改札メンコバトル
どうも。
東野京(ひがしのみやこ)です。
今回は電車通勤をする中で気になっていることを記していきたいと思います。
電車と私
元々地方で育ったこともあり、電車は日常的に使うものではありませんでした。
地元に居た頃は自転車が基本で、自転車で行けないところは車で連れて行ってもらうような生活でした。
実家が飲食店を営んでいた頃は私も手伝うことが多かったのですが、中学時代は電車で店の最寄り駅まで行っていました。
電車で何処かに行ったのはそれくらいかもしれません。
田んぼに囲まれた改札も存在しない駐輪場とホームしかないような無人駅から2両ワンマン運転の電車で3駅程度揺られるだけのささやかな乗車です。
高校に入って行動範囲も広がりましたが、原動機付自転車(原付や原チャと言った方がしっくりくるかもしれません)を手に入れられたのでそれで事足りていました。
県の条例で高校生は免許の取得が制限されており、バレて謹慎処分を受けましたがそれはまた別のお話。
機会があればその時に話すこととしましょう。
その頃、電車に乗るのは名古屋に買い物に行く時くらいだったと思います。
大学生になって上京したことで買物や遊びに行く為に電車に乗る機会が増えましたが、大学のすぐ近くに住んでいたので通学で電車に乗ることはありませんでした。
大学を出てからは職場が北関東の某所だった為、もっぱら車通勤となりました。
一度転職をしたのですが、それでも自転車や車通勤でした。
電車通勤になった
前述の通り、これまで通学や通勤等で電車を日常使いするようなことがありませんでした。
しかし、今の会社に転職して状況が一変します。
職種も変わり、職場も住まいから遠方になりました。
埼玉県某所から大田区の某所まで電車で通勤をすることとなったのです。
乗換を一回はさみ、電車に揺られること1時間+α。
これを往復×週5日という日々です。
今は慣れましたが、慣れるまでは正直大変でした。
満員電車は窮屈ですが、こうして文章を記せたり、漫画を読めたりする点はありがたいです。
しかし、車のように大音量で音楽を聴いたり熱唱することはできません。
それぞれのメリット・デメリットは枚挙にいとまがないことでしょう。
一長一短だと思うのでどちらが良いというような優劣をつけるつもりはありません。
改札メンコバトル
電車通勤を始めて以来、気になっていることがありました。
改札を通過する際に財布やパスケースを必要以上に強く叩き付ける人達です。
財布やパスケースの材質にもよる部分はあるかもしれませんが、メンコを叩き付ける時のような「パァン!」という乾いた音が響き渡ります。
私はメンコ遊びをしたことがないので想像でしかないのですが、たぶんそんな感じの音です。
周囲の民は一切リアクションを起こさないのですが、大きな音が得意ではない私は毎回ビクッと反応してしまいます。
自分が苦手なせいか、そんなに強く叩き付けなくても良いのでは?と思ってしまいます。
心做しか改札も少し悲しそうに見えます。
普段は「ピッ!」という感じのタッチ音も「ピッ……」と鳴っているようにさえ思えてしまいます。
(実際の所は「パァン!」という音に掻き消されてタッチ音はほとんど聴こえないのですが)
そんな事が頭の中に浮かんできてしまい、改札メンコバトラーに遭遇する度に少しブルーな気持ちになるのでした。
心境の変化
当初は改札メンコバトラー達の気持ちを理解できずにいましたが、今ではなんとなく気持ちが分かるようになってしまいました。
仕事やプライベートが大変だったり、ICカードの読取りが上手くいかなくて「下がってもう一度タッチしてください」というやり直しになってしまったりすると、改札へのタッチに妙に力が入ってしまう事もあり得るように思えてきました。
それでも投げるように改札に財布を当てる人や、強く叩き付ける人はやりすぎだなと思ってしまいますが……。
おわりに
通勤を通じてたくさんの人とすれ違う中で、興味深い人もたくさんいたりして非常に面白いです。
反面、突然揉め始めたり等、見ているだけで不快になるような方がいることもありますが。
最後までお目通し下さった方、ありがとうございます。
また何処かでお目にかかれたら幸いです。
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