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観光人材のロールモデルになる

僕のバックグランドは「旅人」。学生時代から旅好きコミュニティの代表を務めたり、観光系企業との取り組みを行ってきました。今、注目されている観光業界にいることは何かのご縁だと感じています。自分が旅で経験したことを、今度は誰かに還元するために。観光人材のロールモデルになりたいと強く考えています。

●不足する「高度観光人材」

業界内外から指摘されている大きな課題が「人材不足」です。これは観光業に限らず、どの産業でも言われている話ですが、観光業は特に深刻です。

コロナ禍を挟み、観光そのものが再定義されている中で従来の旅の在り方が変化しています。さらに、サービス業という側面もあり労働条件の悪化、先の見えないキャリアに関する不安があることも事実です。

観光業というと旅行会社やホテルが、クローズアップされますが、実はもっともっとたくさんのプレイヤーが存在します。観光地づくりのために行政などと連携して観光地マネジメントを行う「DMO(*Destination Management Organization)」、僕が働いているような自社ノウハウを活かして観光地づくりの伴走支援をする企業など多くのプレイヤーが存在します。

それぞれのプレイヤーの認知度、魅力が適切に伝わっていないことも課題の1つなので、ロールモデルになるためにそのような観光業界にいるプレイヤーの存在もどんどん伝えていきたい。

●「観光業」は産業の総合格闘技

観光は、地域資源を発掘しいかに魅力的にアピールしていくかが必要な産業の垣根を超えた総合格闘技です。

サービス業の側面にフォーカスされてしまいますが、観光地を形成していくには、何より地域のことを知らなくてはいけません。そこには、一次産業、二次産業も当然含まれます。そして、その魅力を伝えていくためは、マーケティングの知識や経験、ビジネスと成り立たせるためには、事業づくりに関する知識や経験、何より大切なのは地域の皆様や行政との連携をしていくコミュニケーション力や調整能力が問われます。

産業や業種業態の垣根を超えた総合格闘技なのです。

まだまだ知識も経験も浅いですが、ロールモデルになるために、インプットとアウトプットを繰り返して、高度観光人材を目指します。

●どうしたら高度観光人材になれるのか

では、どのように高度観光人材を目指すのか、そして自分がロールモデルになった暁にはどのように還元してくのか…。

①観光地づくりの圧倒的な経験

まず観光地づくりのスペシャリストになるために、圧倒的な経験を積みます。僕がコンサルタントとして地域づくりに関わりたいと決めたのは、多数の地域の観光地づくりに携われるからでした。

冒頭で触れた通り、僕のバックグランドは「旅人」です。風のようにたくさんの地域を訪れ、地域といわゆる"関係人口"的な関わり方をしてきました。その強みは、他地域の事例や強みを他で転用できること。将来的には、どこかの地域(or国)の観光地づくりに専念したいですが、まずは多くの地域の観光づくりをしていきたいと考えています。

②業界の人的なHubとしての役割

まずは、観光業界の若手のパイオニアとしてたくさんのことを吸収していきたい。そして、今日の観光業を支えてきた方々とのご縁をいただき、観光の未来をお話ししたい。さらには、自分が人的なHubとなり、同世代や若い世代に観光の可能性と魅力を伝えていきたいと考えています。

まだまだ僕と同世代の観光業界プレイヤーは少ないですし、もっともっと若手から業界の魅力を発信していく必要があります。僕の強みは若いこと(笑)。信頼されるような実績と人間性を磨き、人的なHubとしての役割を自ら作っていきたいと考えています。

③「観光業」を正しく理解すること

そもそもの観点として、観光という学問をしっかり学びたいと考えています。観光業=総合格闘技と触れましたが、観光に関するアカデミックな知識を有する人材も不足していると感じています。

・「観光」そのものが人々に与える影響
・世界の観光業とその事例
・観光業界の未来への展望と予測
etc

国内外の観光業に関する研究の第一人者や、観光業が盛んなカナダ、ニュージーランド、米・ハワイなど、経済的にも文化的にもすでに業を成している国や地域は多々あります。いずれ留学なども行い、観光業を正しく理解することもしていきたいと考えています。

●「観光」は光を観ること

その字の通り、観光とは光を観ることです。テクノロジーが加速し、本当に世界中どこでも働くことができる時代がきました。定住の概念が覆され、ノマドと呼ばれるような生き方をする人も増えてきています。

特に日本は、地域の定住人口1人に対し、外国人観光客8人が訪れることで、経済合理性が成され、地域が消滅する可能性も少なくなります。

ふるさと・日本は、本当に素晴らしい国だと実感します。そこには、大切な家族やパートナー、友人もたくさんいます。明るい光をこれからも照らし続けるために、少しでも貢献できれば幸いです。

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