さいしょはクー(空)

さいしょはグーッ、じゃんけんポンッ!
くらいの勢いでポンポン作れたらいいなー

と空想しつつ、登録したまま放置していたnoteを書きはじめました。

ライティングの練習をしようかと、
絵よりも言葉が先に思い浮かぶことが結構あるので書きつづろうかと、
漫画を描く時はかなり言葉を削るので溜まっていたフラストレーションを解き放とうかと。

色々思惑はあるような気もするが、何より楽しく気ままに書きたい。


先日「クリエイターEXPO」という展示会に出て、
正直、自分を推すのはきつい(拭いきれない自信の無さ)、
何か他を推した方が楽しいと実感したので、
推しについて語りたい。

私の最推しの言葉は、「空(くう)」である。

空は、身軽で、強い。

ジャン・コクトー「恐るべき子供たち」では、空っぽの部屋でカラカラ笑う、空。(うろ覚え)

20代の頃、失うものは何も無いと思って己を強化してた。若気のいたり真っ盛り。

西遊記で三蔵法師が天竺で手に入れたありがたいお経「般若心経」では、色即是空の空。

30代半ばに描いた、拙著「ゆる仏道」の空のくだりをチラッと見返すと
(しっかり読み返すのは恥ずかしさと反省が渦巻いて苦行)
あらゆるものは実体が無い、移り変わる。だからとらわれるな。
って書いてた。

そして今、不惑。
いい塩梅で忘れっぽくなってきて、頭を空白にしやすくなった。
全然まだまだ惑うけど、もの忘れて空白。

そんなこんなで、空手はじめました。

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