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鏡に向かって「お前は誰だ」と2回言う

出かける前に鏡を見て、アクセサリーを1つ外しなさい。
ガブリエル・シャネル



はちみつ色の秘密です。
今、私は一旦表題の記事を書き終えた後にこの文章を書いています。
正直、こんな事をするんじゃなかった。
なんて事をしてしまったんだと、自分を責める思いです。

鏡に向かって「お前は誰だ」と言い続けると徐々に頭がおかしくなってしまうという話は本当だったのです。



本題に入る前に、私の頭の中にはいつもガブリエル・シャネルがいるという話をさせてください。
いえ、違います。
頭がおかしくなって変な事を言い出したのではありません。頭の中のシャネルとはもう10年来の仲なのです。

これは別に私が生粋のオシャレさんとかそういう話ではなく、現に私の頭の中のシャネルは服飾のデザインをすることもなければコーディネートもしませんし、自分の布団さえ畳みません。

ただ私に「出かける前に鏡を見て、アクセサリーを1つ外しなさい。」と言うのです。


こうして執筆している間も、考えていることを文字に起こそうとすると「文字に起こす前に鏡を見て、アクセサリーを1つ外しなさい。」と言ってきます。
別に私が滅茶苦茶アクセサリーを付けていてジャラジャラうるさいとかそういうわけではありません。
むしろアクセサリーなど1つも付けていません。付けたことすらないです。

その証拠に以前、母親から「アクセサリーとか付けたら?」などと言われたことがありますが、二度とそのような軽口が叩けないように、「嫌だー!!嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!!!嫌だー!!!」と家中を暴れ回ってやりました。
母親は「じゃあもうアンタには何も言わないよ…」と言ってました。

ではこの場合、シャネルの言うアクセサリーとはなんなのか。お気づきの方もいるとは思いますが、それはつまり前述した母親とのエピソードのような、全く必要のない文章のことです。
シャネルはこのような必要のない文章を削ぎ落とすよう忠告してくれているのです。

noteでは、
・文章を作る時にシャネル
・文章を投稿する時に追いシャネル

この二重シャネルで活動をしています。
シャネルがいなければ私は無限に不要文章を量産する妖狐となってしまうのです。


ここからが本題です。
前置きが長くなってしまいすみません。
結論から言うと、鏡に向かって「お前は誰だ」と2回言ったあと、シャネルが一時的に機能しなくなってしまったのです。

むしろシャネルは、「文字に起こす前に鏡を見て、空いているスペースにアクセサリーを付けまくりなさい。
とか言ってきてました。
投稿する直前に追いシャネルが「ちょちょちょ、待ちなさい。」と言ってくれたので妖狐化は免れましたが、本当に間一髪でした。


とはいえ折角記事を書いたので、自戒の念も込めて冒頭のみ公開しようと思います。

お見苦しいですが、こちらです。↓


この後、アフリカで流浪人をしていたという明らかな嘘話を4万字超も書き連ねていたので流石に省略します。

お気づきでしょうが、1回目の「お前は誰だ」を言った後、すでに兆候が出ていますよね。
危なかったです。

みなさんも、こんな事になってしまわぬように気をつけてください。
「ほんま難儀やったな、えらいっこちゃで。気ぃつけりぃや。」と、隣で知らない関西人も言ってます。
いやお前は誰だ。

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