないい。高貴な青い血に拘ったスペイン•ハプスブルク家は親戚間のインブリードを重ねた結果、子孫を残せずに耐えた。ロマノフ王朝を滅ぼした原因の一つでるアレクセイ皇太子を苦しめた血友病は、母方のイギリス王室から齎された。ならば、カニバリズムは?もちろん人肉食によるプリオン病の危険性や食肉の為の殺人を禁じる為でもあったでしょう。でも先に述べた人類に食い尽くされて絶滅したドードーのように、実は美味しかったら?美味しいから、あっという間に互いで食い尽くして絶滅してしまうかもしれないとしたら?なーんてコトを思ったり思わなかったりしました。
これは別れた旦那がよく言ってましたが、私の体の中で太ももの内側の足の付け根にちかい部分が一番柔らかく「美味しそう」だと。マジで真面目によく言ってました。私は「死んだら切り取って食べていーよー🙆♀️」と適当に返してましたが、過去の羆被害の記録なんかを見てると圧倒的に女性の方が狙われて襲われてるんですよね。ウチの父が、山の工事中は女の人は入っちゃダメだ(山の神様は女だから嫉妬する?)って言ってましたが、あれも女性は男性より匂いを発しやすいし月経の血液の臭いなんかすぐ嗅ぎつけられて襲われるのを防いでたんじゃないかな〜って思います。村の老人の言い伝えには何らかの意味があるっていうか。
だいぶ前にNHKのOSO18のドキュメンタリーを見たのですが、本来植物しか食べないのに肉の味を覚えてしまったOSOは肉しか食べなくなって栄養不足で身体がボロボロになっていたそうです。彼の肉はOSOだとは知られぬまま都内の飲食店に卸され、たくさんの客の舌を喜ばせたそうな。ヴィーガンの経過比較動画なども見たのだが、皮肉なことに人間は肉を食べないとあっという間に老化したり衰弱するようです。これって、もしかしたら人間っていうのは元々肉を食べることが前提の生き物のような気がしてならないんですよね。
で、OSO18のように不本意とはいえ禁断の肉の味を覚え虜になってしまった一般人や警察官達は、あの後どうなってしまうんだろうかと思いました。
知らないとはいえ人肉を食べてしまったこと後悔してヴィーガンになる人や拒食症になってしまう人もいただろうと思いますし、却ってあの肉の味が忘れられずとうとう自分の手で…なんてパターンもあったのでは⁉️と思うと、なかなか余韻や妄想が膨らみますね。
私は今の人間は加工食品や化学調味料や医療薬塗れで全く美味しくないと思います。ストレス社会だからみんな肉が傷んでるというか…🤮それにしても、サムライマックと生ハムとサラミがある世界に生まれて良かった〜🥩🥩🥩
私逆に野菜嫌いなので野菜嫌いもヴィーガン並に配慮してくれよ💢と最後に幼稚にブータレておきます。終わり🥩
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