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【番外編】さあ、シティプロモーションをはじめよう!〜河井孝仁先生講演会レポート


9月28日(土)、稲取EAST DOCKにて、静岡県労働者福祉基金協会 主催のNPOプレゼント講座 2019 「河井先生と考えよう!シティプロモーションでまちを変える」を開催しました。今回は東伊豆未来会議の番外編レポートとして配信します(イベント進行・テキスト 鈴木美和)


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会場は定員オーバーの満員御礼!町長や役場の職員のみなさんをはじめ、東伊豆の企業経営者や住民の方々、伊豆の他地域でご活躍の皆さん、首都圏からおこしいただいた方など、多くの方にご来場いただきました。高校生も来てくれて大感激。椅子と座布団が足りなくなるほどの盛況ぶりでした。


河井孝仁先生は、東海大学広報メディア学科の教授で、公共コミュニケーション学会会長理事。

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シティプロモーションの日本における第一人者の河井先生の周りには、全国の自治体の方々が、いつもたくさんいらっしゃいます。


私は前職で河井先生と知り合いました。

河井先生との交流や学びを通じて地域活性に成功された自治体の方々のお話を聞く機会があり、

「いつか、ぜひ、河井先生に東伊豆にお越しいただき、東伊豆のさらなる活性化に向けた新たな火を点したい!」と願っていました。

その願いが叶い、見事、来場者のハートに火が灯るイベントになりました。

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第一部の講演会で河井先生は、「シティプロモーションとは、まちにマジになる人を増やすこと」とおっしゃいました。

「定住人口を増やすことでも、まちの名前を売ることでもない。」
「地域の関与者を増やし、意欲を獲得して、地域推奨量・地域参加量・地域活動感謝量の総量『地域参画総量』を増やすことが重要」と教えてくれました。

「熱を持ったしなやかな地域の土台を増やすこと」「地の人が、地元の魅力を語りたくて仕方がなくなる仕組みづくり」がシティプロモーションの本質なのだそうです。

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河井先生が提唱する『地域魅力創造サイクル』には、①まちの魅力の発散 ②共有 ③編集 ④研磨 のプロセスがあります。

「多様な人々の視点で、できる限り〝まちの魅力〟をあぶり出し(=①発散)、関与者で共有し(=②共有)、その魅了がどんな人たちにしっくりくるのか、幸せにするのか、を明確にして、地域内外に効果的に訴求し(=③編集)、行政や住民によるまちの推奨を促進していく(=④研磨」)」プロセスです。

「地域の要素が個別になっていても力にならない」「つながって構造になる」「想いを結び合わせる」「他のまちには無い、というところまで、魅力を磨きあげる」などなど。心に響くキーワードをたくさんいただきました。

きっとみんな感じたと思います。
「このまちのシティプロモーションに関わろう!」と。

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河井先生の熱い講演の後は、第二部のパネルディスカッション。会場も巻き込んだ白熱したディスカッションが繰り広げられました。

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東伊豆町の観光商工課・森田課長からは、東伊豆町の観光の現状について、教えていただきました。

東伊豆町が、いかに観光産業に支えられているか、想像以上の数字に驚きました。

また、働き手の高齢化や、観光業の競争の激化、若年層の認知度低下などの課題も共有できました。

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ローカルデザインネットワークの副理事長・守屋からは、このまちとの関わりができたきっかけや、空き家を改修してダイロクキッチン・EASTDOCKを作った目的、ローカルデザインネットワークがこれから目指すべき姿「暮らしたいまちと暮らす」について、説明しました。

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伊豆急行の運輸部副部長・山田岳史さんからは、伊豆急の地元応援の姿勢や、伊豆急グループが進めているオリーブ事業のこと、また、ご自身も稲取のミカン農家でオリーブ事業の協力農家であることなども、お話いただきました。

「今日は鹿が線路に立ち入り、電車が遅れてすみません」という発言に、会場から笑いがこぼれる場面も。

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各パネリストからは、

森田「シティプロモーションというと町を知ってもらうことに目がいきがちだが、まずは町民の意識を高めることが重要ということに気付がついた」

山田「まず自分の弱いとこを知ってから、弱みを補完できる協働相手(候補)を探す、ということが発見だった」

守屋:
「自分は関与人口の側。なぜ自分が関わっているのかといえば、このまちが面白いから。楽しいことをしていれば仲間は増えていく、それがまちをかえていく、と考えている」

といった意見がありました。

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参加者の皆様が口々に「もっとたくさんの人に聞かせたかった」と言ってくれたイベント。

河井先生の熱量が、参加者のみなさんに確実に届いたこと、そして、ここから新たな伊豆が始まったことを、肌で感じました。

河井先生、ぜひまた、伊豆にいらしてください。そして、地域の人たちのハートにますます火をつけてください!

みなさん、未来の活気あるまちづくりのために、まずは地域の魅力100個発掘からスタートしませんか?

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講演会の後には、参加者のみなさんで懇親会。

東伊豆の地域おこし協力隊として活躍中で、EASTDOCKのカフェ「m’s slow food」の経営もされているフードコーディネーターの本多まゆみさんがご用意くださったお料理と飲み物で、みんなで乾杯しました。

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今日の懇親会プレートは、いつもにも増して、華やかでした。

味ももちろん、とっても美味しかったです!

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ちゃぶ台を囲み、美味しい料理に舌鼓をうちながら、河井先生とのお話に花が咲くみなさん。

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「地域は、思いの参画がつくる交響によって作られる」とおっしゃった河井先生。

こうして少しずつ、まちにマジになる人が増えていくことで、まちがますます元気になっていくといいですね。

河井先生、パネリストのみなさん、ご来場いただいた皆様、今日は本当にありがとうございました。

(イベント進行・テキスト 鈴木美和)

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続。


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ちょっと先の未来の東伊豆での暮らしを創造する会議。 「暮らしたいまちはみんなでつくろう」を合言葉に東伊豆とジブンの暮らしを想像する場です! 今年度は地域の空き家や空き店舗の利活用をテーマに会議を進めていきます!
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