スキル0で困った事と解決策：SES営業

こんにちは、ひげじです。

5回転職した転職女王のひげじですが、一番最初に営業をやった時は本当に本当に苦労しました・・・。
一番最初にやった営業がSES営業だったんです。
SES営業っていうのはすっごく省略して書くけどエンジニアをエンジニアが欲しい現場に紹介して契約する仕事です。

何に苦労したのかというと

・メールが書けない
・IT用語がわからない
・用語がわからないので聞き取れない
・お客さんと話が出来ない

なんでSES営業なんかやろうと思ったんだろうね。
当時は、IT業界の事が全くわからなかったからIT業界の事知りたいって思ったんです。だから頑張って勉強をしました。

サーバって何・・・？
PHPって出版社・・・？
Javaってアマゾンの一部に生えてるやつ・・・？
マークアップエンジニアって・・・？
フロントエンドって２次元の話ですか・・・？
LAMPって妖精でも出てくるの・・・？

こんな状態でした。
SES営業をやっていた時の上司は厳しい一面もあったけどとてもとても面倒見が良く、根気よく教えてくれる人だったので(泣いた事も多かったけど！！w 自分が出来なくて悔しくて) 何となくわかるようになり、スキルシートと案件をマッチする事も出来るようになってきました。

だけど、メールが書けない！！！
本当にメールが書けないんだよ。
今はこうやって文章を書く事が出来ているけれど、当時は全く書けませんでした。その時の上司は、メールの書き方まで教えてくれたので本当に頭が上がりません。
でも、ずっと上司に聞いてるわけにもいかないじゃないですか。メールの文章ぐらい自分で考えてよって感じじゃないですか。

頼ってばかりいられない！と思い本を買って勉強しました。本は良く読んでいたので、探すの得意なんです。

当時買った本がこちら、メール文書くの苦手な人には本当にお勧めの本です。

メール文章力の基本　大切だけど、だれも教えてくれない77のルール

この本は、あの頃の私を本当に助けてくれました。
上司とこの本のおかげで、私が他の人のメールの添削をするまでにレベルアップしました。

自分が添削するようになるとは思ってもいませんでした。
直近の会社でも添削しまくっていたので「文章書くの得意なんだね」って言われて大そう驚きました。”違うんよ、自分で書いてないからわかるんよ、読むのが得意なのよ”とずっと思ってましたが、黙っておきました。

次なる課題は、お客さんと話せない。
営業なのに致命的すぎるでしょう？(笑)
これをどうやって克服したかというと、録音する事と用語を覚える事で克服する事が出来ました。
お客さんに許可を取って録音させてもらい、後で上司と一緒に聞き直す。
当時の上司には頭が上がりませんね。
録音したら話が噛み合ってない部分、何の話か私がわかっていない部分が浮き彫りになるので、用語の習得にも役立ちました。

用語は上司だけではなくエンジニアの人に聞きまくったり(これも上司の指示)、ひたすらスキルシートと案件を見まくりました。
読むのは得意でしたから、マッチする率は高かったです。
無理やり入れるのは得意ではなく、こりゃ100％いけるなって見極めるのが得意でした。
上司の心配を他所に、正社員で取っても良い？って聞かれた人もいます。
私に聞くとダメとしか言えないので、聞かないでって感じでした(笑)

上司と周りの助けがあって、私はすっかりメールも打てるようになったし、お客さんと適当に話す事も出来るようになりました。
SES営業時代に覚えたIT用語は経理職になっても役に立ちました。

スキル0からの営業職は本当に辛かったけど、本を読んだり周りに色々聞きまくって営業もいっぱい出て満足した私はまた転職しましたとさ。
やりたい事があったので転職したんですけどね。

そして時が経ち、当時の上司は今の彼となりましたとさ。