第4章 HSTメソッドの特徴③
ここまで第1章で心療内科受診者の数と現代人の疲れ。第2章で普通の筋トレがダメダメな理由。第3章で美ボディ=健康ではない。とまぁ基本的には疲れの原因から通常の筋トレでは改善できない。ということまで書き綴ってきた。
そこで本書のメインテーマである疲労が取れ絶好調になれる唯一無二の筋トレについて。そう、HSTメソッドについて書いていく。
3.可動域
まず可動域とは関節可動域のことをいう。
ひとつひとつの関節可動域を最大限に使用していきたい。
そのためにこの筋トレが活きてくる。
誰ひとりとして同じ体の硬さの人はいない。
ひとりひとり体の硬さは違う。
生まれつき体が硬い方、または運動をしなくなって体が硬くなった方など内容は様々だろう。
しかし、その人にあった最大限の関節可動域を目指していきたい。
【ストレッチの種類について】
一般的なストレッチは大きく分けて2種類に分類される。
1.スタティックストレッチ(静的ストレッチ)
皆さんが想像するストレッチはこのストレッチだろう。
起源はインドのヨガからきている。
自分の体の負荷をつかいゆっくりと伸ばしていく。
伸びきったところで15秒から20秒ほど停止するというものだ。
このストレッチをすることで表面的な筋肉はほぐれていく。
しかし、深部の筋肉まで到達するかと言われれば疑問符は残る。
2.ダイナミックストレッチ(動的ストレッチ)
皆さんが想像するに、このストレッチ運動とか体操にあたるのではないだろうか。
よくおこなわれているのがサッカーの試合前だったりのアップ運動でおこなわれている。このような動作↓
壁や人を利用する場合もある。
このストレッチの何よりも大切なことは動きながら関節可動域をフルに使用していくということ。
だから、力を抜きながら体を振りならがおこなうことが特徴的だ。
私はこのストレッチを推奨している。
なぜならこのストレッチのほうが実用的だし、何よりも力を抜いて体を使うことができる。
そうすることで筋肉の表面でなく、筋肉の深部までストレッチすることができるからである。
・HSTメソッドはダイナミックストレッチ?
HSTメソッドはこのダイナミックストレッチから取り入れた要素も実は大いにある。
無駄な力を入れずに脱力することや、可動域をフルに使うことなど。
しかし、ダイナミックストレッチなのか。と問われればそうでない。と言える。
なぜなら「筋トレ」だからである。
筋トレなのでもちろん負荷になるもの(ダンベル・バーベルなど)を使用する。
その際にダイナミックストレッチほどに脱力してしまうと体はバランスを崩して倒れてしまう。
そうではなく負荷を扱いながらもバランスをとれる状態をキープしつつ、動作していくのだ。
なかなかむすがしそうだろうが、確かに慣れるまでは難しいと思う。
私がみてきたクライアントも皆さん口を揃えたように言うから間違いはないだろう。
そのため、HSTメソッドが体験できる駒込エリムガーデンでは3ヶ月以上の利用をオススメしている。
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http://www.fitjuku.com
サポートは新たな経験をする足しにさせていただき、記事として還元します!