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人手不足と生産性と、農機具レンタルのあり方について。

最近、世間を賑わせている新型コロナウイルスこと「COVID-19」、3月2日より娘の学校もお休みになりまして、僕自身も色々とお休みをやりくりさせて頂きながら、在宅対応だったり、現場対応を仲間にお願いしたり、SNSのデマ情報に辟易したり、ここ1ヶ月ぐらい、色々と自分たちのあり方について考えさせられる日々が続いています。

僕が色々な情報に振り回され自問自答を繰り返している中、そんなことはまるで関係ないと言わんばかりに、アグリズの農機具宅配レンタルサービスは2月末の時点で前年対比265%というペースで成長してくれています。

2017年10月のリリース後、数カ月間リアル注文ゼロだったことを考えると、売上の金額よりも、予約の件数が215%に増えていたことが、飛び跳ねるぐらい嬉しかった。

僕の中で受注件数をKPIにしているのは、少なくとも去年の2倍以上の方に、「このお店で買ってみよう」と感じてもらえたということだから。

話を戻し、COVID-19の対応で、マスクを不当な価格で転売したり、意図してか意図せずかトイレットペーパーに関するデマを流し需要と供給のバランスが崩れたり、メルカリ・ヤフオクなど、CtoCで誰でも手軽に、自由に売買ができる時代だからこそ我々商人は「あり方」について考えます。

給食代わりの定食を無料で提供したり、学生に向けたコンテンツを発信したり、様々な商人たちが社会に貢献しようと一歩を踏み出す中、「農機具 × レンタル という組み合わせは、果たして誰の、何の役に立てるのだろう?」とずっと考えていました。

2017年10月のリリース後、数カ月間リアル注文ゼロだったことを考えると、売上の金額よりも、予約の件数が215%に増えていたことが、飛び跳ねるぐらい嬉しかった。

そんな時にこの初心を思い出し、「農機具を自由にレンタルできるプラットフォームで、今まで農機具を使えなかった、使いづらかった現場の生産性を上げる」という使命と向き合い、詭弁かもしれないけど、これそのものが僕の「あり方」で、社会に貢献できることなんじゃないかと改めて感じたのです。

今、もしかしたら学校が休みになって人手不足で困っている現場の方に、トラクターやハンマーナイフモアやラジコン草刈機を持っていけば、とても喜んで貰えるかもしれない。

僕の意思とは全く関係なく勝手に成長していく事業から、まるで我が子から学ぶかのように、自分の使命を改めて教えられたような、そんな話でした。

もし、この記事を読んで頂けた方で、お友達や自分が人手不足で困っている、そんな方がいたらぜひご連絡ください。

農機具をシェアする」ことで、何かお力になれることがあるかもしれません。

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