タフラブ〜絆を手放す生き方〜信田さよ子を読む
帯の「親子でも夫婦でも、友人や上司・部下と同じ。私は『私』、相手も『私』。侵入しない・させない関係をつくる。」の言葉が強く響いた。
自分のこれまでの子どもたち、妻、そして家族とは?という問いに対する考え方、捉え方、繋がり方、関係の取り結び方を再考する。
特に、「では、父の愛はどうだろうか。『父性』という言葉からは理性がイメージされる。感情でただ『かわいい』と抱きしめる母性の愛に対し、父性は理性的な愛で、子どもを正しい道に導くもの、というイメージだろう。しかし、実はこの『理