第一志望の会社に入れなかった新社会人へ
就活中の皆さん、社会人になることにワクワクしていますか?
もしも、ワクワクしているならこの記事を閉じて、自分の夢を実現するために頑張ってください。
本記事はそのような方向けではなく、第一志望だった会社から内定を貰えずこれからの社会人生活にワクワクしないと感じている方に書いています。
絶望の就職活動
なぜ私がそんな方にメッセージを送れるのかというと、私も社会人になることに全くワクワクしていない1人だったからです。
私は2021年に就活をしていた、いわゆる22卒の就活生でした。
どんな学生だったかというと、体育会サッカー部に所属をしていて、1年の語学留学を経験し、TOEICは770点持っていた、といったところです。
手前味噌で恐縮ですが、こうみると就活に強そうな学生に見えそうですが実際はまーーったく真逆。
実は、、、、32社の会社の面接に落とされたのです。
20社落とされたくらいから、さすがにまずいと思い、地元の小さな遊園地のキャストに応募しました。応募資格は高卒以上です。
正直言います。内定取るのが簡単そうだから受けました。(こんな就活生のために時間を作ってくださった人事の方すみません)
周りの友人からは「大金かけて留学したのにキャスト?笑」とバカにされましたが、当時の私は内定を取るのに必死だったので応募しました。
結果はというと不合格。
続いて地方の卵の販売員の仕事を応募しました。
これもまた落ちました。
人生で初めて「死にたい」と頭に浮かびました。
そこからなんとか友達からの助けも貰いながら、内定を獲得することができました。内定を得た時は、不合格だった面接の数は32社です。
(そんな失敗を綴った書籍を2022年に出版をしたので、絶賛就活中もしくは皆さんの後輩にオススメしてくれるととても嬉しいです!)
ワクワクのしない会社員生活のスタート
このように、内定をもらうまでに32社も落ちてきたので、もはや第2・3志望という世界ではなく第30志望の会社に就職することになったので当然ワクワクしない社会人のスタートでした。
給料は、手取り(残業代込み)19万円。
都内に会社があるので、当然贅沢なんて全くできずウサギ小屋のような家でひたすら節約をしていました。
ただ、給料が低いと会社のせいにして嘆いていても状況は変わらないですし、実際年収のオファーを会社からもらい承諾している以上、年収を決めているのは自分なのです。
だから、給料が低いと言うのは辞めて、まずはできることから始めようと思い転職にまつわる本を入社前に買っていました。
読んでみると、転職するには実績があることが前提ということが書かれており、とにかく転職をするために実績づくりをしようと決意。
それから半年くらい経ってから、自分の頭で考え行動をして売上をあげることができ、その実績をもとに転職活動を始めました。
いざ面接を行ってみると自分の望むような待遇ではなく辞退しましたが、引き続き転職サイトで常に求人はチェックをしていました。
2023年の2月頃には、現職の経験が活かせて自分の興味のあった仕事につける求人があり応募。翌月には無事内定の連絡をいただけました。(転職活動記はこちらからどうぞ)
新卒の就活はただの通過点
ここまで色々と書いてきましたが、なにが言いたいかというと新卒の就職活動でその後のキャリアは決まりません。
キャリアは自分でつくっていくものです。
もし、就職活動がうまくいかなかったからどうせ転職もうまくいかないと思っていたら、ずっと手取り19万円でウサギ小屋で住む人生でした。
が、私は32社落ちたとしても年収は上げられると信じて1年でおよそ2倍の給与アップを実現しました。
就職活動はうまくいかなかったことと、今後のキャリアは切り離して考えてください。
そして、やりたいことがあるなら今すぐその求人を見て求められるスキルを把握してその実績をつくるのです。
そうすれば、やりたい仕事につけます。
だから、これから新社会人になる方々はあまり落胆せずにいてほしいです。
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