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3000字を書くのに8時間かかっていた僕が、3時間で書きあげられるようになった方法をまとめてみた

これまでの僕

2020年5月1日からライティングで生計を立てなければならない状況になったものでして、クラウドワークスなどのサービスに登録してみました。

案件を獲得していざ書き始めるも、3000字を書くのに、悩んで悩んで悩みまくって「あれ?9時から始めたのにもう17時?」なんてこともしばしば。

というかほとんどがこんな感じで、完成するまで8時間はかかっていたんです。(しかもリサーチ時間は除いて、単純に執筆に充てる時間が8時間です。)

一番ひどいときなんかは3日を要することも。

5月まるまるライティングの仕事をしたのに、想像より全然入稿できずに20記事程度で終了しました。


効率をUPさせたくて嫁に相談

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このままでは生活費を稼げない!焦りに焦った私は、編集者である嫁に相談。

すると、嘘だろ????と疑ってしまうような回答が返ってきました。

「書けないとこは一旦【レロレロレロ】にしちゃうといいよ。」

もう訳が分かりませんが、詳細を聞くとこんな感じでした。

・書けない箇所が出てきたら、一旦【レロレロレロ】と書いて文字の色を変える

・とりあえず書ける箇所をどんどん書いて全体像を作成

・その後【レロレロレロ】箇所を再検討

これで効率が上がるの?本当に?

にわかには信じがたい内容でしたが、経験者が語るから効果があるのかもしれません。

試してみて合わなければ、また別の方法を考えればいいや。

ちなみに【レロレロレロ】は嫁が語感がいいからそれにしてるだけで、【ニョロニョロニョロ】だって【あいうえおかきくけこ】だってなんだっていいんです。

とりあえず実践

【レロレロレロ】を意識しつつ、軽い気持ちで次の記事に取り組んでみました。(今回の記事用に適当な題材をみつけて具体例を作成しました。)

早速題材を受け取り、リサーチして見出しを作って執筆開始!

そして早くもやってくる【なんて書いたらいいのか】現象。

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「英会話」が出会いやすい理由って何…???

いつもならここで、しっくりくる文章を30分ほど考え込んでいました。

なんなら水を飲んだり、気分転換にラジオ体操をしたり。

気を紛らわせれば、いつか思い浮かぶだろう!と考えていたもんでして。

でもね、いくらそんなことをしたって思いつかない!

気付いたら2Lの水を全部飲み干してしまうほどの時間が経ってしまうんですよ。

たった1文のためだけに。

しかし今回の私は一味違います。

【レロレロレロ】がそばについているんだから余裕余裕!

そんなこんなで作戦を実行。

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この場合で言うと、「英会話」で出会える理由は先に思いついて書けたのに、導入の文章がまったくだったんですね。

とりあえず書けるところは書いて、悩みそうな箇所は【レロレロレロ】にしてあとまわし。

その後も思い浮かばなければ【レロレロレロ】

つまずいたら【レロレロレロ】

そんなこんなをしているうちに2300字程度でしたが、大枠は完成しました。

このときのタイムはまさかの1時間半ほどです。

正直驚きましたよ。

穴ぼこだらけではあるものの、全体像がここまで早く見えてくるとは思っていなかったものでして。


ここで初めて10分ほど休憩をとります。

トイレに行ったり、Twitterを眺めたりしてリフレッシュ。

さてさて【レロレロレロ】に取り組みましょう。


全体像を見ると、【レロレロレロ】部分は大した問題じゃない


まず1箇所目の【レロレロレロ】を考え出します。

「どんな文章がしっくりくるかなー」

「なんて書けばいいかなー」

マウスをクリクリしながら、その次の章や、まとめ部分を眺めながら検討。

そして気付いたんです。全体の内容からしたら、ここの部分って大して重要じゃないぞと。

そう考えたらなんだか気楽になりまして、「ありふれた表現でもとりあえず意味さえ通じればいいか」と。

そこで【レロレロレロ】を書いてみます。

うん、この程度でもしっくりくる。

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あれ?できちゃった。

いつもはこの短文を書くのに長時間かかっていたのに。

今回はものの10分で書けちゃったぞ。


経験者からしたら、なんでこんなとこで悩んでんの?って思われるかもしれません。

でもね、初心者ってそういうもんです。

なんだか変なところで悩んで悩んで書けなくなります。

そこで筆がピタっとストップ。ついでに思考もストップ。

あるのは焦りだけ。チクタクチクタク時計の音でさらにつのる焦燥感。

後日振り返ってみると、たいした所じゃないのに…

悩んで悩んで書いたのに、読み返してみると全然意味が通じてない…

ああ、俺って才能ないんだな…

大袈裟ではなく本当に毎回毎回落ち込んでいましたよ。

それなのに【レロレロレロ】作戦10分で済む。


こんな感じで【レロレロレロ】を埋める作業を進めていきます。

この記事のときは7箇所書けない部分があったんですが、それぞれ10分で仕上げることができました。

・2300字を書くのに90分
・【レロレロレロ】を埋めるタイムは合計70分
・休憩10分
・合計170分

9時から書き始めていましたが、時計を見ると12時!

午前中に1本書きあげられてる!!!

読み返すのは昼食を食べてからにしよう。

30分ほどの休憩を挟んで、完成した記事を声に出しながら読み返してみると結構しっくりくるじゃないか!

その後、少々修正を施し、再度誤字脱字を確認してからクライアントへ送信!

翌日、確認しましたメールが私のもとへ届きます。

修正箇所どのくらいあるかな…と恐る恐る見てみると、なんと一発OK。

「分かりやすく、読みやすい記事でした。またお願いします。」

なんてきたもんだから嬉々として嫁に報告しちゃいましたよ。


書けない部分はすっ飛ばす勇気を

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この経験をしてから、ライティングスピードは飛躍的に上がりました。

書けない壁にぶち当たったら、【レロレロレロ】ですっ飛ばす。

とにかく気にせずすっ飛ばす。

そして最後にそこを埋める。

完成。最高。


【レロレロレロ】のなにがいいのかな?と自分なりに分析しました。

結論、すっ飛ばしてどんどん書き進めることで【点】を打ちまくってるのではないでしょうか。そして最後にその【点】たちを【線】で結ぶ。

手探り状態で悩むより、多くの【点】があることで、なんて書けばいいのかイメージしやすくなるのかもしれません。

初心者の適当な分析なんで、違っていたらごめんなさい笑

ちなみにこれを続けていたら、今では3000字を1日最低2本、調子がいいと3本書きあげられるようになりました。

修正されることもずっと減りましたし、意外にクオリティも高くなってるのかも。

まだまだ磨くべきスキルはたくさんありますが、書くスピードが上がらなくて悩んでる…なんて方は、【レロレロレロ】を騙されたと思って使ってみてください。


また何かいい情報があったら書いてみます。

読んでいただきありがとうございました!






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