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真面目な人
あなたにとって真面目な人とはどんな人ですか?
勤勉な人
家族想いな人
責任感がある人
嘘をつかない人
ルールに従う人
約束を守る人
浮気をしない人
真面目には様々な定義があると思いますが、ひとことで言えば、「何事にも真剣で誠実な人」ということではないでしょうか。反対に「いい加減で不誠実な人」は絶対に真面目な人ではあり得ませんよね。
しかし、ここで少し考えてみて下さい。
一般的には今挙げたような人が真面目な人だと思われるかも知れませんが、これらは全て「社会通念上」の真面目な人の特徴ではないでしょうか。つまり、「自己」と「他者」という視点において、その対象を社会や家族といった「他者」のほうに置いた真面目さのことです。
私は本当に真面目な人とは、「自己」に対してこそ真剣で誠実な人のことを言うのではないかと思います。
自分とは誰なのか?
何のために生まれてきたのか?
どこから来て、どこへ行くのか?
このような、一見答えなどないと思えるようなことを、投げ出さず、誤魔化さず、自分自身に問い続ける人。私はそのような人こそ、真面目な人だと思います。
「そんなこと考えても仕方がない」「人生なんて、まあこういうもんだろう」と妥協して、考えることをやめてしまう人。突き詰めて考えることもせず、自分の境遇を嘆いてみたり、安易な幸福感や達成感に浸ってみたりしてしまう人。そのような姿勢で自分の人生に臨むことは、自分自身に対して、「いい加減で不誠実な人」になってしまいかねないということです。
私はそうならないように、常に自己と向き合い、自己を問いただしながら、「真面目」に生きていきたいと思います。言葉で言うほどそれは簡単なことではないこともわかっています。しかし、そうすることでしか「真実」に到達することはできないと本気で思っております。
つまり、人生を「どう生きるか?」だけでなく、「なぜ生きるか?」を真剣に考え、その答えをはっきりさせるということです。
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