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商品の裏側のストーリーを知ることで、自分も他者も幸せになる

ひがしまる/東柊太

環境問題や貧困問題なんて、自分には関係ない。
ニュースで環境問題や貧困問題が取り沙汰される光景は良くみます。しかし、「自分には関係ない」とどこか心の中で感じているの人もいるのではないでしょうか?

そんな中、私たちの日常の消費行動と環境問題や貧困問題のつながりを知ってもらうため、人生を賭して活動されている方がいます。カナダ大学に通う、村田みほさんです。

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みほさんのこれまでと秘めた思いをご紹介することで、少しだけ環境問題や貧困問題に対する新たな捉え方を共有させてください。

天真爛漫な小学生時代

みほさんは地元、愛知県みよし市で自然に囲まれながらのびのびと育ちました。湧き出るような好奇心と純粋さを兼ね備えていたみほさんは、まさに心優しき少女でした。

そんなみほさんが貧困問題にはじめて触れたのは、小学生の頃でした。

マザー・テレサとの出逢いと貧困への悲しみ

のびのびとした小学生生活を送る中、小学校3年生のとき、図書室で衝撃的な出会いがありました。「マザー・テレサ」の伝記です。

そこには、自分の生活からあまりにもかけ離れた、インドの悲惨な状況がありました。
・あたり前のように赤ちゃんがなくなてる
・子供にハエが群がってる
・道端でおじいちゃんおばあちゃんが死んでる

「生まれた場所で人生が決まるってあまりにも不平等で悲しいな」
今の自分とのギャップに衝撃を受け、貧困問題への興味が芽生えました

そこからテレビや本で貧困問題について知って行くうちに、その悲しみ増していきます。そんな中で自然とみほさんの中で貧困問題の解決が夢になっていきました。

大きな機関に入って、貧困問題を解決したい。しかし...

中学、高校と貧困問題への興味は薄れることはありません。将来はJICAや国連で貧困問題の解決のために働きたいと思っていたみほさんは、貧困問題や国際関係学が学べる、大学を受験しました。

しかし、結果は不合格。自分の目指していた進学先がなくなり、途方にくれました。ただ、一直線に目指していた大学に落ちたことで広まった視野もありました。

「私の目的は貧困問題について学ぶこと、日本にこだわる必要ないじゃん。英語で本格的に貧困問題について学んだほうが、解決の道に近づくかも」

調べてみると、カナダの大学で貧困問題について学べることを知りました。そこでみほさんは、カナダの大学に進学することを決意しました。

日常生活の中でも、貧困問題に取り組める

カナダの大学に行くには、英語を学ばなければなりません。そこで、家の近くの語学学校に通い始めました。

「早くカナダに行って貧困問題について学びたいな」

語学を学ぶためだけに通っていた語学学校。しかし、みほさんそこで人生を大きく変える先生に出会います。その先生は環境問題に詳しい先生でした。
そして、その先生のお話はみほさんを驚かせるものばかりでした。

・貧困問題と環境問題は実は繋がっていること
・自分たちの生活の小さな消費の選択がどちらの問題の原因になっていること

これまで、貧困問題を解決するには国連やJICAに入って大きなことをしないといけないと考えていたみほさんにとって、自分の日常が直接貧困問題の解決に関わっているというのは衝撃でした。

また、環境問題を解決することが貧困問題を解決することにつながるというお話もみほさんにとっては目から鱗でした。

「自分たちの生活を少し変えるだけで、どちらの問題も解決できるんだ」

自分の力でも大きな問題に立ち向かえると知ったみほさんは、身近なところから自分のできることを始めていきました。

・マイペットボトルを持つ
・レジ袋を断る
・牛肉より鶏肉を選ぶ

無理のない範囲で、自分の日常の消費行動を変えていきました。

日常の中でできることを続けて見えてきた、商品の裏側のストーリー

身近な所から行動し始めたみほさんは、すこしづつすこしづつ自分できることの範囲を広めていきました。

・SNSでの発信活動
・講演活動
・環境マーチの主催

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自分の活動範囲が広まるにつれ、商品の裏側にあるストーリーの知識も増えていきます。


例えば、ファストファッションなどの多くの犠牲の上に成り立つ商品の存在です。ファストファッションは、途上国の子どもたちの、劣悪な環境下での働きの上で成り立っています。

その一方で、同時に温かみにあふれるような、素敵なストーリーのある商品の存在も知りました。環境への配慮や、誰かの為になりたいという思いのこもった商品です。

「商品の裏側に、悲しい思いも温かい思いもあるんだ」

みほさんはたくさんの商品の裏側のストーリーを蓄えていきました。

商品の裏側のストーリーを意識すると、心が満たされる

色んな商品の裏側のストーリーを知るにつれ、みほさんは買い物の際、その商品の裏側のストーリーを意識するようになりました。

「優しい思いのこもった商品はどれだろう?」
「この商品の裏側で悲しんでいる人はいないかな?」

そんなことを考えながら買い物をしていると、自然と心が安らぎました。

「ちょっと商品の裏側のストーリーを意識するだけで、幸せな気持ちになれるんだ」

それを知ったみほさんは、無理のない範囲でヴィーガンを始めるなど、裏側のストーリーを意識した消費行動をとるようになりました。

多くの人に商品の裏側のストーリーを知って貰いたい

貧困問題や環境問題に深く興味をもつみほさんは、色んな商品の裏側のストーリーを知っています。

ただ、活動をする中で多くの人が環境問題と貧困問題が自分の日常の消費行動に深く関わっていることを知らないということに気が付きました。

「自分の日常の行動を少し変えるだけで幸せな気持ちになれるのにもったいないな」

商品の裏側のストーリーを知り、日常の消費行動を少しだけ変えてみる。
その小さな変化で、自分も商品の裏側にいる人たちも幸せになる。そしてそれが、環境問題や貧困問題の解決につながる。

それを知っているみほさんは、今日も自分のできる範囲で商品の裏側のストーリーを発信しています。

自分の日常の行動が、貧困問題と環境問題の解決につながるというメッセージを込めて。(to be continued...)

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