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元作詞家の気になる名脇役たち 最終回

♬ Hotel California

Eagles(Guitar. Joe Walsh)

 ギター小僧でいらした方ならば一度は練習したことでしょう…かの名曲「♬ Hotel California」。実質ビートルズ世代ではない私はこの楽曲世代である…とよく言わせて頂きます。1976年イーグルスによって発表された同名アルバムは、それ迄のカントリー色を強めのロック・テイストに置き換えた彼等渾身の一作でありました。既にアメリカを代表するグループとなっていた彼等に寄せられた期待は大きく、過去を上回る作品を至上命題とされたそのプレッシャーはかなり大きなものだったようです。アルバムの一曲目にクレジットされた当楽曲。

 そのメンバーの一人がギタリストであるジョー・ウォルシュ。75歳になった今だに陽気なキャラクターで有名ですが、若い頃からギターのプレー技術はもとよりその諸々のパフォーマンスで、バンドのフロントマンであるドン・ヘンリーとグレン・フライよりも目立っておりました。脇役とは謳いましたが、私にとっては、いえ世界中の多くのファンにとっては寧ろ彼はイーグルスの顔であり決して欠かせない存在なのです。

 スライド奏法(以下に表記)の名手としても名高い彼、ギタリスト、ヴォーカリスト、ソングライターの各側面からジョー・ウォルシュに憧れたミュージシャンは数多くいた筈です。

スライド奏法はギターの演奏技法のひとつ。 押弦した指を滑らせることによって、始点と終点の音を途切れさせずに滑らかに音程を変えていくこと。 高速で繰り返すことによりビブラートの効果を得る(ジャックオフビブラート)などの応用技もある。

Wikipediaより引用

 今回は敢えてギター演奏とコーラスのみの彼を御覧頂きたいと思います。イーグルスの代表曲「♬ Hotel California」で彼がどの様に演じどの位光っているか? 演奏中のその独特な表情にも是非ご注目下さい。

 6分半の尺は無論当時としても長いもので、第三京浜の玉川ICへ進入と同時にカセットテープをPLAY。「♬ Hotel California」を聴き終わる迄に終点まで走り切れるか? そんな下らない遊びをしたのもこの曲の思い出です。

 私の敬愛するギタリスト、右から二人目がMr.ジョー・ウォルシュです。

ご覧頂き有難う御座います🙇‍♂️

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