元作詞家の〝チョイ長〟呟き…夏夕照
この暑さが暫く続くと思うとゲンナリですが。
しかし何だかんだ申しましてもやはり「夏」という季節は好きであります。
以前に10年弱を過ごした海辺の町を思い出します。
早朝から海でひと泳ぎしたこと。娘に付き合い毎日馴染みの海の家で食べた“イカ焼き”の旨さ。大勢で楽しんだ浜での花火。
当時はかなりローカルな夏を満喫しておりました。
特に私が好きなのはこの季節の夕暮れ時。
オレンジ色の空がゆっくりと暗くなってゆく、あのスローで趣に満ちた時間は何歳になっても心を少年に戻してくれる様な…そんな気が致します。
何処からともなくする蚊取り線香の匂いや不規則な風鈴の音は、今ここに日本の夏があることを教えてくれます。
麦わら帽子や虫取り網はそう見掛けなくなりましたが、その風情や感覚は日本人としていつまでも大切にしたいと思います。
そんな気分をイマドキに戻して…
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