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ステイタスシンボルをつくらない

みなさんは『ステイタスシンボル』という言葉をご存じでしょうか。
豪邸や高級車、高級時計、ブランドバッグなど、社会的に高い地位の象徴となるアイテムのことです。

今回は、このステイタスシンボルを作らないようにしようというテーマになります。
では、なぜステイタスシンボルは作らない方がよいのか。

その理由は、ステイタスシンボルを持つと「お金」に関する合理的な判断を下せなくなるからです。

例えば、あなたは50万円のソファーについてどう思いますか?価値観はそれぞれですが、一般的な方であれば「高っ!😫」と感じるはずです。

では、あなたが立派で大きな家を購入し、その価格が4,000万円だったとしましょう。ではその家のリビングに置くソファーが50万円だった場合、高いと感じますか?

少なくとも、先ほどと比べると安く感じるはずです。

このように、人間はモノの価格を「相対的に判断する」という非合理的な一面を持っているんですね。

実はこれって、セールスマンの営業戦術としてもよく使われています。
例えばクルマのセールスマン。彼らはまず、なんとかクルマ本体の契約を取り付けようとします。その契約が終わった後に、細かいオプション(高価なカーナビやホイール)について提案します。それらはクルマ本体と比べると安く感じてしまうので、購入されやすいということをセールスマンは知っているんです。

ぼく自身もこの非合理性を経験したことがあります。それは結婚式です。
これもやり口は同じ。プランナーさんはまず、価格を下げてでも結婚式場の契約を取り付けようとします。その契約が終わった後に、衣装代や花代、食事代など細かいオプションを提案していきます。その手口にまんまとハマり、言われるがまま契約したことを覚えています。当時は10万円の花でも安いって思いましたから、人間の心理って怖いですよね。

このように、ステイタスシンボルを持つことはあなたの支出を増大させる「悪魔のような存在」になりえるという事なんですね。

そもそもそういったシンボルは持たないことが一番良いのですが、購入するとしても、人間は非合理的な判断をしやすいことを知識として持っておき、いざというときのために「お金の守り」を固めておきしょう。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。😁

ではまた。

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