パンツとホットパンツ

どうも。
東野京(ひがしのみやこ)です。

私には2つ下の妹がいます。
今回は私が実家に居た頃のエピソードを記していきたいと思います。




実家について

私は小学校終盤〜高校生の間、三重県某所にあった、戸建ての借家に家族とともに住んでいました。

一階には和室と居間とキッチンとお風呂とお手洗いと階段下の収納スペースがあり、和室は祖母の部屋になっていました。

二階には部屋が三室とお手洗いがあり、
私と妹と母とがそれぞれ一室ずつを使用していました。

後にも先にもアパート暮らしの人生で、唯一戸建てに住んでいた7年程度でした。

とは言っても中学時代は部活や家業の手伝い、高校時代は複数のアルバイトに明け暮れていた為、寝るだけの場所に等しかったように思います。


妹と友人

当時、妹には親友と呼べる友人がいました。

みっちゃんと呼ばれた彼女は、妹とは系統が大きく異なるように思いました。

妹はいかにもなオタクで、私の影響でV系に傾倒していました。
(当時、限られた予算で最大限の音源を得る為に私が好きなバンドにハマらせて2倍の音源を購入しようというダブルインカム作戦を実行していました。ここら辺も機会があればいつか書こうと思います)

一方みっちゃんは、ざっくりいうとギャルです。

系統が真反対に見えたのですが、仲はかなり良さそうだったので気が合ったのでしょう。


パンツとホットパンツ

ある日、私はズボンを履いていませんでした。
(今はこちらもパンツと表記するのが一般的かもしれませんが、下着のパンツと区別しやすいので本記事ではズボン表記でいきます)

今となっては何故そうしていたのかは思い出せないです。
夏場で単純に暑かったのかもしれません。

その頃のパンツはトランクスでした。
(ちなみに今はボクサー派です)

それはお手洗いに行くために自室を出た時のことでした。

妹が友人のみっちゃんと共に現れたのです。

妹は私の格好を見て怒りました。

本来ならば弁明の余地などないところですが、気が付くと私は謎の返しをしていました。

「みっちゃんのホットパンツの方が丈が短いし、このパンツはセーフでは?」

火に油を注ぎ、妹は大炎上です。
隣で爆笑するみっちゃんに救われ、逃げるようにその場を離れました。

今思えばセクハラで訴えられてもおかしくないですね。
妹の汚物を見るような視線が忘れられません。


弁明

弁明しておくと、私は普段家の中であってもだらしない格好をするタイプではないです。

ちょっとコンビニに行くだけでも部屋着から着替えるくらいで、友人達は理解に苦しんでいました。

それなのに何故あの日だけはだらしない格好をしてしまっていたのか……。

真相は分かりませんが、夏のせいにしておきましょう。


おわりに

他の記事でも散々書き倒しているように、妹とは火事の一件を機に良好な関係性になっていると思います。

お互いの誕生日と用がある時くらいしか連絡し合いませんが、便りがないのは良い知らせとも言いますし、それなりに元気そうなので良かったです。

今回のエピソードも私は覚えているけれど、妹は覚えていないでしょうね。

最後までお目通し下さった方、ありがとうございます。

またどこかでお目にかかれたら幸いです。

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