将来の夢
先日、たまたまTwitterでみた琉球大学に通う女の子が「応援note」という企画をやっていたので参加させていただいた。ZOOMでインタビューをしてもらい、文字起こしをして、noteを書いてもらうという企画だ。(https://note.com/sammas/n/n90450243fb9e)
そのインタビューの中で、
「将来の夢は何ですか?」
と言われて、やや迷いながら、
「良い意味で決めていない。人とのご縁の中で決まると思う。」
と答えた。良いか悪いかは別として、他力本願な考え方だなと答えた自分が思うばかりである。
将来の夢、目標は人生という大海原の行き先をある程度決める大きなものであると思う。東に行くか西に行くか。あのコロンブスは、大航海時代にインドについたと思ったが、そこは全くインドではなく、アメリカ近くのコロンブス諸島であった話は言うまでもなく有名だ。
コロンブスのように、行き先を決めずたどり着いた先は自分の目標としていたところ。なんてこともある。
しかし、自分の心のどこかで、将来の夢をはっきりと答えることができなかったことが悔しかったし、もどかしかった。
そのインタビューを受けてから約数日間、「将来の夢は何だろう?」と自問自答が始まった。
《見つけた答え》
そして、僕が見つけた答えは、至ってシンプルなものだった。
「自分の『言葉』で誰かの人生をより良くする」
これはまだ抽象的だろうか?具体的な職業ではない。といより、どの職業であってもこの夢は達成できると考えている。
現在、数多くのインターンやプロジェクトに携わり、多くの経験をさせていただいている。旅を広める会社「TABIPPO」では、仕事に対する誇りをも持ちながら、常にスキルアップを図る皆さんと仕事ができたり、海外教育実習プログラム「GTP」では、コロナ禍であっても参加希望者に対して何か提供できないか考えたり、、、。
自分よりも多くの経験を積んだ人たちが、おかげさまで周りにいることで非常に刺激をもらいながら毎日を過ごしている。
TABIPPOでもGTPでも自分が尊敬する人たちの言葉は非常に説得力がある。時には勇気づけられ、時には叱咤激励をしてもらい。言葉には大きな力があるとともに、その言葉は、彼らの経験そのものが言葉に対して説得力を持たせている。
自分が悩み苦しんだ時も言葉に救われた。
以前のnoteでも紹介したが、高校生の時に「死にたい」と思うほど悩み苦しんだ時期があった。その時は、本の言葉が自分を救ってくれた。(https://note.com/higachun0416/n/n41fe4b3bf248)
決して、優しい言葉の並びではなかったと思う。しかし、その時の自分にとっては、何よりの心の拠り所であったし、誰に何を言われようと、その本のなかの言葉だけを信じてもがき続けた。
その結果、自分の悩みは解決し、より良い人生を送ることができている。
このように、言葉には物凄いパワーがあると自分の様々な体験を通じて経験してきた。しかし、薄っぺらい言葉だけでは人には響かない。
紆余曲折色々な経験をしたからこそ言葉に価値が出て、言葉の一つ一つが重みも増すのだ。
将来、どんな職業につくかはわからない。しかし、どんな場所にいても、どんな立場でも、素直に経験することを忘れず、色々なものに立ち向かいながら、経験を積んでいきたい。
そして、あの時、自分を救ってくれたように、自分の言葉で誰かの人生をより良くするような人間になりたい。
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