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【読書感想】「世界を変えるビジネスは「熱」から生まれる・ものづくりベンチャーのはじめ方」著者  丸 幸弘

この本を手に取った理由

『今のままの仕事で良いのだろうか?将来のなりたい姿に到達できるのだろうか?』

漠然とした不安の中で,今の仕事以外にも目を向けて情報収集するために,興味のある「ものづくり系ベンチャーの本」として手に取りました。

どんな本か

①世界を変えるビジネスは「熱」から生まれる

世界を変えるビジネスを生み出すための方法と組織のつくり方を、科学者集団リバネス独自のしくみ「QPMIサイクル」を中心に説明しています。

②ミライを変えるモノづくりベンチャーのはじめ方

ミドリムシで上場のバイオベンチャー「ユーグレナ」
台風発電の「チャレナジー」
分身ロボットで孤独を解消する「オリィ研究所」
腸内デザインで病気ゼロをめざす「メタジェン」など

数々の独自技術をもつベンチャーを支援してきた経験からそのノウハウを公開しております。

重要だと感じたポイント

 すでに成り立っている市場・ビジネスモデルで会社を立ち上げるのは「起業」であり,全く新しい市場か開拓し,創り上げるのが「創業」と区別しており,今流行りの「IT系ベンチャー」と「ものづくり系ベンチャー」は似て非なるものとのことです。

その中でイノベーションを起こせるのはPDCAサイクルではなく,QPMIサイクル(丸社長の造語)であり,リバネスが独自に取り組んでいるアイデアをビジネスに変える方法やイノベーションを生む組織・社内制度はとても参考になりました。

まとめ

創業者の社会を良くしたいという「熱」の重要性とどのように「ものづくり系ベンチャー」を創業していくのか。また,会社のイノベーションの起こし方について参考となる知見を得ることができました!


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