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2020年フロンターレ観戦録

2020年のJリーグは先日無事に全日程が終了。
今年に至ってはまず、その時点で本当に良かったという想いです。

しかも、我らが川崎フロンターレの”圧倒的”優勝!
試合を観ていて、こんなに楽しかったシーズンは流石に初めてかも。。
サポーターでも引くレベルで面白いように点が入りましたからね。

自分は04年からAゾーンシーチケで等々力に通って、一時期はゴール裏(所謂Gゾーン)でも応援していましたが、現在のメインスタンドが出来て以降は、一般チケットで色んな席で観戦しています。

17年初優勝の瞬間もメインスタンドの南側で観ていました。
いやあ、、あの時は目の前の光景が信じられなかったなあ・・・。

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以前から関東圏のアウェイゲームはよく行っていましたが、
(06年の甲府戦、中学生の時に1人でバスツアーに申し込んだら、ガイドの人に最年少参加者と紹介されて、恥ずかしい思いをしたのもいい思い出です。。その試合はバレーにもの凄いミドルを決められて負けました。)

ここ数年は妻と2人で国内旅行も兼ねて、遠征にもよく参戦しております。

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18年は長崎、大阪 19年は仙台、神戸などなど。。

〜〜〜

さて2020シーズンですが、知人の結婚式と被ってしまい、まさかの開幕戦の鳥栖戦は不参加でした。その前にナビスコの清水戦には行っているので、超満員の等々力は自分にとって現状、あれが最後です。

コロナの影響でJリーグは開幕戦後に4ヶ月間の中断に入ります。

ここ15年余り、週末に試合を観ることが日常と化していたので、その喪失感たるや相当なものでした。
ブンデスリーガが再開した時に、テレビ観戦して、うわあ、サッカーって面白え・・・とつい泣いてしまったほどです。

7月に無観客で再開し、超厳戒態勢の中迎えたHOME柏戦。
5000席限定とのことで、ここ数年は完売が普通だった等々力、、
さぞかしプレミアチケットだろうと思いきや、あっさり取れました。
確か完売すらしなかったんですよね、この時は。

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応援のない静かなスタジアム。
これはこれで、試合に集中できていいな。なんて少し思っていましたが、
そこから時がたった今、心の底から超満員、大歓声の等々力が恋しいです。

しかしながら、試合内容という意味では、ちょっと非の打ちどころがない出来過ぎなシーズンでした。

新フォーメーション4-3-3による多様な攻撃パターンは見事にハマり、
昨年はまだフィットしきれていなかった、元ブラジル代表 レアンドロ・ダミアンも今年は序盤から得点を重ねました。

19シーズン結果的にエウシーニョの穴を誰も埋めることができなかった右再度バックは、湘南から移籍してきた山根が見事にカヴァー。

そのおかげか、去年は影を潜めていた家長も完全復活という印象。

左サイドもすっかり車屋からポジションを奪取したノボリがシーズン通して攻守に安定していました。

左ウイングは長谷川→学→三笘と誰がでても驚異のドリブラー集団・・・。特に新人、三笘薫はスゴイとは知っていたものの、ちょっと次元が違いました。

2列目は僚太が例年に比べれば怪我も少なく、フル稼働できたのはかなり大きいのではないでしょうか。
脇坂・碧・旗手と控えるメンバーもフレッシュで協力な布陣。
かなり高望みなのは承知の上で、個人的には脇坂くんにはもっと奮起して欲しいですけどね。

旗手も恐らく年間通して2列目で使われていれば、三笘と同じくらい点取っていた可能性もあると思います。

最初は守備面で不安もあったものの、それを差し引いても余りある攻撃力で相手をボコ殴りに。。(攻撃こそ最大の防御・・・)

そうこうしているうちに、守田が完全にアンカーとしての位置を確率し、守備も安定してきました。

ジェジエウは去年の終盤からですが、正直Jレベルじゃない身体能力の高さ・・・。
谷口は今年もイケメンでした。

山村と車屋はオールラウンダーなので超貴重な戦力なのは間違いないですが、こう考えると、バックの選手層は前に比べるとちょっと薄い気もしますね。。
ソンリョンもリーグ全試合フル出場で優勝に大きく貢献。
ただ新井が抜けて、ソンリョン不在時のGK陣もちょっと未知数です。

さて、はじめはコロナで今年はほとんどDAZN観戦かな・・・
と覚悟していましたが、終わってみればHOMEはほぼ全試合。
終盤になってようやくアウェイも行けるようになりました。
それでもまだまだ遠征を年間通してできるような状態じゃないですし、
スタジアムを満員にできるのはもしかすると2022以降かもしれないですね。
(オリンピックどうするんだろうか・・・)

ーーー2020観戦記録(リーグ戦)
HOME 14/17試合 (鳥栖戦、鹿島戦、大分戦以外)
AWAY 2/17試合 (清水戦、鳥栖戦)
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最後に忘れてはならないのが、バンディエラ中村憲剛の引退です。
自分は実家が中原区で、小学生の頃、03年頃から等々力に通うようになりました。そのときに新人で入団した中村憲剛がいよいよ引退とのことで、寂しさもありますが、ここまでありがとう、という気持ちでいっぱいです。

当時、「交通の便がいい」以外に何のとりえもなかった川崎市・武蔵小杉は今ではすっかりフロンターレの街です。小学生だった自分も就職・結婚し今では横浜に住んでいますが、等々力には毎試合しっかり通っています。

本人もセレモニーで語っていましたが、中村憲剛とフロンターレの出会いは本当に奇跡的なものだったのではないでしょうか。中村憲剛がいなかったら今のフロンターレはないだろうし、フロンターレというチームじゃなかったら中村憲剛はここまでの選手にはなっていなかったと思います。

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長い歴史の中で、間違いなく今はフロンターレにとっての第一黄金期。
中村憲剛の引退で一時代に幕を閉じてしまうのかどうか、残った選手スタッフに期待です。憲剛もまた必ず監督として帰ってきてくれるでしょう!

あ!それともっと忘れてはいけないのは、まだシーズンは終わってません。
明日、天皇杯決勝!新国立行ってきます!
絶対勝ちましょう。。

以上


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