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♯2.持続可能な生活とエコフレンドリーな選択

■コンポスティングと有機ゴミの管理:自宅で始める環境に優しい循環

こんにちわ。岩手県在住のシングルファザー、hige298です。

持続可能な生活と環境への意識を高めるために、私と15歳の娘は最近、自宅でのコンポスティングに挑戦し始めました。
このプロセスを通じて、キッチンから出る有機ゴミを減らし、自然に還す一歩を踏み出しています。今日はその設置方法、管理のコツ、そして私たちの地球へのプラスの影響についてお話しします。
(♯1同様、「できる範囲で」を前提に実践しています。小蝿が湧くなど、近隣に対して迷惑をかけたいわけではないので、出来る限り配慮しています。)

ある日、娘が学校から帰ってきて、環境クラブの活動について興奮して話し始めました。「パパ、学校でコンポスティングを始めたんだって! 家でもできないかな?」

「いいね、それじゃあ一緒に始めてみようか」と私は提案しました。私たちは、自宅でコンポストを始めるために、必要な情報を集めることからスタートしました。

コンポスト設置の第一歩

まず、適切なコンポストビンの選択から始めました。市販されているビンや、DIYで作る方法など、さまざまなオプションがありますが、私たちは家庭用のコンパクトなコンポストビンを選びました。これは、キッチンの一角やバルコニーに置くのに適したサイズで、管理もしやすいです。

「これなら、キッチンの隅にぴったりだね」と娘がコメント。設置後、私たちは日々の食事の準備から出る野菜くずや果物の皮など、有機ゴミをコンポストビンに入れ始めました。

効果的な管理方法

コンポスティングが成功するかどうかは、管理がカギを握ります。娘と一緒に、コンポストに適した材料とそうでないものを学びました。「肉や油はダメだよね、それに病気の植物の残骸も避けないと」と娘がメモを取りながら言いました。

また、バランスの良いコンポストを維持するためには、炭素材料と窒素材料の適切な比率が必要です。私たちは枯れ葉や新聞紙(炭素材料)とキッチンスクラップ(窒素材料)を混ぜ合わせ、定期的にビンをかき混ぜることで、空気の循環と発酵を助けました。

「パパ、コンポストからいい土ができたら、庭の植物に使いたいね」と娘が言い、その目は未来の庭を想像しているようでした。

環境へのメリット

コンポスティングは、有機ゴミがゴミ処理場に行くことなく、再び自然に戻るサイクルを作り出します。これにより、メタンガスのような温室効果ガスの排出を減らすことができます。また、完成したコンポストは、化学肥料の代わりとして庭の土壌を豊かにし、植物の成長を助ける優れた自然肥料となります。

「これで、私たちが使うプラスチックゴミ袋も減らせるね!」と娘が嬉しそうに言いました。確かに、コンポスティングを始めてからキッチンから出るゴミの量が明らかに減少しました。私たちの小さな行動が環境に与えるポジティブな影響を実感する瞬間です。


■コンポスティングの日常への組み込み

私たちのコンポスティング活動は、娘の学校のプロジェクトから始まりましたが、今では私たちの日常生活の一部となっています。日々の食事の準備で出る生ゴミを分別し、週末には一緒にコンポストビンをチェックするのが私たちのルーティンです。

「友達にも教えたい!コンポストって地球に良いことだらけだね」と娘が言いました。彼女は、クラスメートにコンポスティングの方法とそのメリットをプレゼンテーションする計画を立てています。

この経験を通じて、娘は自然のサイクルと私たちの日々の生活がどのように繋がっているかを学んでいます。また、環境への小さな貢献が集まって大きな変化を生み出すことを理解し、環境保護に対する彼女の情熱も一層強まっています。

自宅でコンポスティングを始めることは、ゼロウェイストライフスタイルを目指す上で効果的な一歩です。有機ゴミを減らし、自然に還すことで、私たちは持続可能な未来への貢献を実感できます。家庭での簡単な実践から地球環境への大きな影響をもたらすこの活動は、私たち親子にとって、共に成長し学び合う貴重な体験となっています。

私と娘が始めたコンポスティングの旅は、ただゴミを減らすだけでなく、生活全体にポジティブな影響を与え、私たちの地球に優しい生活を実現する手助けとなっています。これからも私たちは、持続可能な選択をしていくことで、地球と共に健康な未来を築いていきたいと考えています。

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