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ワイン~グラス~

ワイン グラスの違い
白ワインは冷たいまま飲む用に小さく、赤ワインは酸化を進めて香りを楽しむ為に大きめに作られています。

今回は赤ワインのグラスについてです。

飲み口が広いグラスと狭いグラスを比べると、グラスを傾けたときに口に入るワインの量、舌や歯茎に当たる場所が変わります。
舌の先端は甘味を主に感じやすく、先端に近い両側部分は塩味に敏感です。舌の付け根に近い両脇部分は酸味、奥は苦味や渋味を主にキャッチします。
つまり、舌の各部位にワインが接する時間の長さ、量の多さによって微妙な酸味や甘味、苦味の強弱を感じ取るというわけです。
歯茎は苦味をよく感じるのでなるべく薄いグラスを使います。


赤ワインの代表的なブドウとして、カベルネ・ソーヴィニョンとピノ・ノワールがあります。

カベルネ・ソーヴィニョンはボルドータイプと呼ばれ、ボトルの形がいかり肩のものです。
タンニンと呼ばれる渋み成分が多く、香りが強いので、丸めのグラスを使います。

ピノ・ノワールはブルゴーニュタイプと呼ばれ、ボトルの形はなで肩です。ロマネ・コンティとかで有名ですね。
酸味と果実味が特徴で、舌の奥の方に少量流し込む用にすぼまった飲み口のグラスを使います。

写真は左がピノ・ノワール、右がカベルネ・ソーヴィニョンのグラスです。

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